リードワンダー
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| リードワンダー | |
|---|---|
| 品種 | サラブレッド |
| 性別 | 牡 |
| 毛色 | 鹿毛 |
| 生誕 | 1978年5月5日 |
| 死没 |
1998年8月25日 （20歳没・旧21歳） |
| 父 | アローエクスプレス |
| 母 | キクノホウラン |
| 母の父 | フィダルゴ |
| 生国 |
 日本（北海道新冠町） |
| 生産者 | 森永正志 |
| 馬主 | 熊本芳雄 |
| 調教師 | 服部正利（栗東） |
| 競走成績 | |
| 生涯成績 | 14戦3勝 |
| 獲得賞金 | 5765万円 |
リードワンダーは日本生まれの競走馬、種牡馬。田島信行が主戦騎手を務めた。
経歴
中央競馬で競走生活を送る。1番人気に支持されたデビュー戦と2戦目を連勝。さらに4戦目のシンザン記念で2着となり5戦目のきさらぎ賞を優勝したことでクラシックの有力候補に躍り出た。しかしきさらぎ賞のあとで脚を骨折し、翌年復帰したものの勝利を挙げることができないまま競走馬を引退し、種牡馬となった。
種牡馬としては初年度産駒のサンキンハヤテが中央競馬の重賞を3勝する活躍を見せたことで早い時期から父・アローエクスプレスの後継種牡馬としての地位を確立し、その後も中央競馬・地方競馬で多くの活躍馬を輩出した。アローエクスプレス産駒の活躍馬の多くが牝馬であったこともあって、彼の後継種牡馬は本馬のほかにはほとんどいなかった。
主な産駒
- サンキンハヤテ（牡、1984年生） 阪急杯優勝、セントウルステークス優勝、小倉3歳ステークス優勝、阪神3歳ステークス2着
- シヨノロマン（牝、1985年生） ローズステークス優勝、チューリップ賞優勝、桜花賞2着、エリザベス女王杯2着
- ヒデノリード（牡、1989年生）ブリーダーズゴールドカップ優勝
- アラタマワンダー（牡、1989年生） 小倉大賞典優勝
- マイネルフリッセ（牡、1985年生） きさらぎ賞優勝
- カズノリュウセイ（牡、1992年生） スプリングカップ2回優勝、中日杯優勝
- サカモトリードワン（牡、1992年生） 南部駒賞優勝、東北サラブレッド3歳チャンピオン優勝
- グランリードワン（牡、1985年生）不来方賞優勝
ブルードメアサイアーとしての主な産駒
血統表
| リードワンダーの血統（グレイソヴリン系 / Fairway・Pharos5・5×5=9.38%、Nearco4×5=9.38% (母内) ） | （血統表の出典） | |||
父 アローエクスプレス 1967 鹿毛 |
父の父 *スパニッシュイクスプレスSpanish Express 1962 鹿毛 |
Sovereign Path | Grey Sovereign | |
| Mountain Path | ||||
| Sage Femme | Le Sage | |||
| Sylvia's Grove | ||||
父の母 *ソーダストリームSoda Stream 1953 栃栗毛 |
Airborne | Precipitation | ||
| Bouquet | ||||
| Pangani | Fair Trial | |||
| Clovelly | ||||
母 キクノホウラン 1971 鹿毛 |
*フィダルゴ Fidalgo 1956 鹿毛 |
Arctic Star | Nearco | |
| Serena | ||||
| Miss France | Jock | |||
| Nafah | ||||
母の母 ロイヤルベエンチャ1965 鹿毛 |
*ロイヤルチャレンヂャー Royal Challenger |
Royal Charger | ||
| Skerweather | ||||
| *ネヴアーヴエンチユアー Never Venture |
Faubourg | |||
| Esquire Girl F-No.14-c | ||||
参考文献
- サラブレッド探偵局（編） 編『競馬SLG 種牡馬名鑑3』光栄、1996年。ISBN 4-87719-380-4。