光明寺 (喜多方市)
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光明寺 | |
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所在地 | 福島県喜多方市熊倉町熊倉837 |
位置 | 北緯37度38分36.4秒 東経139度55分39.2秒 / 北緯37.643444度 東経139.927556度座標: 北緯37度38分36.4秒 東経139度55分39.2秒 / 北緯37.643444度 東経139.927556度 |
山号 | 紫雲山 |
宗派 | 浄土宗 |
本尊 | 千手観音 |
創建年 | 永正17年(1520年) |
開基 | 江月 |
正式名 | 紫雲山 光明寺 |
別称 | 熊倉観音 |
札所等 | 会津三十三観音7番 |
法人番号 | 7380005009323 |
光明寺(こうみょうじ)は福島県喜多方市にある浄土宗の寺院[1]。山号は紫雲山[2]、本尊は千手観音。
会津三十三観音第7番札所・熊倉観音(くまぐらかんのん)として知られる。
歴史
[編集]永正17年(1520年)、相模国鎌倉生まれの江月という僧が開基した。新編会津風土記によると、光明寺は浄土宗、山号を紫雲山といい、岩城国専称寺の末寺となる。天正年間(1573年〜1592年)に兵火に遭い焼失したが、幸い本尊の千手観音像のみ焼け残ったため、観音堂に安置し現在も祀られている。千手観音像は一尺七寸五分の像で、行基作とも慈覚作ともいわれており、当時から会津三十三所順礼の一つに数えられている。[3]
文化財
[編集]- 本尊
- 千手観音像 像高216.6cm
建造物
[編集]- 本堂 木造平屋、屋根トタン葺
- 眷属仏堂
- 観音堂 木造平屋、屋根トタン葺
祭礼
[編集]- 6月10日
御詠歌
[編集]- 故郷を はるばる出でて 熊倉の ほとけにまゐる 身こそ安けれ(ふるさとを はるばるいでて くまぐらの ほとけにまゐる みこそやすけれ)
アクセス
[編集]公共交通機関
- 会津バス 若松 ⇒ 熊倉 ⇒ 喜多方(2016/4/1ダイヤ改正) 「熊倉学校前」下車 徒歩5分
- 磐越自動車道会津若松IC ⇒ 国道121号線を喜多方方面へ ⇒ 紫雲山光明時 熊倉観音(15分) ※会津縦貫道 会津若松北ICから塩川ICで下車しても可
周辺
[編集]付近の会津三十三観音札所
参考文献
[編集]- 『新編会津風土記』雄山閣、1975年。
- 『第五回会津寺院風土記(塩川編)』会津史談会、1987年。
- 小島一男編 編『会津三十三観音御詠歌』歴史春秋社、1978年。
- 宮崎十三八著 編『会津の観音巡礼』恒文社、1996年7月30日。ISBN 4-7704-0881-1。
- 全国霊場大事典 編纂室 編『全国霊場大事典:全国霊場巡礼・巡拝案内』六月書房、2000年11月1日。ISBN 4-7952-3343-8。