JR福知山線脱線事故
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JR福知山線脱線事故(ジェイアールふくちやませんだっせんじこ)は、2005年4月25日午前9時18分に兵庫県尼崎市の福知山線・塚口駅~尼崎駅間の緩いカーブ区間で、上り快速でおきた脱線事故である。これにより、7両のうち、5両が脱線、うち先頭2両は近くのマンションに激突、大破した。
原因
原因については、スピードの出しすぎ・急ブレーキ・置石・などさまざまなものが挙げられているが、はっきりとした原因については、いまだ不明である。また、原因については複合的だ、という意見もある。
死傷者
26日午後10時現在、死者は75人、負傷者は、450人以上にのぼっている。また、1両目に10~20人の死者がいる、という情報もある。
オーバーラン
事故を起こした列車は、前の停車駅である伊丹駅で約40メートルオーバーランした。このため、伊丹駅を1分30秒遅れで発車しており、これが原因でスピードを出しすぎ、事故がおきたという見方もある。またオーバーランした事について、事故が起きる前に運転士と車掌が約40メートルオーバーランを、8メートルのオーバーランとするよう改ざんしており、JR西日本も当初車掌の証言通り8メートルのオーバーランと発表していた。