高矢禮
高矢禮(ゴシレ、Gosireh、고시례、ローマ字転写:Gosirye、「禮」は「礼」の旧字体)とは韓国の俳優ペ・ヨンジュンがプロデュース(ジェネラル・アドヴァイザー)を手がけた韓国料理レストランである。
概要
本格的な韓国伝統料理店。うま味調味料を使わず素材にこだわっている。 “高矢禮”とは、大切な食べ物に対する、韓国の伝統から生まれた礼の心を意味するとされる。野外で飯を食べる前に「高矢禮(ゴシレ、ゴスレ、gosirye)」と叫んで、食べ物を外で投げること、土神と水神(五行)に食べ物を捧げるという意味がある。
“高矢禮”の全メニューの監修は、韓国皇室宮廷料理の継承者であり、韓国ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」で料理監修を務めた姉をもつハン・ボクジン教授が行なった。アートディレクターとしては、有名女性ファッションブランド「KUHO」のプロデューサーであり、韓国映画「スキャンダル」で美術監督を務めたチョン・グホが担当し、インテリア・食器だけでなく店員の衣装であるハンボクのデザインを手がけた。[1](当時の経営社の「お知らせ」)
2006年8月10日にオープン。開店時は、その話題性からペ・ヨンジュンファンに支持され、ランチは約3500‐6000円、ディナーは約1万‐5万円と高額であるが、2ヶ月前から予約しないと入店ができなかった。[2]
2007年秋からは、ディナーに一品料理のメニューを加えた。一品料理に限り予約が不要な形式を取っている。ランチとディナーのコース料理は、引き続き予約制である。二日前予約が可能である場合がある。
2008年9月10日には、名古屋店「高矢禮 火(ゴシレ ファ)」が開店した[3]。
2009年11月27日、「高矢禮 健(ゴシレ ゴン)」が西武池袋本店に開店した。
2010年4月6日、「高矢禮 火 ロッテシティホテル錦糸町店」が開店した。
2010年11月30日、「高矢禮 健」が閉店した。
2011年2月末をもって高矢禮(東京店)が一時休業。
批判
週刊文春2006年9月14日号にて「おごりでも行きたくない」との評価がなされている。
所在地
- 東京店(高矢禮) - 東京都港区白金1-25-19 プレシーズビル新館 1~2階
- 名古屋店(高矢禮 火) - 名古屋市中区錦3-24-4 サンシャイン栄6階
- 錦糸町店(高矢禮 火) - 東京都墨田区錦糸4-6-1 ロッテシティホテル 錦糸町4階
最寄り駅
- 東京店(高矢禮) - 東京メトロ南北線・都営三田線 白金高輪駅
- 名古屋店(高矢禮 火) - 名古屋市営地下鉄東山線・名城線栄駅下車 8番出口直通
- 錦糸町店(高矢禮 火) - JR総武線・東京メトロ半蔵門線 錦糸町駅 5番出口直通
ギャラリー
-
東京高輪店外観
-
前菜
脚注
- ^ 2006年7月23日付インタラクティブメディアミックス「お知らせ」(2008年8月19日閲覧)
- ^ 朝鮮日報「ヨン様のレストランは今も大人気」
- ^ 「ヨン様レストラン2号店開店に500人集結」、『日刊スポーツ新聞』、2008年9月11日付。