ジュリオ・カンピ
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ジュリオ・カンピ Giulio Campi | |
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ジュリオ・カンピ作のクレモナの聖アガタ教会の壁画 | |
生誕 |
1502年頃 イタリア、クレモナ |
死没 |
1572年3月5日 イタリア、クレモナ |
ジュリオ・カンピ(Giulio Campi、 1502年頃 - 1572年3月5日)はイタリアの画家、建築家である。
略歴
[編集]クレモナで生まれた。父親のガレアッツォ・カンピ(Galeazzo Campi: 1470年代後半生まれ–1536年没)はフェラーラ派の画家ボッカチオ・ボッカチーノに学んだ画家で、弟のアントニオ・カンピ(Antonio Campi: 1522年頃–1587年)とヴィンチェンツォ・カンピ(Vincenzo Campi、1530年前半生まれ–1591年没) も画家になった。同時代のレッジョ・エミリアで生まれの同姓の画家、ベルナルディーノ・カンピ(1522年–1591年)は遠い親戚であるかもしれないが、家族ではない。
父親から絵を学んだ後[1]、1522年にマントヴァに移り、ラファエロの弟子であったジュリオ・ロマーノのもとで、絵画、建築、彫刻を学んだとされる。クレモナで働いていた画家ベルナンディーノ・ガッティ(Bernardino Gatti:1495年頃–1576年)に学んだともされる[2]。ボッカチオ・ボッカチーノの息子のカミッロ・ボッカチーノ(1505–1546)と協力してローマで仕事をしたこともあった。宗教画の代表作はクレモナのシジスモンド聖堂(Chiesa di San Sigismondo)の壁画などがある[2]。
宗教画の他に肖像画、人物画も残した。
作品
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クレモナのシジスモンド聖堂の祭壇画
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クレモナの聖アガタ教会の装飾画
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オッターヴィオ・ファルネーゼの肖像画
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ガレアッツォ・カンピの肖像画
脚注
[編集]- ^ Chisholm, Hugh, ed. (1911). "Campi, Giulio". Encyclopædia Britannica (11th ed.). Cambridge University Press
- ^ a b カンピ Campi, Giulioコトバンク(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典)
参考文献
[編集]- Hunt, Leigh Harrison (1908). "Giulio Campi". In Herbermann, Charles (ed.). Catholic Encyclopedia. 3. New York: Robert Appleton Company.
- Freedberg, Sydney J. (1993). Pelican History of Art (ed.). Painting in Italy, 1500-1600. Penguin Books. pp. 583–586.