ブライアン・マギー
基本情報 | |
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本名 | ブライアン・マギー |
階級 | スーパーミドル級 |
身長 | 183cm |
リーチ | 188m |
国籍 | イギリス |
誕生日 | 1975年6月9日(49歳) |
出身地 | リスバーン |
スタイル | サウスポー |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 42 |
勝ち | 36 |
KO勝ち | 25 |
敗け | 5 |
引き分け | 1 |
獲得メダル | ||
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イギリス | ||
男子 ボクシング | ||
ヨーロッパボクシング選手権 | ||
銀 | 1998 ミンスク | ミドル級 |
コモンウェルスゲームズ | ||
銅 | 1998 クアラルンプール | ミドル級 |
ブライアン・マギー(Brian Magee、1975年6月9日 - )は、イギリスの元プロボクサー。リスバーン出身。元WBA世界スーパーミドル級レギュラー王者。
来歴
[編集]アマチュア時代に1998年ヨーロッパアマチュアボクシング選手権ミドル級で銀メダル、1998年コモンウェルスゲームズミドル級では銅メダルを獲得している。
1999年3月3日、プロデビュー。2回TKO勝ち。
2001年1月29日、ニール・リンフォードとIBOインターコンチネンタルスーパーミドル級王座決定戦で対戦し、12回判定勝ち。王座獲得に成功した。
2001年12月10日、IBO世界スーパーミドル級王者ラモン・アルトゥロ・ブリテェズと対戦し、初回KO勝ちで王座獲得に成功した。同王座を7度防衛。
2004年6月26日、ロビン・リードと対戦し12回判定負けを喫し、8度目の防衛に失敗し王座から陥落した。
2005年7月16日、ビタリ・ツィブコと、EBU欧州スーパーミドル級王座決定戦を行い、2-1の判定負けで王座獲得に失敗した。
2006年5月26日、BBBofC英国スーパーミドル級並びにコモンウェルスイギリス連邦スーパーミドル級王者カール・フローチと対戦。11回1分21秒KO負けを喫し王座の獲得に失敗した。
2007年8月25日、BBBofC英国ライトヘビー級王者トニー・オアキィーと対戦。12回引き分けに終わり王座獲得に失敗した。
2008年12月13日、BBBofC英国スーパーミドル級王座決定戦でスティーブ・マグワイアと対戦し、8回KO勝利で王座獲得に成功した。
2010年1月30日、EBU欧州スーパーミドル級王座決定戦でマドゥス・ラーセンと対戦し、7回TKO勝ちで王座獲得した。
2010年9月11日、ダブリンのナショナル・スタジアムでロマン・アラミアンと対戦し、アラミアンの8回終了時棄権により初防衛に成功した。
2011年3月19日、IBF世界スーパーミドル級王者ルシアン・ブーテと対戦。10回TKO負けで王座獲得に失敗した[1]。
2011年7月30日、ジェイミー・バルボサとWBA世界スーパーミドル級暫定王座決定戦を行い、12回判定勝ちで王座獲得に成功した[2]。
2012年2月18日、デンマークブロンビーのブロンビー・ハーレンでルーディ・マークンセンと対戦し、5回KO勝ちで初防衛に成功した。
2012年9月、当初は同年7月7日にレギュラー王者カロリー・バルザイとの団体内王座統一戦に合意しマギー陣営が興行権を得たが、バルザイが契約書へのサインを拒否したことで実現しなかった[3]。
WBAは団体内王座統一戦の早期実現を求め、同年9月22日に王座統一戦を行うことで延期を認めたが[4]、王座統一戦が行われる気配もなく実現の目処が立たないことから、バルザイからWBA世界スーパーミドル級レギュラー王座を剥奪した[5]。同年10月30日にインドネシアのジャカルタで行われたWBA総会で、マギーをレギュラー王座に認定し、2度目の防衛戦をミッケル・ケスラーと行うことが決定した。
2012年12月8日、デンマークのヘアニングにあるユスケ・バンク・ボクセンで元WBAスーパー・WBC世界スーパーミドル級王者ミッケル・ケスラーと対戦し、3回24秒TKO負けを喫し2度目の防衛に失敗、王座から陥落した[6]。試合後、マギーはドーピング検査で覚せい剤の一種であるオキシロフリンとβメチルフェネチルアミンの陽性反応を示し6ヶ月の出場停止処分が下され、現役を引退した[7]。
獲得タイトル
[編集]- IBOインターコンチネンタルスーパーミドル級王座
- IBO世界スーパーミドル級王座
- BBBofC英国スーパーミドル級王座
- EBU欧州スーパーミドル級王座
- WBA世界スーパーミドル級暫定王者(防衛1→レギュラー王座認定)
- WBA世界スーパーミドル級レギュラー王座(防衛0)
脚注
[編集]- ^ ブーテV7 英国人マギーを一蹴 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年3月21日
- ^ 36歳のマギーが暫定王者に WBA・S・ミドル級 ボクシングニュース「Box-on!」 2011年8月1日
- ^ Karoly Balzsay vs Brian Magee is Tentative For July 7th Boxing Scene.com(英語) 2012年6月12日
- ^ Karoly Balzsay-Brian Magee in Play For September 22 Boxing Scene.com(英語) 2012年7月12日
- ^ WBA公式サイト WBA Official Ratings as of September 2012参照
- ^ ケスラーが王座返り咲き WBA世界S・ミドル級 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年12月9日
- ^ “Brian Magee, former boxing champion, is latest sportsman to test positive for Oxilofrine and is banned for six months”. The Telegraph.co.uk (2013年7月22日). 2013年9月9日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]暫定王座決定戦 対戦者 ジェイミー・バルボサ |
WBA世界スーパーミドル級暫定王者 2011年7月30日 - 2012年10月30日 |
次暫定王者 正規認定により消滅 |
空位 前タイトル保持者 カロリー・バルザイ |
WBA世界スーパーミドル級王者 2012年10月30日 - 2012年12月8日 |
次王者 ミッケル・ケスラー |