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京都・大阪連続強盗殺人事件

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警察庁広域重要指定115号事件(けいさつちょうこういきじゅうようしてい115ごうじけん)とは1984年に発生した殺人事件。

概要

1984年9月4日京都市で警察官から銃を奪って射殺し、その後に大阪市で消費者金融を強盗して店員を射殺する事件が発生した。

二つの事件で使用された銃の線条痕が一致したため、警察庁は二つの事件を同一犯によるものとして「警察庁広域重要指定115号事件」に指定。捜査から仮出所中の元警察官H(当時41歳)が事件の犯人とされた。

Hは事件翌日の9月5日に逮捕された。

1997年12月19日、最高裁でHへの死刑が確定した。

事件

巡査射殺事件
1984年9月4日午後1時頃、Hは京都市北区の北岡山公園で警ら中の警察官(当時30歳)を刃物で襲い、全身16ヶ所を刺しにした後で奪ったピストルで背中に銃弾を発砲して、殺害した。
消費者金融強盗殺人事件
1984年9月4日午後4時頃、Hはピストルを持って大阪市の消費者金融へ強盗をし、男性店員(当時23歳)を発砲して殺害。その後、現金を奪って逃走した。

関連書籍

  • 「警察庁広域重要指定事件完全ファイル」(ぶんか社)