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以下の記述は、日向ヒナタの記事草案です。
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日向ヒナタ(ひゅうが ヒナタ)は、岸本斉史作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『NARUTO -ナルト-』に登場する架空の人物。アニメでの声優は水樹奈々。
概要
木ノ葉隠れの里の中でも名門と称される忍の家系「日向一族」の宗家嫡子で、現当主である日向ヒアシの長女。妹に日向ハナビ、従兄に日向ネジがいる。
主人公であるうずまきナルトの同期のうちの一人で、幼少期より周囲から疎外されていた彼を差別せず理解していた数少ない人物。
内気で引っ込み思案だが、礼儀正しく心優しい性格(ネジとヒアシからは優しすぎると評されるほど)。それゆえに争いごとが苦手だったため、父ヒアシには「宗家を継ぐ者の資質としては不十分」と判断され、次期当主の座をハナビに譲り、忍者学校(アカデミー)卒業後、夕日紅率いる第八班に配属された。
こうした経緯から父や妹との関係は良好なものではなく、加えて3歳の頃、叔父のヒザシが死亡した一件で宗家を憎悪するようになってしまったネジに負い目を感じ、それらに対し何もできない自身を「落ちこぼれ」と卑下するようになっていったが、自分と同じく「落ちこぼれ」というレッテルを貼られながらも明るく前向きに生きるナルトを見て彼に憧れるようになり、成長とともにそれは好意に転じていくことになる。忍道も彼に倣い、“まっすぐ自分の言葉は曲げない”こと。
第一部
「自分を変えたい」という思いから、同班であるキバ・シノと共に中忍選抜試験に参加。第一の試験では偶然にもナルトの隣の席になる。彼と共に試験を通過しようと自分の答案をこっそり見せカンニングを促すが、笑顔で断られた[1]。
第二の試験は第八班が得意とするサバイバル戦だったこともあり、早々に課題をクリアするも、途中で我愛羅が雨隠れの忍を殺害する場面を目撃する。身の危険を感じて隠れてやり過ごした後、彼らから遅れてゴールした。
第三の試験予選では、チームメイトであるキバと対戦するナルトを心中で応援する。彼の勝利後は傷薬を渡し労うが、直後に自身はネジと当たってしまう。自分のコンプレックスを言葉で責め立てられ精神的に追い詰められるも、ネジの冷酷な態度に怒るナルトの叱咤激励を受けて立ち直り、全力で立ち向かう。圧倒的な実力差の前に為すすべもなく敗北するが、一度は無理を押して立ち上がり意地を見せた。
本選直前には試験会場に向かうナルトと偶然出会い、エールを送り見送るが、ネジとの試合中に予選で受けた怪我の影響で吐血、木ノ葉崩しの準備のため暗部に変装し客席に潜んでいた薬師カブトの治療を受けるが、そのまま意識も喪失させられ事態が沈静化するまでキバ共々眠らされていた。
木ノ葉崩しの後、ヒアシとのわだかまりが解消されたネジと和解、彼に修行をつけてもらうようになる。ナルトが修行のため里を発つ時は、その背中を陰ながら見送っている。
第二部
髪を腰近くまで伸ばしているほか、サクラたち同年代のくノ一と比べより女性らしい体型に成長している[2]。
天地橋に向かう任務の補充要員を探すナルトと再会を果たすも、赤面して気絶してしまった上、次の任務が決まっていたため同行は叶わなかった。
その後、第七班と共同でうちはサスケ捜索任務に着き、大蛇丸の細胞を取り込み変貌したカブトと遭遇する。
ペインによる木ノ葉襲撃に際しては、一人でペイン六道と戦い天道に追い詰められるナルトの危機を目撃し、彼を庇って飛び出す。そして「私はナルト君が大好きだから」とそれまで秘めていた想いを打ち明け天道に立ち向かうも、軽々と吹き飛ばされ重傷を負い、図らずもこれがナルトの中の九尾暴走の引き金となってしまう。その後、自身はガイ班の面々に救助され、駆けつけたサクラの治療で回復した。
第四次忍界大戦では第2部隊に配属され、10万体のゼツと交戦。自分がナルトに守られてばかりだと気に病んでいたが、ナルト本人から「強い」と認められる。十尾復活の際にナルトの下へ駆けつけ、自分達を庇ったネジの死に動揺するナルトの頬を叩いて諭し正気に戻させた。サスケが先代火影たちを連れ参戦してからは、生前のネジのアドバイスを思い出しつつ八卦六十四掌を体得、他の同期メンバーと共に十尾の分裂体と戦い、十尾の人柱力になったオビトと対峙した際にはナルトが発動した螺旋丸でオビトの盾を砕き勝利に貢献した。無限月読の幻術世界に引き込まれた際には「ナルトと付き合っている世界(その陰にはネジやハナビもいる)」を見せられていた。
能力
日向一族に伝わる血継限界“白眼”と、それを応用した体術“柔拳”の使い手。
使用術一覧
- 白眼
- 柔歩双獅拳
- 八卦空掌
- 八卦六十四掌
- 守護八卦六十四掌(アニメ、ゲームのみ)
登場映画
『ブラッド・プリズン』のみセリフなし。『THE LAST』ではヒロインを務める。
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 絆
- 劇場版 NARUTO -ナルト- 疾風伝 火の意志を継ぐ者
- 劇場版 NARUTO -ナルト- ブラッド・プリズン
- ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-
- THE LAST -NARUTO THE MOVIE-
その他
- アニメオリジナルストーリーでは守護八卦六十四掌という術を修得しており、任務ではナルト・キバとのスリーマンセルで行動することが多かった。他の同級生キャラの中でも比較的出番が多く、重要人物と共に描かれることもある。エンディングテーマ「自転車」では単独のイメージキャラクターを飾った(アニメのおまけコーナーでもこの話題を指摘された)。劇場版『THE LAST』でもメインヒロインに抜擢されている。
- 『THE LAST』の上映を記念したインタビューでは作者自身が「いろんなところでサクラのことを必死で描いているのに、なぜかヒナタばかりに票が集まる」とコメントしており「話が進み、キャラクターに厚みが出てくれば更にいろんなことが複雑に絡み合って、素直に動いてくれない」と作中の多くのキャラクターが予想だにしない働きを見せると思いの丈を明かしている。[3]
脚注
- ^ なお、ヒナタは試験の本質が「情報収集戦」であることに気づいていたが、ナルトはそれに気づかず、カンニング発覚時のペナルティーを恐れて痩せ我慢をしていた。
- ^ 劇場版『ROAD TO NINJA -NARUTO THE MOVIE-』および関連するメディアミックスではそれを強調されており、サクラからも羨ましがられている。また「ナルトナルティメットストームレボリューション」に登場するメカナルトからも一目惚れされている。
- ^ 【インタビュー/前編】「NARUTO-ナルト-」原作者・岸本斉史が語る 忍の世界の設計図 CinemaCafe.net 2014年12月4日