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柏原寛司

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柏原寛司(かしわばらひろし,1949(昭和24)年生まれ)は、日本脚本家東京都生まれ。

主にアクション作品を得意としており、「太陽にほえろ!」や「あぶない刑事」などの脚本を担当した。アニメファンの間では「ルパン三世」の脚本を数多く担当したことで知られる。ルパン三世 PartⅢでは第32話「1000万ドルの鍵」、第34話「マンハッタン・クライシス」、第44話「僕たちのパパは泥棒」、第50話「原潜イワノフの抹殺指令」の4作品を執筆。また、1989(平成元)年に第1作「ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!」が製作されて以来、現在まで製作が続けられている「TVスペシャル」の脚本を9本と、最も多く担当している。その内訳は上記の作品のほか、第2作「ルパン三世 ヘミングウェイ・ペーパーの謎」(1990〔平成2〕年)、第3作「ルパン三世 ナポレオンの辞書を奪え」(1991〔平成3〕年)、第4作「ルパン三世 ロシアより愛をこめて」(1992〔平成4〕年)、第5作「ルパン三世 ルパン暗殺指令」(1993〔平成5〕年)、第7作「ルパン三世 ハリマオの財宝を追え」(1995〔平成7〕年、この作品は藤田伸三米村正二との共同執筆)、第12作「ルパン三世 1$マネーウォーズ」(2000〔平成12〕年)、第13作「ルパン三世 アルカトラズコネクション」(2001〔平成13〕年)、第15作「ルパン三世 お宝返却大作戦」(2003〔平成15〕年)。さらに、劇場版映画の脚本も執筆している。劇場版映画第4作「ルパン三世 くたばれ!ノストラダムス」、劇場版映画第5作「ルパン三世 デッドオアアライブ」の2本である。彼の作品は粋な台詞回しが多く、ファンをしばしば魅了する。またニューヨークが舞台となることも多い。