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竹之上次男

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たけのうえ つぐお
竹之上次男
2011年兵庫CS予想会
プロフィール
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1970-04-28) 1970年4月28日(54歳)
血液型 B型
所属事務所 エンタメ集団DO IT! → ダート・プロダクション → フリー
ジャンル 競馬実況
出演番組・活動
出演経歴 園田競馬中継
中央競馬中継

竹之上 次男(たけのうえ つぐお、1970年昭和45年〉4月28日 - )は、日本のフリーアナウンサー

来歴・人物

兵庫県競馬組合園田競馬場姫路競馬場)の名物実況アナウンサーとして知られる吉田勝彦の弟子として2000年代初めから場内アナウンスを担当。特にJRAとの交流競走の実況をほぼ全て担うなど、吉田の引退後は名実ともに兵庫県競馬を代表するアナウンサーとして活躍。

2005年から乗峯栄一主宰の「エンタメ集団DO IT!」に所属。競馬関連ではラジオ関西の競馬関連番組(『ラジオ関西パーフェクト競馬!』、『石崎譲のトレセンタイムズ』など)、関西圏の中央競馬場で行われるイベントの司会、ラジオNIKKEI中央競馬実況中継の進行担当を2018年 - 2019年にかけて2年間務めるなど、多岐にわたって活動していた。

しかし、2020年に新型コロナウイルス感染症が流行すると、マスク着用等の感染予防ルールについて組合と対立したり、自身の発言に対してクレームが競馬場に寄せられるなどのトラブルを繰り返し、2021年8月に所属するダート・プロダクションより園田競馬場への出勤停止処分を受ける[1]。さらに2021年12月22日、出勤中に駅売店でマスク未着用のまま買い物を行った場面を組合関係者に目撃され、再度組合との関係が悪化。翌23日にはこの行為を巡って吉田及び三宅きみひとと園田競馬場の実況席で激しい口論になり、遂には三宅が「こんな人とは一緒に仕事やってられへん」と激昂するまでに至った(当時の三宅はダート・プロからの委託で場内実況を担当していたが、以前より竹之上との間に感染対策等への考えに乖離があった。三宅の家族に基礎疾患を持つ者がおり、感染対策に人一倍配慮が必要であったという)[2]。翌月の2022年1月末をもってダート・プロダクションを退職し、同時に兵庫県競馬組合の場内実況から「引退」するに至った[3]。本来であればこのタイミングでダート・プロの社長を吉田から継承する運びであり、既に内示も受けていたが、先述の『不祥事』により白紙となった[2]

兵庫県競馬組合は「(2月の実況シフトが入っていないことは把握していたので)薄々予想していた部分もあったが、再び活動自粛する可能性もあったので、プロダクションに辞表を出したと聞いて驚いた」としたうえで、竹之上との間に直接の雇用関係が存在しないことから「(苦情は寄せられていたので、競馬場の顔ということで注意はしたが)組合としての要請や処分はしていない」と、競馬組合側から降板を求めた事実はないとしている[1]。竹之上の抜けた実況陣には2月より元KBS京都アナウンサーでフリー(個人事務所re:voice代表)の木村寿伸が加わり穴を埋めた[4]。また、ダート・プロの後継者は三宅が拝命し、2023年4月より取締役社長を務めている。

2023年現在、酒場『つぐおん家(ち)』のオーナーをしている。

主な仕事

重賞競走開催時のみスカイパーフェクTV!ACCESS、インターネットライヴ中継で放送される特別番組。メインレースを含む3レースのパドック解説にて出演。

有名な実況

  • ビッグウルフ凄い脚、凄い脚ビッグウルフ、なんと差しきったゴールイン! …ビッグウルフは強い、武豊鮮やかでした。ジャズアップをあっさり交わしました」(2003年兵庫チャンピオンシップ 勝ち馬ビッグウルフ)
  • 「トップハンデは力の証!」(2008年摂津盃 勝ち馬モエレトレジャー)
  • 「ゴールイン」というとき、インがとても早い

脚注

  1. ^ a b 「反マスク」の競馬実況アナが退職「遂には失職してしまった」 弁護士ドットコムニュース、2022年2月1日
  2. ^ a b 実況室にいたマスク警察 - 竹之上次男 note、2023年4月14日、2024年7月9日閲覧
  3. ^ ご報告 竹之上次男.com、2022年1月31日
  4. ^ そのだメール☆ひめじメール [@sonoda_himeji] (2022年2月1日). "投稿". X(旧Twitter)より2022年2月1日閲覧

外部リンク