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森口瑤子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
灘陽子から転送)
もりぐち ようこ
森口 瑤子
本名 坂元陽子(旧姓灘田)[1][2]
別名義 灘 陽子 (旧芸名)
生年月日 (1966-08-05) 1966年8月5日(58歳)
出生地 日本の旗 日本東京都葛飾区
身長 164 cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1983年 -
活動内容 1983年:ミス松竹に選出
1983年:『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』でデビュー
1985年:『必殺仕事人V
1988年:『父』
1991年:『太平記
1992年:『課長島耕作
2004年:『温泉 (秘) 大作戦
2010年:『インディゴの夜
配偶者 坂元裕二1998年 - )
事務所 松竹エンタテインメント
公式サイト 森口瑤子オフィシャルブログ
主な作品
テレビドラマ
探偵・神津恭介の殺人推理』シリーズ
地方記者・立花陽介』シリーズ
葵 徳川三代
やまとなでしこ
利家とまつ〜加賀百万石物語〜
汚れた舌
僕の歩く道
温泉 (秘) 大作戦』シリーズ
相棒』シリーズ

映画
男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎
Unloved
八日目の蝉
鍵泥棒のメソッド
orange
太陽
おかあさんの被爆ピアノ
梅切らぬバカ
受賞
日本映画プロフェッショナル大賞
主演女優賞

2002年UNloved
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森口 瑤子(もりぐち ようこ、1966年8月5日[3] - )は、日本女優。旧芸名:灘 陽子[3]東京都[3]葛飾区出身[4][5]松竹エンタテインメント所属。身長164cm血液型A型。夫は脚本家坂元裕二[6]京華女子高等学校卒業[3]共立女子短期大学文科卒業。

人物・来歴

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ビール会社勤務の父の一人っ子として誕生(父は広島県出身)[7]。小学4年生頃からは遊びで父の晩酌の相手をしていた[8]。小学4年生時に『ウエスト・サイド物語』をテレビで観て、ベルナルド役のジョージ・チャキリスに影響を受ける形で役者を目指す。多くのオーディションを受け、1983年ミス松竹に選出される[9]。同年、映画『男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎』にてデビュー。

1985年には役者活動を続けながら土曜朝の『NHKニュースワイド』で天気予報のキャスターも務めていた。1990年にはCMチャーリー浜と共演[10]

1998年脚本家坂元裕二と結婚。その後、長女が誕生した[6]

やまとなでしこ』『汚れた舌』『八日目の蝉』など作品ごとにさまざまな役を演じることが多いが、デビュー当時には「『個性がない』『面白くない』とダメ出しされていました」と述べている[11]

2001年に公開された映画『unloved』の主演を務め、本作は第54回カンヌ国際映画祭において、レイル・ドール賞及びエキュメニック新人賞を受賞し[12]、第12回日本映画プロフェッショナル大賞において、万田邦敏が監督賞、森口は主演女優賞をそれぞれ受賞した[13]

1993年から2003年まで、火曜サスペンス劇場地方記者・立花陽介』(日本テレビ)で、毎回全国を転々と転勤し続ける記者・立花陽介(演:水谷豊)に同行して現地で生活をする妻・久美を演じる。2004年から2016年までは、土曜ワイド劇場温泉 (秘) 大作戦』で主演。2020年3月の『相棒』season18最終回で『相棒』シリーズに初出演、再び水谷豊と共演する。同年10月、season19で同シリーズのレギュラーになる。2021年1月14日、『プレバト!!』(毎日放送)名人・特待生だけの俳句タイトル戦において、参加者唯一の特待生で女性初の優勝を果たした[14]

2024年、着物を着て欲しい人を選出するアワードである『KIMONOIST AWARD2024』を受賞した[15]

中学・高校時代には、木梨憲武とんねるず)に夢中になっていた。きっかけは『お笑いスター誕生』(日本テレビ)で勝ち残りの時にひざまずいて祈るポーズに当時ときめいてしまったことが理由だったと話している[9]。また、夫の坂元裕二も中学・高校時代とんねるずのファンであったと話している[16]

趣味はTVゲームシリーズの『ドラゴンクエスト』。同作に没頭することで食欲を忘れる「ドラクエダイエット」という独自のダイエット法を持っている。この他、毎回食べた物を自分に言い聞かせることでそれ以上食べることを防ぐという「言い聞かせダイエット」という方法もある[17]

また、友人に勧められ一緒に宝塚の公演を観劇したことがきっかけで宝塚歌劇にのめり込むようになり、その後、観劇を重ねるうちに宝塚を通じて色々な世代や職種の友人もできるなど、その友人たちとご飯を食べながら舞台の感想を語り合うことも日常における楽しみの1つだと話している[18]

出演

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テレビドラマ

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NHK

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日本テレビ

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TBS

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フジテレビ

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テレビ朝日

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テレビ東京

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WOWOW

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  • ドラマW
    • 祖国(2005年) - 小野寺玲子 役
    • MBO(マネジメント・バイアウト)(2007年) - 大木遥 役
    • 翳りゆく夏(2015年) - 手塚浅子 役
    • いりびと-異邦人-(2021年、WOWOWプライム・WOWOWオンデマンド) - 有吉克子 役

