西村尚芳
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西村 尚芳(にしむら ひさよし、1960年6月19日 - )は、日本の検察官、公証人。東京地方検察庁特捜部副部長や、大阪地方検察庁特捜部長、最高検察庁検事等を経て、高松地方検察庁検事正。
来歴・人物
[編集]石川県出身。金沢大学法文学部卒業後、1990年検事任官[1][2]。2002年には東京地方検察庁検事として、鈴木宗男事件の捜査にあたり、同事件を「国策捜査」と表現して佐藤優の取り調べを行うなどし[3][4]、東京地方検察庁特別捜査部副部長も務めた[5]。
東京高等検察庁検事兼東京地方検察庁検事を経て、2013年横浜地方検察庁刑事部長[6]。2014年大阪地方検察庁特別捜査部長[5]。2015年東京高等検察庁検事兼最高検察庁検事[7]。
2017年東京地方検察庁刑事部長[8]。2018年青森地方検察庁検事正。2019年高松地方検察庁検事正[1][2]。2020年退官[9]、霞ケ関公証役場公証人[10][11]。
交友
[編集]取り調べを担当した作家の佐藤優とは、公安調査庁次長から西村が会いたがっていたと聞いた佐藤から電話を受け、2022年に再会し、以後交流を続けた。なお、佐藤の著書『国家の罠』で取り調べ時の様子が取り上げられた際は、怒る人もおり「けっこう風当たりはキツかった」と述懐している[12]。
参考文献
[編集]- 佐藤優著『国家の罠』(新潮社刊)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ a b 高松地検 「事件を誠実に処理」 西村検事正が着任会見 /香川毎日新聞2019年7月24日
- ^ a b 「青森地検 「基本に忠実な捜査」 西村・新検事正が抱負 /青森」毎日新聞2018年4月13日
- ^ 「平和運動」分科会日本平和学会ニューズレター第 21 巻第 1 号 2014年4月 25日
- ^ 佐藤優「ゴーン氏の再逮捕と東京拘置所生活・中検察は朝日新聞に逮捕をリークした」週刊東洋経済
- ^ a b 「「関係機関との連携大事」 着任の西村特捜部長抱負語る 大阪地検」産経WEST 2014.7.24 19:43
- ^ 2013.4.10付 法務省人事新日本法規出版
- ^ 「人事、法務省」日本経済新聞(2015/10/2 5:00)
- ^ 「人事、法務省」日本経済新聞2017/7/7 5:00
- ^ “人事 法務省” (jp). Mainichi Daily News. (2020年9月15日) 2020年9月24日閲覧。
- ^ 2 指定公証人一覧法務省
- ^ 国家公務員法第106条の25第1項等の規定に基づく国家公務員の再就職状況の報告(令和2年10月1日~同年12月31日分) 令和3年3月26日 内閣官房 内閣人事局
- ^ 公務員なのに給与がない「公証人」とは何者か――西村尚芳(霞ヶ関公証役場公証人)【佐藤優の頂上対決】デイリー新潮2023年10月10日
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