コシジロイヌワシ
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コシジロイヌワシ | |||||||||||||||||||||||||||
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コシジロイヌワシ Aquila verreauxii
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保全状況評価[1] | |||||||||||||||||||||||||||
LEAST CONCERN (IUCN Red List Ver.3.1 (2001)) | |||||||||||||||||||||||||||
分類 | |||||||||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||||||||
Aquila verreauxii (Lesson, 1830) | |||||||||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||||||||
コシジロイヌワシ | |||||||||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||||||||
Verreaux's eagle |
コシジロイヌワシ(腰白狗鷲、学名:Aquila verreauxii)は、タカ目タカ科に分類される鳥。
分布
アフリカ東部及び南部。エチオピアのバレ山脈から南アフリカ共和国の喜望峰までに分布。アフリカ西部やアラビア半島南部にも生息する。個体数が多いのはエチオピア、ケニア、タンザニア、マラウイ、ジンバブエ、ナミビア、南アフリカ共和国。砂漠地帯にある崖やコプジェ(サバンナにある浸食した花崗岩の残丘)を好むが、エチオピアでは標高約4000mの高山でも見られる[2]。
形態
体長75 - 96cm。体重はオスで3 - 4.2kg、メスで3.1 - 7kg。翼開長は181 - 230cm。全身は黒色で、腰部は白色をしている。背中にもV字型の白い部分がある。嘴は黄色く、先端部は黒色。若鳥はほぼ全身が暗褐色で、頭頂部に金色の模様、後頸部と上背に赤褐色の模様がある。
生態
食性は動物食で、岩場に棲むケープハイラックスに依存している。ジンバブエで行われた研究では、ケープハイラックスが食料の95%以上を占めていた。そのため、ケープハイラックスが生息していない場所ではこの種もめったに見られない。鉤爪は人間の手よりも大きく、イヌワシのものより20%も大きい足の裏は、ケープハイラックスの広い背中を掴むのに適している。ディクディクなどの小型レイヨウ類、ヒヒなどの猿類、リス、ノウサギ、マングースなどの小型哺乳類、ホロホロチョウなどの鳥類、リクガメなどの爬虫類も狩る。飛翔しながら獲物を探し、急降下して捕らえる。
脚注
- ^ BirdLife International. 2016. Aquila verreauxii. The IUCN Red List of Threatened Species 2016: e.T22696067A95221980. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2016-3.RLTS.T22696067A95221980.en. Downloaded on 04 May 2020.
- ^ 世界で一番美しい鷲の図鑑. 株式会社エクスナレッジ. (2020-02-01)
参考文献
- バードライフ・インターナショナル総監修 山岸哲日本語版総監修 『世界鳥類大図鑑』 ネコ・パブリッシング、2009年、202頁。