BS12トゥエルビ

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  • カレーの唄。(2020年) - 清川薫子 役

映画

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舞台

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書籍

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  • 森口瑤子秋冬すてき!セーター-カジュアル&エレガントな手編み32点(レディブティックシリーズ(1760))(2001年9月、ブティック社)ISBN 978-4834717600

CD

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  • 天使がくれたラブレター

バラエティ

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CM

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脚注

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  1. ^ https://www.kinejun.com/person/view/95692
  2. ^ http://www.kinenote.com/main/public/cinema/person.aspx?person_id=95692&key_search=%E6%A3%AE%E5%8F%A3%E7%91%A4%E5%AD%90
  3. ^ a b c d 河北新報 1985年3月1日朝刊 24面「登場」コーナー(灘陽子)
  4. ^ ぴいぷる「森口瑤子 今や小粋な女将」”. 夕刊フジ. 2022年9月3日閲覧。
  5. ^ 週刊テレビ番組(東京ポスト)1985年3月8日号 p.48「プロフィール」
  6. ^ a b 奇跡の54歳!森口瑤子、超可愛い私服ロングワンピ姿でタクシー待ちする様子に絶賛の嵐”. スポーツ報知 (2021年6月9日). 2021年6月9日閲覧。
  7. ^ 「家庭画報」世界文化社、2011年5月号P.121
  8. ^ 貞淑美女タレントの性白書 森口瑤子(1)”. exciteニュース (2014年8月18日). 2019年4月9日閲覧。
  9. ^ a b “奇跡の50代”あの美人女優が木梨憲武の“追っかけ”だった!「きゅん!ってしちゃったんですよね」”. スポーツニッポン (2019年4月7日). 2019年4月9日閲覧。
  10. ^ 「ポケメシじゃ、あーりませんか」がブームになった。
  11. ^ 貞淑美女タレントの性白書 森口瑤子(2)”. exciteニュース (2014年8月18日). 2019年4月9日閲覧。
  12. ^ Parallel section and other prizes”. Screen International (2001年5月22日). 2014年4月6日閲覧。
  13. ^ 第12回日本映画プロフェッショナル大賞”. 日本映画プロフェッショナル大賞 (2003年). 2014年4月6日閲覧。
  14. ^ もう一度楽しむプレバト俳句 | MBSコラム 森口瑤子が初のプレバト俳句女王、16人抜きの下克上で快挙達成
  15. ^ 森口瑤子、『相棒』でおなじみの着物姿で授賞式 着物に関する賞受賞で喜び「魅力を伝えられる機会があればと」”. 2024年10月16日閲覧。
  16. ^ https://web.archive.org/web/20231029143408/https://www.fujitv-view.jp/article/post-144626/?amp= 「とんねるずにお礼が言いたくて」脚本家・坂元裕二がゲスト出演! 石橋貴明との意外な接点とは?
  17. ^ メレンゲの気持ち 2019年4月6日(土)”. gooテレビ (2019年4月6日). 2019年4月9日閲覧。
  18. ^ 森口瑤子がハマった宝塚観劇の魅力「癒やしであり刺激でもある空間」”. 女性セブン2021年7月15日号. 2022年6月1日閲覧。
  19. ^ 堤真一・鈴木伸之ら、池田エライザ主演ドラマ「舟を編む」追加キャスト15人発表”. モデルプレス. ネットネイティブ (2024年1月31日). 2024年1月31日閲覧。
  20. ^ “森口瑤子、永瀬廉の“母役”に 『ラストマン』最終章へのキーマン”. ORICON NEWS (oricon ME). (2023年5月14日). https://www.oricon.co.jp/news/2278889/full/ 2023年5月14日閲覧。 
  21. ^ “山本美月が「世にも奇妙な物語」で電話をしてるふり、原作はバイク川崎バイクの小説”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2022年6月10日). https://natalie.mu/eiga/news/480995 2022年6月10日閲覧。 
  22. ^ 河原れん氏の『女優堕ち』ドラマ化 森口瑤子と葵わかなが2人一役”. ORICON STYLE (2016年2月16日). 2016年2月16日閲覧。
  23. ^ “水谷豊×寺脇康文、再会2シーズン目の『相棒』10月に2クールでスタート”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年8月31日). https://news.mynavi.jp/article/20230831-2761260/ 2023年8月31日閲覧。 
  24. ^ “栗山千明、『相棒』現場の裏話明かす 水谷豊&寺脇康文は「本番以外でも相棒」”. マイナビニュース (マイナビ). (2023年9月26日). https://news.mynavi.jp/article/20230926-2778723/ 2023年9月26日閲覧。 
  25. ^ 「相棒 season23」が10月スタート、水谷豊×寺脇康文のコンビは通算10シーズン目”. 映画ナタリー. ナターシャ (2024年8月28日). 2024年8月28日閲覧。
  26. ^ Inc, Natasha. “小日向文世の主演ドラマ「欠点だらけの刑事」第2弾放送、工藤阿須加が新人刑事に(コメントあり)”. 映画ナタリー. 2021年12月13日閲覧。
  27. ^ "伊藤淳史×寺尾聰のコンビ再び『白日の鴉』第2弾 5・10放送". ORICON NEWS. オリコン. 2 May 2020. 2020年5月13日閲覧

外部リンク

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