象牙海岸 (曖昧さ回避)
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象牙海岸(ぞうげかいがん)
地名
西アフリカのギニア湾に面した海岸の歴史的名称で、コートジボワールとガーナの沿岸部に当たる。黄金海岸、奴隷海岸、胡椒海岸(穀物海岸)と同じようにこの沿岸の主な貿易商品が象牙であったことに由来して命名された。
- 象牙海岸共和国 - かつて日本で使用されていたコートジボワール(仏:Côte d'Ivoire)の外名。1986年に当該国政府からフランス語の国名を意訳しないよう要請されてから使用が控えられ、法文上の名称としては2003年の在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律別表1の改正により廃止された。
- 英語のIvory Coast(アイボリーコースト)やスペイン語のCosta de Marfil(コスタ・デ・マルフィル)など、他の言語でもフランス語の"Côte d'Ivoire"と同じ意味の外名が民間で頻繁に用いられる。
作品名
- 詩集 象牙海岸 - 竹中郁の詩集。1932年刊。
- 象牙海岸 - 竹内まりやの楽曲。アルバム『LOVE SONGS』収録。