伊藤竹男
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伊藤 竹男 | |
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生誕 |
1933年(昭和8年)1月9日 北海道 |
職業 |
国営競馬/日本中央競馬会所属 騎手/調教師 |
伊藤 竹男(いとう たけお、1933年1月9日 - )は、国営競馬、日本中央競馬会の騎手ならびに調教師であった人物。
経歴
- 1933年(昭和18年)1月9日、北海道出身。 旧姓名は勝尾竹男【1958年(昭和33年)まで】。
- 1945年(昭和20年)、国営競馬騎手見習になる。
- 1951年(昭和26年)、国営競馬騎手免許を取得。久保田金造厩舎に所属。初騎乗はこの年の4月7日、ミナトヒメであり、初勝利は9月8日にユノカワで挙げた。
- デビュー以後、なかなか重賞が勝てなかったが、デビューから5年後の1955年、キタノイズミにて中山大障害(春)を勝ち、これが重賞初制覇。同じ年の朝日杯3歳ステークスをキタノオーで勝ち、平地と障害双方にて重賞勝ちを記録している。
- 1956年(昭和31年)、キタノオーとのコンビで重賞を4勝。その勝ち星の中には第17回菊花賞があり、これが伊藤(当時は勝尾)の旧八大競走初制覇でもあった。
- 1958年(昭和33年)、この年の3月に姓名を伊藤竹男と改めた。5月25日の第25回東京優駿(日本ダービー)をダイゴホマレで制覇した。ちなみに伊藤は昭和生まれのダービージョッキー第1号でもある。
- 1959年(昭和34年)、ガーネツトとのコンビで第40回天皇賞(秋)、第4回有馬記念を連勝。
- 1967年(昭和42年)、11月12日の第28回菊花賞をニットエイトで制覇。これが伊藤にとって最後の八大競走並びに重賞勝利となった。
- 1969年(昭和44年)、この年を以て騎手を引退。
- 1970年(昭和45年)、調教師試験に合格、調教師へ転身。
- 1972年(昭和47年)、中山競馬場に厩舎を開業。初出走は3月11日のヒガシジュニヤー。初勝利は4月30日のヒシアタカ。
- 1979年(昭和54年)、2月11日の東京4歳ステークス(トキノミノル記念)を、管理馬のリキアイオーが勝利し、調教師として重賞初制覇。
- 1998年(平成10年)、8月20日付で調教師を勇退。8月16日の第1回札幌競馬4日目第9競走のニセコ特別に、ボヘミアンチェリーを出走させた(結果は6着)のが最後となった。
戦績
騎手時代
- 平地:2976戦450勝【重賞:33勝】
- 障害:95戦21勝【重賞:1勝】
調教師時代
- 平地:3122戦233勝【重賞:6勝】
- 障害:91戦2勝【重賞:0勝】