深澤季生
基本情報 | |
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国籍 | 日本 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
生年月日 | 1983年7月30日(41歳) |
身長 体重 |
180 cm 90 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 捕手 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
選手歴 | |
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コーチ歴 | |
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この表について
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深澤 季生(ふかざわ としお、1983年7月30日[2][3] - )は、神奈川県横浜市出身[3]の元プロ野球選手(捕手)、元コーチ。右投右打。現在は横浜DeNAベイスターズのブルペン捕手。
経歴
[編集]藤嶺学園藤沢高校ではエースで4番打者を務め、専修大学進学後も1年の秋から主戦で活躍し、大学でもエースを務めた[3][4]。2年春に2部リーグ優勝に貢献して最優秀投手となり、入替戦では2試合に先発するも那須野巧が3連投した日本大学に敗れた。4年生のときにはイップスに陥ってしまう[5]。
大学卒業後は地元のクラブチーム・神奈川BBトリニティーズ(現:横浜ベイブルース)に入団後、投手から捕手に転向[3]。ちょうどチームに捕手が不足していたことと、打撃や肩に自信があったことから転向を決意した[5]。
2007年にはこの年から開催された独立リーグ・北信越ベースボール・チャレンジ・リーグ(現:ルートインBCリーグ)の石川ミリオンスターズにテストを経て入団し[2][6]、NPB入りを目指す[4][5]。石川では2008年にベストナインに選出されるなど正捕手として活躍し、三度のリーグ制覇や2011年のBCリーグ初の独立リーグチャンピオンに貢献[2]。2011年からキャンプテンを務めたが[7]、2012年限りで任意引退[2][4][8]。現役引退後は石川のコンディショニングコーチだった片田敬太郎が横浜DeNAベイスターズのトレーナーに就任してチームを離れたこともあり、バッテリーコーチとして石川に残って指導にあたる[2][4]。
2014年冬、DeNAから誘いを受け、二軍ブルペン捕手として入団[3][4][9][10]。選手としてではないが、憧れだったNPB入りを地元球団で叶えた[4][5]。用具担当補佐も兼務[5]。2016年から2018年までは一軍ブルペン捕手を務め、2020年時点では二軍ブルペン捕手兼用具担当[3]。ブルペン捕手や用具の準備、グラウンド整備などの業務のほか、トレーニングのサポートや捕手でありながらも打撃投手を務めることもある[4]。2022年からは一軍用具担当とブルペン捕手を兼務している[5]。
人物
[編集]石川ミリオンスターズ入団から3,4年はNPBを目指してプレーしていたが、年齢面から厳しいことを自覚していた。結局、6年間も選手として在籍し、更に2年間コーチとして石川に居続けたが、これはチームへの恩返しの気持ちもあってのことだった[5]。
ブルペン捕手として入団した横浜DeNAベイスターズでは、裏方を大事にする面が伝統的にあるといい、2017年には筒香嘉智から特注のグラブが深澤らチームサポーターに送られた[11]。2018年頃からは打撃投手の吉見祐治を中心に選手にプレゼントをする習慣も生まれたという[4]。
2019年3月のENEOS 侍ジャパンシリーズ2019「日本 vs メキシコ」にもブルペン捕手としてチームの同行し、チームスタッフとして侍ジャパンのユニフォームに袖を通した[12]。
詳細情報
[編集]独立リーグでの打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
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2007 | 石川 | 71 | 310 | 260 | 33 | 73 | 10 | 3 | 0 | 89 | 45 | 3 | - | 5 | 4 | 35 | - | 3 | 35 | 12 | .281 | .368 | .342 | .710 |
