村岡食品工業
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒371-0857 群馬県前橋市高井町一丁目1番10号[1][2] |
設立 | 1947年(昭和22年)[1][2] |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 6010601015844 |
事業内容 | 各種漬物・佃煮の製造・販売[2] |
代表者 | 代表取締役社長 村岡 優年[2][3][4] |
資本金 | 4,000万円[1][2] |
従業員数 | 80名[2] |
外部リンク | 村岡食品工業株式会社 公式サイト |
村岡食品工業株式会社(むらおかしょくひんこうぎょう)は、群馬県前橋市高井町一丁目に本社を置く日本の食品会社である[1][2]。漬物スナックの「梅しば」・「ごんじり」が有名である[1][4][5]。
概要
[編集]1933年(昭和8年)に村岡菊太郎が食品加工業「村岡商店」を創業したことに始まり[3][6]、1947年(昭和22年)に「村岡食品工業株式会社」となる[1][6]。各種漬物などの製造販売を行っているが長野や甲府の小梅の「かりかり梅」をヒントにして1979年(昭和54年)に発売した中梅の「梅しば」が大ヒットした[7]。現在では「梅しば」・「ごんじり」などの漬物スナックで知られている[1][4][5]。2002年(平成14年)には「生梅の長期保存冷蔵システム」が群馬県から「ぐんまの1社1技術」に選定された[1]。
現在の社長は4代目の村岡優年である[3][4]。2006年(平成18年)の年間売上は42億円であった[7]。前橋市の本社工場の他に榛名と渋川に工場がある[2]。
沿革
[編集]- 1933年(昭和8年) - 「村岡商店」として創業[3][6]。
- 1947年(昭和22年) - 「村岡食品工業株式会社」設立[1][6]。
- 1965年(昭和40年) - 「浜千鳥」が全国漬物品評会で農林大臣賞受賞[6]。
- 1967年(昭和42年) - 関東風「しば漬」の販売を始める[6]。
- 1969年(昭和44年) - 前橋工場移転[6]。
- 1979年(昭和54年) - 「梅しば」を発売[6]。
- 1987年(昭和62年) - 榛名町工場新設[6]。
- 2000年(平成12年) - 渋川新工場完成[6]。
- 2002年(平成14年) - 「生梅の長期保存冷蔵システム」が群馬県から「ぐんまの1社1技術」に選定[1]。
- 2007年(平成19年) - ISO9001認証[6]。
主な商品
[編集]主な商品としては、『梅しば』関連製品が太柱であり、続いて、『ごんじり』・『ちょろぎ』・『玉蒟蒻』の各関連製品を発売している[3]。
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j ぐんまの優れたものづくり企業 村岡食品工業株式会社 群馬県産業経済部工業振興課技術開発係 2017年11月25日閲覧
- ^ a b c d e f g h 会社概要 村岡食品工業株式会社 2017年11月24日閲覧
- ^ a b c d e 菓子業界経営者列伝 村岡食品工業株式会社代表取締役社長・村岡優年氏 菓子食品新聞 2017年11月25日閲覧
- ^ a b c d 「酸っぱさと甘さ」村岡食品工業(前橋市)村岡優年さん 村岡食品工業株式会社 2017年11月25日閲覧
- ^ a b トピックス=村岡食品工業、秋冬限定のユズ風味 チョロギシリーズ新発売 日本食糧新聞 2017年11月25日閲覧
- ^ a b c d e f g h i j k 会社沿革 村岡食品工業株式会社 2017年11月25日閲覧
- ^ a b 高崎の新たなブランドになるか? 生産量全国第二位の梅集 高崎新聞 2017年11月25日閲覧
テレビCM
[編集]80年代後半~90年代頃までテレビ東京系などでテレビCMが放映されていた。
- 梅しば
授業中の教室内[1] で男子生徒(村岡くん)がこっそり「梅しば」を食べているのを隣の席の女子生徒が目撃し、大声で「先生!村岡くんが梅しば食べてますよ!」と告げ口し、他の生徒たちが「えー!」と騒ぎ、それを見た男性教師が「ほっといてちょうだい!」と中性的な口調で怒るというコミカルな内容。
- ごんじり
アニメーション映像に藤圭子がCMソングを歌うCMが放映されていた。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- ^ 教室の後ろの壁には「今日も梅しば」「塩分控えめ」「明るい梅しば」などと書かれた習字が掲示されている