ヨックタイ・シスオー
基本情報 | |
---|---|
本名 | ヨックタイ・クリンミー |
階級 | スーパーフライ級 |
身長 | 166cm |
国籍 | タイ |
誕生日 | 1974年12月25日(49歳) |
出身地 | チョンブリー県 |
スタイル | 右ボクサーファイター |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 38 |
勝ち | 29 |
KO勝ち | 18 |
敗け | 6 |
引き分け | 3 |
ヨックタイ・シスオー(Yokthai Sithoar、1974年12月25日 - )は、タイの男子ムエタイ選手、元プロボクサー。チョンブリー県出身。日本在住、自身創立のヨックタイジム所属。元ルンピニー・スタジアム認定フライ級王者。元WBA世界スーパーフライ級王者。
来歴
[編集]ムエタイでルンピニー・スタジアムフライ級王座を獲得後、1994年にボクシング転向。10月9日にデビュー戦を行い、3回KO勝ち。
1995年8月5日、5戦目でPABAスーパーフライ級王座決定戦出場。イルチャット・トゥクバトゥリン(ロシア)と対戦し、10回TKO勝ちで王座を獲得した。同王座は3度防衛後に返上した。
1996年8月24日、無敗のまま11戦目で世界初挑戦。母国でWBA世界ジュニアバンタム級王者アリミ・ゴイチア(ベネズエラ)に8回TKO勝ちを収め、世界王座を獲得した。
1997年3月1日、元WBAフライ級王者アキレス・グスマンと対戦し、12R判定勝ち(3-0)で2度目の王座防衛に成功した。
1997年4月29日、3度目の防衛戦で初来日。愛知県体育館で飯田覚士と対戦し、12回判定引き分け(0-1)で3度目の王座防衛に成功した。
1997年8月8日、ヘスス・ロハスと対戦し、12R判定勝ち(3-0)で4度目の王座防衛に成功した。
1997年12月23日、5度目の防衛戦で飯田覚士と再戦。前回同様、フルラウンドの死闘を展開したものの、12回判定(0-3)で敗れ王座から陥落した。
2000年4月23日、飯田戦以来2年4か月ぶりの世界挑戦。飯田のジムの後輩でもあるWBA世界スーパーフライ級王者戸高秀樹に挑むが、11回TKO負けで王座返り咲きならず。
2001年8月27日、日本ランカー川嶋勝重と対戦し、10回判定負け(0-3)を喫し、世界ランクから外れる。
2003年4月25日、後楽園ホールで元日本スーパーフライ級王者名護明彦と対戦し、10回判定勝ち(3-0)。
2004年6月24日、タイでの試合を最後にボクシングを離れる。
2008年9月20日、DEEP GLOVE 3でコウジ有沢と3分3ラウンドのボクシングスペシャルエキシビションマッチを行った。その際にK-1参戦を希望した。
2008年11月24日、マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟「鉄拳 〜菅原道場6周年記念〜」で"狂拳"竹内裕二とキックボクシングルールで対戦し、判定負け(0-3)を喫した。
2009年6月11日、DEEPの記者会見で女子総合格闘家の篠原光と同年2月に結婚していたことを明らかにした。
2009年7月5日、DEEP興行「長島☆自演乙☆雄一郎プロデュース DEEP KICK」のセミファイナルに出場。NJKFフェザー級2位の中嶋平八にKO負けを喫した[1]。
2009年9月、妻とともに宮城県柴田郡大河原町にヨックタイジムをオープンさせた。
2010年3月7日のプロ修斗公式戦において総合格闘技デビューが予定されていたが、膝の負傷により欠場となった[2]。
2010年10月24日、改めて総合格闘技デビューとなったDEEP 50 IMPACTで青木真也と対戦。パンチを出す前にグラウンドに持ち込まれ、開始1分アームロックによる一本負けを喫した[3]。
2012年6月3日、妻に暴力を振るったとして、宮城県警察大河原警察署によって傷害容疑で現行犯逮捕された[4]。
人物
[編集]実弟はタッパヤー・クロスポイントジム(タッパヤー・シスオー)。従兄弟はランバー・ソムデートM16。
2009年2月、日本人プロ格闘家篠原光と国際結婚した。婚姻後すぐに妊娠が判明し、同年11月に長男が生まれた。
戦績
[編集]総合格闘技
[編集]総合格闘技 戦績 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|
1 試合 | (T)KO | 一本 | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 |
0 勝 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
1 敗 | 0 | 1 | 0 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 青木真也 | 1R 1:00 V1アームロック | DEEP 50 IMPACT 〜10年目の奇跡〜 | 2010年10月24日 |
獲得タイトル
[編集]- ルンピニー・スタジアム認定フライ級王座
- WBA世界スーパーフライ級王座(防衛4度)
- PABAスーパーフライ級王座(防衛3度)
脚注
[編集]- ^ 【DEEP KICK】長島☆自演乙プロデュースのキック大会が旗揚げ!日泰戦は日本が全勝 格闘技ウェブマガジンGBR 2009年7月5日
- ^ 修斗 ヨックタイ負傷欠場。石澤が田澤と対戦:3.7 仙台 BoutReview 2010年2月18日
- ^ 【DEEP】死闘!菊野が帯谷を判定で退ける、青木&ミノワマン&長南は快勝 格闘技ウェブマガジンGBR 2010年10月24日
- ^ “傷害容疑:タイ国籍の元ボクシング王者、妻殴り逮捕 宮城”. 毎日新聞. (2012年6月4日)
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 アリミ・ゴイチア |
WBA世界スーパーフライ級王者 1996年8月24日 - 1997年12月23日 |
次王者 飯田覚士 |