2008 | 69 | 231 | 194 | 11 | 51 | 10 | 0 | 1 | 64 | 26 | 3 | - | 12 | 3 | 20 | - | 2 | 22 | 8 | .263 | .333 | .330 | .663 | |
2009 | 71 | 273 | 233 | 28 | 61 | 14 | 1 | 4 | 89 | 24 | 2 | - | 16 | 1 | 18 | - | 5 | 34 | 8 | .262 | .327 | .382 | .709 | |
2010 | 71 | 294 | 261 | 36 | 70 | 9 | 3 | 4 | 97 | 44 | 5 | - | 0 | 6 | 23 | - | 4 | 21 | 7 | .268 | .330 | .372 | .702 | |
2011 | 56 | 142 | 127 | 9 | 28 | 6 | 1 | 1 | 39 | 8 | 0 | - | 6 | 1 | 5 | - | 3 | 21 | 2 | .220 | .265 | .307 | .572 | |
2012 | 54 | 187 | 160 | 15 | 40 | 5 | 1 | 0 | 47 | 11 | 5 | - | 5 | 0 | 18 | - | 4 | 17 | 2 | .250 | .341 | .294 | .634 | |
BCL:6年 | 392 | 1437 | 1235 | 132 | 323 | 54 | 9 | 10 | 425 | 158 | 18 | - | 44 | 15 | 119 | - | 21 | 150 | 39 | .262 | .333 | .344 | .677 |
- 各年度の太字はリーグ最高
独立リーグでの表彰
[編集]- ベストナイン(2008年)
背番号
[編集]- 25(2007年 - 2014年)
- 120(2015年 - )
脚注
[編集]- ^ 日刊スポーツDeNAベイスターズ番 [@nikkan_baystars] (2024年5月28日). "マネジャーとして #佐竹学 走塁アナリストも交流戦はベンチ入り。". X(旧Twitter)より2024年6月5日閲覧。
- ^ a b c d e “[BCリーグ]石川・深澤季生コーチ「若手を育てるベテラン木田の存在」”. 現代ビジネス (講談社): p. 2. (2013年8月29日) 2020年2月1日閲覧。
- ^ a b c d e f “【野球】プロ経験なしのブルペン捕手が若手に伝えたいこと 深沢2軍ブルペン捕手兼用具担当”. デイリースポーツ online (講談社). (2020年1月23日) 2020年2月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 山口愛愛 (2019年1月27日). “ベイスターズを陰で支えるブルペン捕手とは? 深澤季生さんの仕事に迫る!”. はまれぽ.com. 2020年2月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g 滝川和臣 (2022年7月26日). “DeNA チームサポーターBC兼一軍用具担当・深沢季生 何事もなく、スムーズに「スムーズに練習、試合の準備が進むことを心掛けています」”. 週刊ベースボールONLINE. 裏方物語 チームを支える仕事人. 2022年8月9日閲覧。
- ^ “日本独立リーグ Watch”. 週刊ベースボールONLINE (2012年7月17日). 2020年2月1日閲覧。
- ^ “第94回 石川・森慎二監督「リーグ初の連覇&独立リーグ日本一へ」”. SPORTS COMMUNICATIONS. (2011年4月13日) 2020年2月1日閲覧。
- ^ “BCリーグ 石川の謝敷内野手ら3選手が任意引退!”. 独立リーグドットコム. (2012年12月5日) 2020年2月1日閲覧。
- ^ “横浜DeNAベイスターズブルペン捕手就任のお知らせ”. 石川ミリオンスターズ (2014年11月26日). 2020年2月1日閲覧。
- ^ “吉見が古巣復帰 DeNAで打撃投手”. 日刊スポーツ. (2014年11月23日) 2020年2月1日閲覧。
- ^ “DeNA・筒香がみせた心意気 裏方スタッフに特注グラブをプレゼント”. SANSPO.COM. (2017年10月6日) 2020年2月1日閲覧。
- ^ 横浜DeNAベイスターズ [@ydb_yokohama] (2019年3月11日). "【侍ジャパン】 メキシコ戦🇲🇽第2戦は、6回には #三上朋也 選手が、9回には #山﨑康晃 選手が登板し、両投手ともに1回を無失点に抑え勝利に貢献! 試合後は #深澤季生 BCも加えて記念撮影📸✨". X(旧Twitter)より2020年2月1日閲覧。