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湾岸弥富インターチェンジ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
湾岸弥富ICから転送)
湾岸弥富インターチェンジ
愛知県道71号名古屋西港線と連絡する 地図
所属路線 E1A 伊勢湾岸自動車道
IC番号 11
料金所番号 01-253[1]
本線標識の表記 湾岸弥富
起点からの距離 40.5 km(豊田東JCT起点)
飛島IC/JCT (2.9 km)
(2.8 km) 弥富木曽岬IC
接続する一般道
愛知県道71号標識
愛知県道71号名古屋西港線
供用開始日 2000年平成12年)3月25日豊田東JCT方面
通行台数 x台/日
所在地 498-0067
愛知県弥富市上野町2-1
北緯35度2分59.49秒 東経136度47分1.48秒 / 北緯35.0498583度 東経136.7837444度 / 35.0498583; 136.7837444
備考 豊田方面出入口のみのハーフIC
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湾岸弥富インターチェンジ(わんがんやとみインターチェンジ)は、愛知県弥富市にある、伊勢湾岸自動車道インターチェンジ (IC)である。

概要

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豊田方面への入口と同方面からの出口のみをもつハーフインターチェンジである。当ICから四日市JCT方面へは連絡しないため、隣りの弥富木曽岬ICを利用する。

計画では当該ICと弥富木曽岬ICを合わせて「鍋田インターチェンジ」と称した。つまり2つのハーフICを合わせて1つのインターチェンジとして計画されていた[2]日本の高速道路において、IC名を五十音順に並べると最後に来るICでもある。

当該ICは鍋田干拓地に敷設された。そのためIC周辺の地盤高さはT.P(Tokyo Peil  : 東京湾の平均海面[3])-1.0 - 1.5 mと海抜以下である[4]。当該ICに限らず、飛島ICから木曽三川付近に至る伊勢湾沿岸の区間は江戸時代以降、人為的に造成した埋め立て地や干拓地を通過することで、概ね海抜ゼロメートル前後の地盤高さである[4]

ICは愛知県弥富野鳥園名古屋競馬場・競走馬トレーニングセンターに隣接することで、鳥類保護や防音への配慮からインターは遮光フェンス、ないし高層遮音壁で覆われている[5]。また、付近一帯は鳥獣保護区に指定されている[6]

歴史

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周辺

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愛知県弥富野鳥園から見た湾岸弥富IC。

接続する道路

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料金所

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トールゲート入口(左)と出口(右)。 トールゲート入口(左)と出口(右)。
トールゲート入口(左)と出口(右)。

レーン運用は、時間帯やメンテナンスなどの事情によって変更される場合がある[8]

入口

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  • レーン数:2[8]
    • ETC専用:1
    • ETC/一般:1

出口

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  • レーン数:2[8]
    • ETC専用:1
    • 一般:1

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E1A 伊勢湾岸自動車道
(10) 飛島IC / (10-1) 飛島JCT - (11) 湾岸弥富IC - (12) 弥富木曽岬IC

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ ETC利用可能エリアと料金所番号(中部・北陸)”. NEXCO東日本. 2016年1月17日閲覧。
  2. ^ 建設省中部地方建設局 名四国道工事事務所 1989, p. 302.
  3. ^ 名古屋港管理組合議会事務局議事課 2012, p. 27.
  4. ^ a b 角晶隆・森山陽一 1997, p. 50.
  5. ^ 照明のデータシート No.1167 2002, pp. 421–422.
  6. ^ 愛知県鳥獣保護区等位置図”. 愛知県 (2018年7月8日). 2018年7月8日閲覧。
  7. ^ “伊勢湾岸自動車道 飛島 - 弥富間が開通”. 中日新聞 夕刊: p. 10. (2000年3月25日) 
  8. ^ a b c 料金所ナビまっぷ 伊勢湾岸道” (PDF). NEXCO中日本. 2016年1月17日閲覧。

参考文献

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  • 角晶隆・森山陽一「施工研究 平野部における橋梁・高架橋の基礎構造の計画と施工 第二東名・第二名神高速道路」『土木施工』第38巻第12号、山海堂、1997年11月1日、49-55頁。 
  • 森山陽一「特集 土木を結合するプレキャスト文化:第二名神高速道路 弥富高架橋」『橋梁』第32巻第11号、科学書刊株式会社・橋梁編纂委員会、1996年11月、42-49頁。 
  • 照明のデータシート No.1167「[愛知県]第二名神高速道路 飛島IC-湾岸弥富ICの環境配慮形照明」『照明学会誌』第86巻第7号、照明学会、2002年7月、421-422頁。 
  • 建設省中部地方建設局 名四国道工事事務所『三十年のあゆみ』名四国道工事事務所、1989年10月。 
  • 名古屋港管理組合議会事務局議事課『平成23年度版 名古屋港管理組合議会一年の動き No.46』名古屋港管理組合議会事務局、2012年5月。 

関連項目

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