シネテリエ天神
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シネテリエ天神 Cineterrie Tenjin | |
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情報 | |
正式名称 | シネテリエ天神 |
旧名称 | テアトル天神 |
開館 | 1983年 |
閉館 | 2010年10月29日 |
収容人員 | 60人 |
設備 | ドルビーデジタル5.1ch |
用途 | 映画上映 |
運営 | 有楽興行株式会社 |
所在地 |
〒810-0001 福岡市中央区天神3-6-18 馬場ビル地下1階 |
最寄駅 |
地下鉄空港線天神駅(2番出口)から徒歩6分 西鉄福岡(天神)駅(ソラリア口)から徒歩10分 |
最寄IC | 福岡高速環状線天神北出入口 |
シネテリエ天神(シネテリエてんじん、Cineterrie Tenjin)は、かつて福岡県福岡市中央区天神にあった映画館である。
福岡市天神の中心街の親富孝通り(旧名親不孝通り)沿いに存在していたミニシアターの一つで、同市に本社を置く「有楽興行株式会社」が経営・運営していた。晩年は館名を「天神シネマ」と改称し、成人映画館に転向したものの好転せず閉館の憂き目に遭った。
データ
[編集]- 所在地:福岡県福岡市中央区天神3丁目6-18 馬場ビル地下1階
- 観客定員数:60席
歴史
[編集]- 1983年:「テアトル天神」として開業。
- 1988年:有楽興行に経営が譲られ、館名を「シネテリエ天神」に改称。ミニシアター向きの作品を数多く上映するようになる。
- 2002年7月28日:『ピンポン』出演の中村獅童が舞台挨拶を行う[1]。
- 2004年12月5日:『雲のむこう、約束の場所』上映時の舞台挨拶で、同作の新海誠監督とキャラクターデザインの田澤潮が来館[2]。新海監督は2007年4月7日にも『秒速5センチメートル』の上映時、同作の美術監督である馬島亮子と共に同館を訪れている[3]。
- 2005年10月1日:『運命じゃない人』出演の板谷由夏と内田けんじ監督が舞台挨拶で来館[4]。
- 2009年4月25日:『タカダワタル的ゼロ』上映時の舞台挨拶で、同作の白石晃士監督と漫画家のうえやまとちが来館[5]。
- 2009年10月11日:『吸血少女対少女フランケン』出演の椎名英姫、紅井ユキヒデと西村喜廣監督が舞台挨拶を行う[6]。
- 2009年10月12日:休館。同年10月16日より「天神シネマ」に改称。成人向け映画館に転身する。
- 2010年10月29日:閉館。
- 同館で使われた映写機はその後、県内の大学教授によって引き取られたことが『ぐっ!ジョブ〜九州げんき主義経済〜』(TVQ九州放送)のスタッフによって明かされている[7]。 2018年現在、跡地へ繋がる入口はビル1階にあるAVショップ「花太郎福岡博多店」の看板で塞がれている。
脚注
[編集]- ^ “What's New”. ピンポン. アスミック・エース (2002年7月25日). 2013年9月18日閲覧。
- ^ “イベント”. 雲のむこう、約束の場所 (2004年12月25日). 2013年9月18日閲覧。
- ^ “第48回「新海誠前線、全国へ展開中。ティーチインもあるよー。」”. 「秒速5センチメートル」公式ブログ (2007年4月10日). 2013年9月18日閲覧。
- ^ “映画「運命じゃない人」お知らせ”. ぴあフィルムフェスティバル. 2013年9月18日閲覧。
- ^ “4/25(土)初日舞台挨拶@シネテリエ天神レポート”. 最新情報. タカダワタル的ゼロ. 2013年9月18日閲覧。
- ^ “福岡舞台挨拶!!”. 吸血少女対少女フランケンのブログ (2009年10月13日). 2013年9月18日閲覧。
- ^ “2011年6月号「ミニシアターは、はたして閉館の一途なのか!?」”. ぐっ!ジョブ×シティ情報ふくおか. TVQ九州放送 (2012年6月12日). 2015年9月6日閲覧。