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Wikipedia:著作権/2008年7月13日までの文書対象

これはこのページの過去の版です。Sphl (会話 | 投稿記録) による 2003年10月23日 (木) 11:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (style(kludge))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。


ウィキペディアの目標は自由に利用可能な百科事典形式の情報源を作成することです。我々が使うライセンスは、フリーソフトウェアのフリーライセンスと同じ意味で、コンテンツへの自由なアクセスを許可するものです。つまりウィキペディアのコンテンツは、他の人々に対して同様の自由を認め、ウィキペディアがそのソースであることを知らせる限りにおいて、複製、改変、再配布することができます。それゆえにウィキペディアの記事は、永遠にフリーであり続けるでしょう。改変や再配布などの利用に際して多少の制約条件はありますが、そのほとんどは、このような自由を保証するためのものです。

上の目標を実現するために、ウィキペディアに投稿されたオリジナルの文章は GNU Free Documentation License (GFDL) の下に一般にライセンスされます。このライセンスの全文は Wikipedia:Text of GNU Free Documentation License にあります。

Free Software Foundationが発行するGNU Free Documentation Licenseのバージョンの1.1以上に基づき、改変前の原稿や表紙、背表紙の文章なしで、すべてのウィキペディアの素材におけるテキストのコピーや配布および(もしくは)改変を最大限認めます。

GFDLの文章のみが、法的には拘束力のある文章であり、以下の文章すなわち「利用者と寄稿者の権利と義務」はGFDLに対する我々の解釈に過ぎません。

1.複製、改変、再配布などの利用をされる方へ

利用者の権利と義務

ウィキペディアの記事を自分の本/記事/ウェブサイトや他の出版物で利用したければ、そうすることは可能ですが、GFDL に従って以下の責任を負う必要があります。

  • あなたの記事も同様に GFDL 下でライセンスされなければなりません。
  • あなたは、元になった記事の著者の貢献を認めなければなりません(セクション 4B)、そして
  • あなたは、素材の元となった「改変可能な原稿」へのアクセスを提供しなくてはなりません(セクション 4J)。(ウィキぺディアの記事の「改変可能な原稿」は、そのウィキテキストです。)

後者の二つの義務は、本サイトja-two.iwiki.icuにおけるその記事のホームに戻るリンクを目立つように提供することで満たされます。

注意書きの見本

例えばウィキペディアの記事「Foo」を利用した記事の場合、注意書きは以下のようにしてください:

この記事は<a href="http://www.gnu.org/copyleft/fdl.html">GNU Free Documentation License</a>の元にライセンスされています。ウィキペディアの記事「Foo」からの素材<a href="http://www.wikipedia.org/wiki/Foo">が使われています。

(もちろん「Foo」およびウィキペディアのURLは、適宜取り替えてください。)

素材の公正使用と特別な要求

ときおりウィキペディアの記事が、「公正使用」の法理が使われた結果として、外部からの引用画像、引用音声、もしくは引用テキストを含むかもしれません。この場合、その素材は外部のソースにあると考えてください。(外部のソースは画像の説明ページ、履歴などしかるべき場所に記載されています)しかし、我々 にとって公正利用になっている引用などでも、あなたの意図するメディアでの利用が公正でない可能性はあります。利用にあたってはご注意下さい。

これは例えば、われわれが公正使用の下に利用した画像をあなたが利用する際には、それが公正使用になることをご自分の責任で確認される必要がある、ということです。例えば、ウィキペディアはGFDLなので商業利用が可能なわけですが、ウィキペディアで公正使用されている画像は、商業利用はできない可能性もあります。

ウィキペディアには、GFDLに矛盾しないがウィキペディアでは通常要求していない条件(例えば、改変前の文章や、表紙、背表紙の文字を含まなければならないなどの条件)を要求したいくつかのテキストが利用されている場合もあります。このような素材を利用するとき、あなたは一字一句改変前の素材を含ませる必要があります。


2.投稿される方へ

寄稿者の権利と義務

もしあなたが、ウィキペディアに素材を提供した場合、あなたはGFDLの元に公共に対して(改変前の原稿や表紙、背表紙の文章の必要性を要求することなしに)利用を許可することになります。それゆえ寄稿のためには、あなたはこのライセンスが意味する

  • あなたが自分で素材を作成した結果として、著作権を持っている。または
  • あなたが、例えば、素材がパブリックドメインに置かれているか、GFDLの元に出版されている結果として、GFDLの下にライセンスする事を許されたソースから素材を取得した。

という位置にいることが重要です。

第一の場合、あなたは自分の記事に対して著作権を保持します。あなたは後にそれを別な形で出版して、それをまた別の自分の好きなライセンスで再ライセンスすることが出来ます。しかし、あなたがここで公開した版に対してはGFDLライセンスの適用を撤回することは出来ません。すなわち素材は永遠にGFDLの下にあります。第二の場合、もしあなたが外部のGFDLな素材を編入するならば、あなたはGFDLに則って著者に感謝し、オリジナルの著作物の場所へ戻れるようなリンクを置く必要があります。もし、オリジナルな著作物が改変不可を要求している場合、ウィキペディアの記事でもそれを要求する必要があります;しかし、改変不可の素材を伴ったGFDL下の文章を、改変可能なオリジナルなコンテンツに取って代えることはとても魅力的なことです。

