西小山駅
西小山駅 | |
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駅ビル(2009年6月) | |
にしこやま Nishi-koyama | |
◄MG03 武蔵小山 (0.7 km) (0.7 km) 洗足 MG05► | |
所在地 | 東京都品川区小山六丁目3-10 |
駅番号 | MG04 |
所属事業者 | 東急電鉄 |
所属路線 | ■目黒線 |
キロ程 | 2.6 km(目黒起点) |
駅構造 | 地下駅 |
ホーム | 1面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
[東急 1]31,458人/日 -2023年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)8月1日[1] |
西小山駅(にしこやまえき)は、東京都品川区小山六丁目にある、東急電鉄目黒線の駅である。品川区最西端の駅である。駅番号はMG04。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年)8月1日 - 開業[1]。
- 1995年(平成7年)10月4日:当駅を含む目黒駅 - 洗足駅間の連続立体交差事業に事業着手[2]。
- 1999年(平成11年)6月5日:改良工事に伴い、仮橋上駅舎となる[3]。
- 2000年(平成12年)8月6日 - 目蒲線が目黒線と東急多摩川線に分割され、当駅は目黒線の駅となる[4][5]。
- 2001年(平成13年)7月29日 - ホームドアの使用を開始[6]。
- 2006年(平成18年)7月2日 - 地下化[7]。
- 2008年(平成20年)4月10日 - 駅ビル完成[8]。
- 2009年(平成21年)5月 - 駅前広場完成。
駅名の由来
[編集]小山八幡神社のある小高い山の西側に位置していることに由来するといわれている[9]。
駅構造
[編集]島式ホーム1面2線を有する地下駅。改札口は地上1階にある。2006年7月2日に、盛土高架上の1面2線から地下1面2線へと移設された[7][注釈 1]。
駅は立会川(周辺は暗渠化されている)流域の窪地にあるため、地上駅時代は駅の前後で勾配が出来る(到着時には下り勾配、発車時には上り勾配となり加速・減速に影響する)のを避ける目的で既存の線路の路盤を盛土で嵩上げして設置した。出改札口は高架下に設置されていたが、桁下2.75mと低かった。地上時代のホームは目黒との間で折返し運転を行うため、目黒寄りを切欠式としてY字状に1両分の折返し線を設置した。折返運転が廃止後も切欠は残されていたが、のちの4両化により切欠はなくなった[1]。
ホームは地下2階に相当する。ホーム上には待合室がある[注釈 2]。1階改札口からは階段・エスカレーターで地下1階に一旦下りたあと、目黒寄りのエスカレーターと日吉寄りの階段(エスカレーターを下りてUターン)にてホームに下りる。エレベーターは改札奥から地下1階を経てホームまで設置されている。トイレは1階エレベーター脇にあり、多目的トイレも設置する。
2008年4月10日に3階建の駅ビルが完成し[8]、1階が出改札、2階に東急ストア、3階にサイゼリヤなどが入店している。
また駅ビル完成に合わせ、1階駅改札に隣接していた売店「toks」は閉店し、駅構内にローソン[注釈 3]が出店していたが、2013年1月に閉店した。2013年3月21日、同じ駅構内の場所に文教堂が出店したが、2020年現在はタリーズコーヒーになっている。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1 | 目黒線 | 下り | 大岡山・日吉・新横浜・二俣川方面[10] |
2 | 上り | 目黒・赤羽岩淵・浦和美園・西高島平方面[11] |
利用状況
[編集]2023年度の1日平均乗降人員は31,458人である[東急 1]。目黒線内では5位、そのうち急行通過駅では1位である。また、一部の急行停車駅よりも1日平均乗降人員が多い。
近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は下記の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[13] |
1日平均 乗車人員[14] |
出典 |
---|---|---|---|
1990年(平成 | 2年)15,416 | [* 1] | |
1991年(平成 | 3年)15,369 | [* 2] | |
1992年(平成 | 4年)15,230 | [* 3] | |
1993年(平成 | 5年)14,825 | [* 4] | |
1994年(平成 | 6年)14,493 | [* 5] | |
1995年(平成 | 7年)14,172 | [* 6] | |
1996年(平成 | 8年)13,953 | [* 7] | |
1997年(平成 | 9年)13,756 | [* 8] | |
1998年(平成10年) | 13,556 | [* 9] | |
1999年(平成11年) | 13,380 | [* 10] | |
2000年(平成12年) | 13,586 | [* 11] | |
2001年(平成13年) | 13,982 | [* 12] | |
2002年(平成14年) | 27,987 | 14,085 | [* 13] |
2003年(平成15年) | 28,139 | 14,251 | [* 14] |
2004年(平成16年) | 27,845 | 14,447 | [* 15] |
2005年(平成17年) | 29,285 | 15,121 | [* 16] |
2006年(平成18年) | 30,769 | 15,885 | [* 17] |
2007年(平成19年) | 31,478 | 16,205 | [* 18] |
2008年(平成20年) | 32,136 | 16,422 | [* 19] |
2009年(平成21年) | 32,762 | 16,688 | [* 20] |
