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テイラー・ヒル (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
テイラー・ヒル
Taylor Hill
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 テネシー州ナッシュビル市オールドヒッコリー
生年月日 (1989-03-12) 1989年3月12日(35歳)
身長
体重
6' 3" =約190.5 cm
235 lb =約106.6 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2011年 ドラフト6巡目(全体187位)でワシントン・ナショナルズから指名
初出場 2014年6月25日 ミルウォーキー・ブルワーズ
最終出場 2015年6月15日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

デビッド・テイラー・ヒルDavid Taylor Hill, 1989年3月12日 - )は、アメリカ合衆国テネシー州ナッシュビル市オールドヒッコリー出身の元プロ野球選手投手)。

経歴

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プロ入りとナショナルズ時代

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2010年、MLBドラフト30巡目(全体900位)でクリーブランド・インディアンスから指名されたが、契約には至らなかった。

2011年、MLBドラフト6巡目(全体187位)でワシントン・ナショナルズから指名され、7月4日に契約。A-級オーバーン・ダブルデイズで9試合に登板し、0勝2敗、防御率3.16だった。

2012年はA級ヘイガーズタウン・サンズで24試合に登板し、10勝6敗、防御率4.92だった。8月にA+級ポトマック・ナショナルズへ昇格。3試合に登板し、1勝1敗、防御率4.80だった。

2013年はA+級ポトマックで15試合に登板し、6勝2敗、防御率2.99だった。6月にAA級ハリスバーグ・セネターズへ昇格。11試合に登板し、2勝7敗、防御率2.71だった。8月にAAA級シラキュース・チーフスへ昇格し、2試合に登板した。

2014年はAAA級シラキュースで開幕を迎え、15試合に登板。9勝2敗、防御率1.92と好投し、6月25日にナショナルズとメジャー契約を結んだ[1]。同日のミルウォーキー・ブルワーズ戦でメジャーデビュー。5点ビハインドの5回2死から登板し、313回を投げ5安打2失点1四球1奪三振だった[2]。2度目の登板となった6月27日のシカゴ・カブス戦では、1回を1安打無失点に抑えた[3]が、6月28日にAAA級へ降格した[4]。この年は3試合でマウンドに登り、防御率9.00を記録した。

2015年はAAA級シラキュースで開幕を迎えたが、5月30日にメジャーに昇格。6試合に登板し、0勝0敗、防御率3.75をの成績を残した。

2016年1月6日、ダニエル・マーフィースティーブン・ドリューの加入に伴いDFAとなり[5][6]、1月13日にAAA級シラキュースに降格した[7][6]。シラキュースでは全て先発で27試合に登板し、6勝13敗、防御率4.83を記録したが、メジャーでの登板機会はなかった。

2017年もメジャーでの登板はなく、11月6日にFAとなった[7]

ジャイアンツ傘下時代

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2018年5月27日にサンフランシスコ・ジャイアンツとマイナー契約を結んだ。AAA級サクラメント・リバーキャッツでは1勝3敗、AA級リッチモンド・フライングスクウォーレルズでは0勝8敗の成績に終わり、シーズン終了後にFAとなった[7]

独立リーグ時代

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2019年3月6日、アメリカン・アソシエーションスーフォールズ・カナリーズと契約した[8]。12試合に登板し、6勝3敗、防御率2.52の成績を残した。

メキシカンリーグ時代

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2019年7月30日にメキシカンリーグドゥランゴ・ジェネラルズと契約した。2020年1月30日に自由契約となった[7]

現役引退後

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2020年よりトロント・ブルージェイズ傘下A+級ダニーデン・ブルージェイズのコーチに就任した[9]2021年からは傘下A+級バンクーバー・カナディアンズのコーチを務める[10]

詳細情報

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年度別投手成績

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W
H
I
P
2014 WSH 3 1 0 0 0 0 1 0 0 .000 45 9.0 16 0 3 1 2 5 0 0 9 9 9.00 2.11
2015 6 0 0 0 0 0 0 0 0 --- 51 12.0 14 2 4 0 1 9 0 0 5 5 3.75 1.50
MLB:2年 9 1 0 0 0 0 0 1 0 .000 96 21.0 30 2 7 1 3 14 0 0 14 14 6.00 1.76

背番号

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  • 55(2014年 - 2015年)

脚注

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  1. ^ "Nationals select RHP Taylor Hill from Triple-A Syracuse" (Press release) (英語). MLB.com (Washington Nationals). 25 June 2014. 2016年2月16日閲覧
  2. ^ Scores for Jun 25, 2014”. ESPN (2014年6月25日). 2016年2月16日閲覧。
  3. ^ Scores for Jun 27, 2014”. ESPN (2014年6月27日). 2016年2月16日閲覧。
  4. ^ "Nationals Recall LHP Xavier Cedeno and RHP Blake Treinen" (Press release) (英語). MLB.com (Washington Nationals). 28 June 2014. 2016年2月16日閲覧
  5. ^ “Nationals' Taylor Hill: Designated for assignment”. CBS Sports FANTASY. RotoWire Staff (CBS Interactive). (2016年1月6日). http://www.cbssports.com/fantasy/baseball/news/nationals-taylor-hill-designated-for-assignment/ 2016年2月16日閲覧。 
  6. ^ a b Bill Ladson (2016年1月13日). “Nats outright righties Davis, Hill to Triple-A” (英語). MLB.com. 2016年2月16日閲覧。
  7. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2021年8月31日閲覧。
  8. ^ Birds Sign Former Nationals Pitcher Taylor Hill”. The Sioux Falls Canaries (2019年3月6日). 2021年8月31日閲覧。
  9. ^ Dunedin Blue Jays Announce 2020 Coaching Staff”. MiLB.com (2020年1月31日). 2021年8月31日閲覧。
  10. ^ 2021 Vancouver Canadians Field Staff Announced”. MiLB.com (2021年3月8日). 2021年8月31日閲覧。

外部リンク

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