他人の著作物を使うとき

もし、あなたがご自分の著作物の一部を公正使用で使う場合、または、あなたが著作権のある仕事を著作者から我々のライセンスの元に使うことを特別に許可されている場合、あなたは、その事実の記録を作るべきです(名前と日付とともに)。私達の目的は、ウィキペディアの素材を出来るだけ自由に再配付できるようにしておくことです。それゆえに、元の画像や音声ファイルはGFDLの元にライセンスされているか、パブリックドメインに置かれている方が好まれます。GFDLの条項の下にそれらの仕事の使用許可を求めるための著作権保持者への問い合わせの見本はWikipedia:Boilerplate request for permissionを見てください。

他人の著作権を侵害するやり方で素材を絶対に使わないで下さい。それは、法的な責任問題を作り出したり、このプロジェクトを深刻に傷つけることになります。もし、疑いがあるならは、自分自身でそれを書いて下さい。

著作権法は、アイデアもしくは情報自身ではなく、アイデアの独創的な表現に当てられることを覚えておいて下さい。それゆえ、百科事典の記事や他の仕事を読んで、それをあなた自身の言葉で再構成し、ウィキペディアに提出する事は完全に合法です。(どの程度の再構成が一般的状況の下で必要かという議論に関しては剽窃および公正使用を見て下さい。)

著作権のある仕事へのリンク

著作権のある仕事へのリンクは、そのページがだれかの著作権を破っていないことをあなたが常識をもって判断したなら、通常問題はありません。もしそのページが著作権を破っているなら、どうかリンクをしないで下さい。この様なリンクが著作権侵害に加担しているのかどうかは現在法廷において論争中ですが、多くの場合、だれかの仕事を不法に配布しているサイトへのリンクは、我々に悪影響を及ぼします。


3.著作権を侵害している投稿について

著作権侵害を見付けた場合

著作権侵害の可能性がある各記事を取り締まることは、一般のウィキペディアンの仕事ではありません。しかし、もしあなたが著作権侵害の可能性に気付いたなら、少なくともそのページのノートに問題を提起すべきです。そうすることで、他の人がその状況を調べ、もし必要なら措置を講じることが出来ます。最も有益な情報は、あなたがその文章のソースであると信じる物のURLもしくは他の参考文献を提出する事です。

状況を説明するための通知の標準的文章がWikipedia:Boilerplate textページにあります。

幾つかの場合、間違った問題提起であるでしょう。例えば、もし寄稿者が他の場所でGFDL以外の条項下で出版された文章の実際の著者であるなら、ここにGFDL下でそれを寄稿することは彼の権利に影響はしません。その上、ときおり、あなたはウェブ上の他の場所でウィキペディアからコピーされた文章を見る事もあるでしょう。これら両者の場合、将来のこのような間違った問題提起を避けるためにも、その事をノートページに記しておく事は良い事です。

十分な警告の後も著作権のある素材を提供し続ける寄稿者は、プロジェクトを保護するために、編集からブロックされます。

投稿の削除について

ウィキペディア日本語版では、他のウェブページと同一(または非常によく似た)文章が投稿された場合、その投稿が記事ごと削除されることがあります。

もしも外部のウェブページの著作権者から承諾を得た上での投稿である場合、あるいは著作権者本人の方が投稿される場合には、その記事内、ページのノートなどに、その旨を明記して下さい。

明記がない場合、通常、記事のノートのページ、Wikipedia:削除依頼などで、投稿されたものと外部サイトのウェブページが似ていることが指摘され、他の人によって確認されます。

投稿した方の返事や著作権者の方からの連絡によって著作権上の問題がないだろうということが明らかになる可能性もあるので、指摘があってから1週間以内に削除されることはありません。但し、1週間以上経ってもそのような形での問題解消がなければ、基本的には削除されることになります。

なお、こうした削除の方針は、ウィキペディアの二次利用価値(印刷、販売するなどの商業利用も含め)を維持するため、また管理者などの法的責任(著作権法、プロバイダ関連法など)を果たすために行っているものです。ですが、二次利用価値や法的責任について解釈の余地がないわけではなく、また、上に挙げた原則だけでは判断が難しいケースが出て来ることも予想されます。そこで、これらの方針は、何があっても厳守される鉄則のようなものではなく、今後も参加者の間の議論を経て方針が追加、変更される可能性がある、暫定的なものだと考えて下さい。

よりよい削除の方針や手続きについて検討するための議論はオープンなもので、公開の場で行われます。執筆、編集などの経験があり、ウィキペディアがどのように動いているか、どのような状態にあるか、どのような可能性があるか、などについて意見があり、一緒に考えてみたいという方の参加は歓迎です。

参照

著作権に関する質問に対する詳しい議論

更なる議論は

を参照してください。


外部リンク


著作権法

  • 第一条 この法律は、著作物並びに実演、レコード、放送及び有線放送に関し著作者の権利及びこれに隣接する権利を定め、これらの文化的所産の公正な利用に留意しつつ、著作者等の権利の保護を図り、もつて文化の発展に寄与することを目的とする。
  • 第二条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
  • 一 著作物 思想又は感情を創作的に表現したもの'であつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
  • 二 著作者 著作物を創作する者をいう。
(略)
  • 七 商業用レコード 市販の目的をもつて製作されるレコードの複製物をいう。
  • 七の二 公衆送信 公衆によつて直接受信されることを目的として無線通信又は有線電気通信の送信(有線電気通信設備で、その一の部分の設置の場所が他の部分の設置の場所と同一の構内(その構内が二以上の者の占有に属している場合には、同一の者の占有に属する区域内)にあるものによる送信(プログラムの著作物の送信を除く。)を除く。)を行うことをいう。
  • 八 放送 公衆送信のうち、公衆によつて同一の内容の送信が同時に受信されることを目的として行う無線通信の送信をいう。
  • 九 放送事業者 放送を業として行なう者をいう。
(略)