2010年(平成22年) | 33,281 | 16,929 | [* 21] |
2011年(平成23年) | 33,670 | 17,134 | [* 22] |
2012年(平成24年) | 34,576 | 17,589 | [* 23] |
2013年(平成25年) | 35,356 | 17,957 | [* 24] |
2014年(平成26年) | 35,397 | 17,951 | [* 25] |
2015年(平成27年) | 36,416 | 18,467 | [* 26] |
2016年(平成28年) | 37,052 | 18,778 | [* 27] |
2017年(平成29年) | 37,508 | 19,000 | [* 28] |
2018年(平成30年) | 37,686 | 19,085 | [* 29] |
2019年(令和元年) | 37,342 | 18,907 | [* 30] |
2020年(令和 | 2年)26,545 | ||
2021年(令和 | 3年)27,612 | ||
2022年(令和 | 4年)[東急 2]29,454 | ||
2023年(令和 | 5年)[東急 1]31,458 |
駅周辺
[編集]当駅の西側には品川区と目黒区の区境が走っている。駅の両側に商店街が広がり、その周辺は住宅地となっている。地上線跡は駅ビル、駐輪場のほか洗足駅との間に品川区が遊歩道「西小山緑道」を整備した。
- 品川区側
- 目黒区側
2009年5月、駅前広場が新設され(タクシーのりばも設置)、品川区と目黒区により都市計画道路補助30号線が整備中である[15][16]。
目黒区側においては木造住宅が密集しており、地震などの災害対策を目的として新たな街づくりが計画されている[17]。
路線バスは駅前や近隣に発着しておらず、両隣の武蔵小山駅、洗足駅を利用することになる。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 宮田道一・著『東急の駅 今昔・昭和の面影』P.88 JTBキャンブックス ISBN 978-4-533-07166-9
- ^ 東急線の取り組み - 目黒線(目黒駅付近~洗足駅付近間)の立体交差事業(インターネットアーカイブ・2007年時点の版)。
- ^ 鉄道友の会『RAILFAN』No.574「1999年度東急総決算」(東急支部等東急部会)p.13。
- ^ 『目蒲線の運行系統変更による線名変更などを実施 平成12年8月6日(日)から』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄、2000年3月28日。オリジナルの2019年10月29日時点におけるアーカイブ 。2020年5月1日閲覧。
- ^ 『8月6日(日)から運行開始の目黒線と東急多摩川線のダイヤを決定 併せて東横線、池上線のダイヤも改正』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄、2000年7月14日。オリジナルの2015年4月14日時点におけるアーカイブ 。2020年5月1日閲覧。
- ^ 2001年度 東急総決算 鉄道友の会東京支部東急部会 RAIL FAN(鉄道友の会) 2003年2月1日
- ^ a b 『目蒲線(現:目黒線)目黒駅付近〜洗足駅付近間立体交差事業7月2日(日)、目黒線不動前駅〜洗足駅間の約2.4kmを地下化し、16カ所の踏切を解消します 9月下旬(予定)に目黒線で急行運転を開始』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄、2006年4月24日。オリジナルの2019年12月5日時点におけるアーカイブ 。2020年5月1日閲覧。
- ^ a b 『2008年4月、目黒線西小山駅に新しい駅ビルが開業 東急ストアの新業態店舗「東急ストアフードステーション」を核テナントに、単身者やDINKS向けのテナントが入居します』(PDF)(プレスリリース)東京急行電鉄/東急ストア、2007年12月21日。オリジナルの2020年6月28日時点におけるアーカイブ 。2020年6月28日閲覧。
- ^ 西小山商店街 東急線沿線情報 とくらく
- ^ “目黒線標準時刻表 西小山駅 日吉・新横浜方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ “目黒線標準時刻表 西小山駅 目黒方面”. 東急電鉄. 2023年3月18日閲覧。
- ^ 品川区の統計 - 品川区
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 東京都統計年鑑 - 東京都
- ^ 西小山駅駅前広場および都市計画道路補助第30号線整備事業(品川区)
- ^ 都市計画道路補助第30号線(目黒区)
- ^ 西小山街づくり(目黒区)
- 東急電鉄の1日平均利用客数
- ^ a b c 東急電鉄株式会社. “2023年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
- ^ 東急電鉄株式会社. “2022年度乗降人員 |東急電鉄”. 2024年6月8日閲覧。
- 東京都統計年鑑
- ^ 東京都統計年鑑(平成2年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成3年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
- ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成29年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成30年)
- ^ 東京都統計年鑑(平成31年・令和元年)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 西小山駅(各駅情報) - 東急電鉄
- 東急沿線情報サイト「とくらく」 西小山駅