沢田ひさ
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沢田 ひさ(さわだ ひさ、1897年(明治30年)11月25日[1] - 1979年(昭和54年)11月9日[1][2])は、大正時代から昭和時代の女性政治家、女性解放運動家。日本社会党所属の衆議院議員(1期)。
経歴
[編集]1897年(明治30年)生まれ。滋賀県甲賀郡土山村(現甲賀市)出身で、結婚して三重県桑名市に移り、戦前から婦人参政権獲得運動に挺身して、中部地区婦人選挙権獲得同盟会員となる[1][2]。
1946年(昭和21年)、第22回衆議院議員総選挙で当選し、49歳で日本社会党の新人議員として日本最初の女性代議士(三重県の婦人代議士第1号)となり、衆議院議員1期を務めた[1][2][3]。1953年(昭和28年)4月24日の第3回参議院議員通常選挙で三重県選挙区から55歳で右派社会党の新人として立候補して 150501票 (得票率28.4%)で落選した。1979年(昭和54年)に82歳で逝去した。
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 廣新二『日本政治史に残る三重県選出国会議員』(1985年(昭和60年))の「沢田ひさ」の項
- 『三重県史』資料編 近代1 政治・行政1
- 『三重県史』資料編 近代2 政治・行政2
- 『議会制度百年史 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 岩尾光代著『新しき明日の来るを信ず-はじめての女性代議士たち』日本放送出版協会、1999年。ISBN 4140804394