ディーン・グリーン
ロジャース州立大学 アシスタントコーチ | |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | オクラホマ州タルサ |
生年月日 | 1989年6月30日(35歳) |
身長 体重 |
193 cm 115 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投左打 |
ポジション | 一塁手 |
プロ入り | 2011年 MLBドラフト11巡目 |
初出場 | NPB / 2017年6月4日 |
最終出場 | NPB / 2017年7月9日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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監督・コーチ歴 | |
この表について
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ロジャー・ディーン・グリーン(Rodger Dean Green、1989年6月30日 - )は、アメリカ合衆国オクラホマ州タルサ出身の元プロ野球選手(内野手)。右投左打。
経歴
[編集]プロ入りとタイガース傘下時代
[編集]2011年のMLBドラフト11巡目(全体347位)でデトロイト・タイガースから指名され、プロ入り。
2013年まではA級でプレーし、2014年にAA級エリー・シーウルブズに昇格。
2015年はAAA級トレド・マッドヘンズでシーズン開幕を迎えた。
2016年はAAA級、AA級で130試合に出場し、打率.296、23本塁打、108打点の成績を残した[1]。
ヤクルト時代
[編集]2016年11月14日に東京ヤクルトスワローズが獲得を発表した[2]。
2017年は外国人枠の関係で開幕二軍スタートとなり、4月には左脹脛の肉離れを発症した[3]。5月下旬に実戦復帰し、6月4日に一軍に昇格。その日の埼玉西武ライオンズ戦では5番一塁手で先発出場し、8回裏に同点タイムリーを記録した[4][3]。その後は打率1割台と低迷。二軍では打率.301、本塁打14、打点45を記録したものの[5]、一軍での出場は25試合にとどまった。シーズンオフに自由契約となった。
ヤクルト退団後
[編集]2018年2月は独立リーグであるカナディアン・アメリカン・リーグのニュージャージー・ジャッカルズと契約した。55試合に出場し、打率.355、13本塁打、43打点の好成績を残し、7月31日にメキシカンリーグのティフアナ・ブルズと契約したが、1週間後の8月6日にリリースされた[6]。8月16日にアメリカン・アソシエーションのスーシティ・エクスプローラーズと契約した。
2019年もスーシティ・エクスプローラーズと契約した[7]。6月24日にリリースされた。7月2日にアトランティックリーグのサザンメリーランド・ブルークラブスと契約した[6]。
2020年もサザンメリーランド・ブルークラブスと契約したが、COVID-19の影響でリーグ開催が中止されたため、試合に出場することなく退団した[8]。この年限りで現役を引退。
現役引退後
[編集]引退後は、故郷のオクラホマ州にあるロジャース州立大学のアシスタントコーチを務めている[9]。
選手としての特徴
[編集]パワーに定評がある[2]。足は遅いが、ガッツ溢れるプレーを見せる[10]。
詳細情報
[編集]年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2017 | ヤクルト | 25 | 81 | 72 | 5 | 14 | 2 | 0 | 2 | 22 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 2 | 17 | 2 | .194 | .284 | .306 | .590 |
通算:1年 | 25 | 81 | 72 | 5 | 14 | 2 | 0 | 2 | 22 | 8 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 | 0 | 2 | 17 | 2 | .194 | .284 | .306 | .590 |
年度別守備成績
[編集]年 度 |
球 団 |
一塁 | |||||
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試 合 |
刺 殺 |
補 殺 |
失 策 |
併 殺 |
守 備 率 | ||
2017 | ヤクルト | 19 | 174 | 9 | 3 | 11 | .984 |
通算 | 19 | 174 | 9 | 3 | 11 | .984 |
記録
[編集]- NPB初記録
- 初出場・初先発出場:2017年6月4日、対埼玉西武ライオンズ3回戦(明治神宮野球場)5番・一塁手で先発出場
- 初打席:同上、2回裏にブライアン・ウルフから二ゴロ
- 初安打:同上、6回裏に武隈祥太から右安打
- 初打点:同上、8回裏に南川忠亮から中二塁適時打
- 初本塁打:2017年6月14日、対東北楽天ゴールデンイーグルス2回戦(明治神宮野球場)6回裏に安樂智大から右越ソロ
背番号
[編集]- 40 (2017年)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ ヤクルトの新外国人グリーンが自身のツイッターで入団をフライング発表! 2016年11月3日 The Page(2017年10月1日閲覧)
- ^ a b ヤクルトがグリーンを獲得!「パワーはバレンティンかそれ以上」SANSPO.COM 2016年11月14日掲載
- ^ a b “グリーンが呼んだ“奇跡”!ヤクルト、意地の最大6点差同点劇”. SANSPO.COM (2017年6月5日). 2021年4月6日閲覧。
- ^ ヤクルト・グリーン3安打3打点、初昇格初日に奮起日刊スポーツ 2018年6月4日掲載
- ^ “東京ヤクルトスワローズ打者成績(打席数順) - ファーム(二軍) - プロ野球データFreak”. baseball-data.com. 2021年5月2日閲覧。
- ^ a b MLB公式プロフィール参照。2021年8月8日閲覧。
- ^ “EXPLORERS RE-SIGN BIG BAT FOR 2019”. Sioux City Explorers (2019年3月18日). 2021年8月8日閲覧。
- ^ “Blue Crabs Re-Sign Tony Thomas, Dean Green”. Southern Maryland Blue Crabs. 2021年8月8日閲覧。
- ^ “Dean Green - Baseball Coach”. Rogers State University Athletics. 2022年12月7日閲覧。
- ^ “ヤクルト・グリーン起爆剤「いい1日」3安打3打点 - 野球 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2021年7月19日閲覧。
外部リンク
[編集]- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Dean Green stats MiLB.com
- 個人年度別成績 D.グリーン - NPB.jp 日本野球機構