ファーディナンド・オムルワ
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選手情報 | ||||
ラテン文字 | Ferdinand Omanyala Omurwa | |||
国籍 | ケニア | |||
大学 | ナイロビ大学 | |||
生年月日 | 1996年1月2日(28歳) | |||
身長 | 175cm | |||
体重 | 82kg | |||
オリンピック | 2020東京オリンピック100mセミファイナリスト | |||
100m | 9秒77A(+1.2) AR,NR | |||
200m | 20秒36A | |||
編集 |
ファーディナンド・オマンヤラ・オムルワ(Ferdinand Omanyala Omurwa、1996年1月2日 ‐ )は、100mと200mを専門とするケニアの陸上競技選手。100mの自己ベストは9秒77Aで世界歴代8位。アフリカ記録保持者[1]。
経歴
[編集]2016年
[編集]2016年、ラグビーをしている所を友人が目撃し、陸上競技を勧めた事によって陸上競技に転向をした。その数週間後にカカメガで行われた大会の100mに出場し、10秒40をマークした。同年、ケニアで行われたオリンピックのトライアル出場し、10秒37で優勝したが、当時10秒16だったリオオリンピックの予選出場基準を満たすことができず、オリンピックには出場する事ができなかった。
2017年
[編集]翌年の2017年にはドーピング検査で禁止薬物であるベタメタゾンが陽性反応になり、ドーピング違反として、14か月の出場停止を受けた。トレーニング中に痛めた背中の治療を受けた事が原因であるとしている[2]。
2021年
[編集]2021年の8月に開催された2020年東京オリンピックには100mで出場し、準決勝ではケニア記録となる10秒00をマークしたが、カーリーに0.04秒、ドグラスに0.02秒劣り、決勝に進出する事はできなかった。しかし、2週間後にオーストリアアンドルフで行われた大会に出場し、準決勝で東アフリカ勢として初めて10秒の壁を破り、9秒96をマークした。続けて決勝では9秒86と記録を伸ばし、ケニア記録を更新した[3]。この出来事をきっかけにケニアのスポーツベッティング会社が公式スポンサーとなった[4]。
翌月の2021年9月にはケニアのナイロビで行われたワールドアスレティックスコンチネンタルツアーゴールドナイロビキプチョゲ・ケイノクラシック杯に100mで出場し、ブロメルには0.01秒劣ったが、追い風1.2mの中、アフリカ記録且つ世界歴代8位ととなる9秒77Aをマークし、2位となった[5]。
自己ベスト
[編集](屋外記録)
脚注
[編集]- ^ “Meet the Fastest Man in Kenya, Ferdinand Omanyala Omurwa - Opera News”. ke.opera.news. 2021年10月2日閲覧。
- ^ “Athletics OMURWA Ferdinand - Tokyo 2020 Olympics” (英語). olympics.com. 2021年10月2日閲覧。
- ^ “Ferdinand OMANYALA | Profile | World Athletics”. worldathletics.org. 2021年10月2日閲覧。
- ^ “Timothy”. Olubulu. (10 September 2021)
- ^ “World Athletics Continental Tour | World Athletics”. www.worldathletics.org. 2021年10月2日閲覧。