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アヌン語

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アヌン語
a31nuŋ31[1]
話される国 ミャンマーの旗 ミャンマー中華人民共和国の旗 中国
話者数 ミャンマーに400人(2010年)、中国に50人(2007年)[2]
言語系統
シナ・チベット語族
言語コード
ISO 639-3 nun
消滅危険度評価
中国 極めて深刻
ミャンマー 重大な危険 (Moseley 2010)
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アヌン語(Anung)あるいはアノン語(Anong, 中国語: 阿侬语)とはミャンマー中華人民共和国に暮らすヌー族の固有言語の一つである。母語話者の多くがリス語へと第一言語取り換えつつある[2][3]。この言語と系統が近いのはトールン族トールン語英語版ラワン族英語版ラワン語英語版である。

音韻論

形態論

統語論

語順

SOV型である[2][4]

脚注

  1. ^ Chen (2015:109)
  2. ^ a b c Lewis [et al.] (2015)
  3. ^ オースティン(2009)
  4. ^ WALS Online. #外部リンクを参照。

参考文献

  • 「リス語」 ピーター・K・オースティン英語版 編、澤田治美 日本語版監修『ビジュアル版 世界言語百科――現用・危機・絶滅1000――』柊風舎、2009年、172頁。ISBN 978-4-903530-28-4
  • Chen, Yujie (2015) "The semantic differentiation of demonstratives in Sinitic languages". In Hilary M. Chappell (ed.) Diversity in Sinitic Languages, pp. 81-109. Oxford University Press. ISBN 978-0-19-872379-0
  • Lewis, M. Paul; Simons, Gary F.; Fennig, Charles D., eds. (2015). Ethnologue: Languages of the World (18th ed.). Dallas, Texas: SIL International.

外部リンク