中華そば田村
中華そば田村 | |
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中華そば田村・外観 | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒771-0204 徳島県板野郡北島町鯛浜字大西108-1 |
座標 | 北緯34度06分53.3秒 東経134度32分31.6秒 / 北緯34.114806度 東経134.542111度座標: 北緯34度06分53.3秒 東経134度32分31.6秒 / 北緯34.114806度 東経134.542111度 |
施設管理者 | 田村佳久 |
外部リンク |
tamura-men |
中華そば田村(ちゅうかそばたむら)は、徳島県板野郡北島町鯛浜大西で中華そば(徳島ラーメン)などを提供しているラーメン店。通称「TAMURAMEN」。2003年創業。店主は田村佳久[1]。
沿革
[編集]田村は1970年徳島県徳島市生まれ[2]。高校卒業まで徳島市で過ごす[3]。岡山県の大学卒業後は、不動産関係のサラリーマンだったが、ラーメンを生業にすることが幼い頃からの夢であったこと、ラーメンの食べ歩きという趣味なども高じて「自分でも作ってみたい」と一念発起。2002年1月に徳島ラーメンの老舗、中華そば末広[注 1]で修行を開始。その後、2003年11月に北島町鯛浜西中野で創業し[6]、2012年12月に現在の地に移転した[2]。
特徴
[編集]中華そば末広の師匠から体得した徳島ラーメンの基本的な作り方を守りつつも、田村の個性が表現されたスープなどがあげられる[6]:109。
中華そば(ラーメン)やスープなど
[編集]メニューは、「中華そば(徳島ラーメン)」をはじめ、徳島ラーメンとしては珍しい[7]:80甘辛い牛肉が乗った「牛肉入り」や期間限定の「みそラーメン[注 2]」、「クリームチーズラーメン[8]」、スープに鰹オイルをかけ、鰹の粉末をたっぷり乗せた「魚介そばかつお[9][10][11]」などバリエーションが豊かである[7]:80。
スープは、濃厚なのが特徴である[6]:109[7]:80。大量の鶏ガラを中心に、豚ガラ、野菜、海産物などを丸1日(約24時間)煮込んで作られる[2]。鶏や豚など一般的な店が使用する1.5倍もの量の材料から出汁を取ることでそうなる[6]:109。
トッピングされる豚バラ肉のほか、チャーシュー[注 3]も提供している。同時に焼くと蒸す(外がこんがり、中がジューシーになる[2]:92)が可能なスチームコンベクションオーブンを導入し、調理している[2]。
内・外装や什器備品へのこだわり
[編集]店舗は幹線道路に面した大きなガラス張りの窓からたっぷりと光が差し込むため、明るく、おしゃれで[7]:80[15]:66、これまでの徳島県の一般的なラーメン店とは異なり[16]:11、一見カフェのような佇まいである[7]:80[15]:66。
女性客がふらっと一人で立ち寄り易いようにと考えられたシンプルなインテリアも特徴[6]:109。店内は、テーブル席とキッチンに面したカウンター席があり、座席スペースはゆったりとしている[2]:92[17]。
カラフルなラーメン鉢は大谷焼のもの使用[16]:11。鉢の中底には「当たり」マークが潜んでいるものがあり、鳴門鯛やサーフトランクスの絵が描かれていたらアイス[注 4]がもらえる[7]。このラーメン鉢(渦潮麺鉢[19]、渦潮鉢[20])は、大谷焼の元山窯田村商事(鳴門市大麻町)製[21]。田村栄一郎[注 5]が手掛けた。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 中華そば末広は、徳島市南末広町に店を構える徳島ラーメンの老舗。1983年創業。店主は矢武淳次[4][5]。
- ^ 冬季限定で提供される。2010年には、東京のみそラーメン専門店で使われている味噌を加えたコラボメニューとして提供された[3]。
- ^ カフェの14g(徳島市東新町)[12]で販売されているキッシュ[13]などは中華そば田村の刻みチャーシューが入っている[14]。
- ^ アイスは、徳島市北常三島に本店のケーキ屋、ナッツベリーファーム製[18]。
- ^ 田村栄一郎は、鳴門市在住の陶芸家。大谷焼元山窯10代目。全国の陶芸公募展に多数出品入選入賞。個展、グループ展を全国各地で開催。田村陶芸展示館[22]で作品が展示されている。
出典
[編集]- ^ “TAMURAMEN”. 中華そば田村. 2020年4月4日閲覧。
- ^ a b c d e f トクシマラーメンマニア. メディコム. (2012.12.15)
- ^ a b 月刊タウン情報トクシマ 本物のご当地グルメがここにある!鳴門うどん大図鑑 新店・新サービス. メディコム. (2010.12.01)
- ^ “中華そば末広”. 徳島市観光課. 2020年4月18日閲覧。
- ^ 月刊タウン情報トクシマ特別号ラ魂!2004. メディコム. (2003.12.10)
- ^ a b c d e とくしまラーメン団. メディコム. (2010.1.28)
- ^ a b c d e f 徳島ラーメン超本. メディコム. (2018.3.1)
- ^ “期間限定ラーメンが復活!そこにチャーシューをトッピングすると…!?”. 徳島のお騒がせWEBメディアAWALOG. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “中華そば田村”. 徳島県観光情報サイト阿波ナビ. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “中華そば田村”. イーストとくしまDMO. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “お値段以上の満足感♪リピート必至・魚介そばかつおあわわ麺リフト部”. 徳島のお騒がせWEBメディアAWALOG. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “14g”. フェイスブック. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “中華そば田村”. 14g.jpのインスタグラム. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “SETOUCHI Finder 自分だけの楽しみ方が見つかる。いくつもの顔がある看板のないお店/14g(徳島県徳島市)”. せとうち観光推進機構. 2020年8月8日閲覧。
- ^ a b 徳島美食本 モダンなラーメン鉢ですする魚の風味を感じる一杯 北島町 中華そば田村. メディコム. (2020.03.01)
- ^ a b あわわFree8月号徳島女子ラーメン宣言!. あわわ. (2020.07.25)
- ^ “徳島中華そば田村”. 竹内郁夫/IKU建築設計事務所. 2020年4月25日閲覧。
- ^ “ナッツベリーファーム”. ナッツベリーファーム. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “ギャラリー”. 大谷焼元山窯田村商事. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “中華そば田村”. tamura1784のインスタグラム. 2020年8月8日閲覧。
- ^ “大谷焼元山窯田村商事”. 大谷焼元山窯田村商事. 2020年8月1日閲覧。
- ^ “大谷焼田村陶芸元山窯”. 徳島県観光情報サイト阿波ナビ. 2020年8月1日閲覧。