コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

深圳市足球倶楽部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
深セン上清飲から転送)
深圳
深圳
原語表記 深圳市足球俱乐部
愛称 Youth Army
Phoenix
International Arms
クラブカラー     赤・   
創設年 1994年
所属リーグ 甲級リーグ
所属ディビジョン 2部
ホームタウン 広東省深圳
ホームスタジアム 深圳世界大学生運動会体育中心[1]
収容人数 60,334
代表者 中華人民共和国の旗 鄧俊傑
監督 中華人民共和国の旗 張效瑞
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ
深圳市足球倶楽部
各種表記
繁体字 深圳市足球俱樂部
簡体字 深圳市足球俱乐部
拼音 Shēnzhènshì Zúqiú Jùlèbù
発音: シェンヂェンシ ズーチュウ ジュラブ
英文 Shenzhen Football Club
テンプレートを表示

深圳市足球倶楽部漢音読み:しんせんし-そっきゅうくらぶ、深圳市足球俱乐部)は、中華人民共和国の南部、広東省深圳市をホームタウンとする、かつて存在していた中国プロサッカーリーグ(甲級リーグ級)に加盟するプロサッカークラブ。2024年に債務問題により解散[2]

歴史

[編集]
1994年

深圳足球倶楽部創立。乙級リーグ(3部)優勝。

1995年

甲Bリーグ(2部)優勝。

1997年

保険会社「平安(Pingan)グループ」と契約、深圳平安(Shenzhen Pingan)に改名。

2000年

携帯電話会社「深圳科健(Kejian)」とも契約し、深圳平安科健(Shenzhen Pingan Kejian)に改名。

2003年

その後栄養ドリンク飲料会社「健力宝」と契約し、深圳健力宝(Shenzhen Jianlibao)に改名。

2004年

中国超級リーグ開幕。初年度チャンピオンに。

2005年

AFCチャンピオンズリーグ2005ACL初出場すると予選で水原磐田ホアンアイン・ザライのグループEを4勝1分1敗で首位通過して決勝トーナメントに進出した。準々決勝でアル・アハリと対戦した。アウェイの第1戦を1-2で敗れたが、ホームの第2戦では3-1で勝利し合計スコア4-3で準決勝に進出した。準決勝でアル・アインと対戦した。アウェイの第1戦を0-6の大差で敗れてしまい、ホームの第2戦でも0-0で勝利をすることができず合計スコア0-6で準決勝で敗退が決定した。

2006年

ビールメーカー「深圳金威啤酒グループ」と契約し、深圳金威(Shenzhen Kingway)に改名。

2007年

製薬メーカー「香雪制葯」と契約し、深圳上清飲(Shenzhen Eisiti)に改名。2008年シーズンまでこのチーム名。

2009年

一旦「深圳足球倶楽部」の名称に戻る。

2009年

香港の投資家に買収され、「深圳紅鑽足球倶楽部」となる。英文名称は「Shenzhen Ruby Football Club」とする場合が多いが、「Shenzhen Red Diamonds Football Club」の記載も見られる。

2011年

フィリップ・トルシエが監督に就任したが、超級リーグで最下位となり甲級(2部リーグ)への降格が決まった。

2016年

7月7日、クラレンス・セードルフが監督に就任したことが発表された。だがその後、チームを1部に昇格させることができなかった。

12月5日、クラレンス・セードルフ監督の退任を発表した。それに伴いスヴェン・ゴラン・エリクソン監督の就任を発表した。

2023年

超級リーグ最下位となり、甲級(2部リーグ)への降格が決まった。

2024年

財政難により、リーグ戦参加が認められず。クラブは解散した。

タイトル

[編集]

国内タイトル

[編集]

表彰

[編集]
超級リーグ

過去の成績

[編集]
シーズン ディビジョン 中国FAカップ
リーグ 順位
1994 乙級リーグ 14 5 8 1 32 16 +16 61 1位
1995 甲級リーグ 22 12 6 4 37 21 +16 42 1位
1996 超級リーグ 22 3 7 12 13 29 −16 16 11位 1回戦敗退
1997 甲級リーグ 22 10 6 6 44 34 +10 36 2位 1回戦敗退
1998 超級リーグ 26 7 9 10 29 43 −14 30 12位 1回戦敗退
1999 超級リーグ 26 7 7 12 22 39 −17 28 12位 1回戦敗退
2000 超級リーグ 26 8 8 10 27 27 0 32 9位 2回戦敗退
2001 超級リーグ 26 13 7 6 34 18 +16 46 5位 準々決勝敗退
2002 超級リーグ 28 14 10 4 42 21 +21 52 2位 2回戦敗退
2003 超級リーグ 28 12 11 5 42 21 +21 47 4位 1回戦敗退
2004 超級リーグ 22 11 9 2 30 13 +17 42 1位 準決勝敗退
2005 超級リーグ 26 4 10 12 22 42 −20 22 12位 2回戦敗退
2006 超級リーグ 28 8 6 14 22 42 −20 30 11位 準々決勝敗退
2007 超級リーグ 28 5 10 13 21 42 −21 25 14位
2008 超級リーグ 30 8 9 13 35 34 +1 33 12位
2009 超級リーグ 30 10 10 10 36 40 −4 37 11位
2010 超級リーグ 30 8 8 14 34 41 −7 32 12位
2011 超級リーグ 30 5 8 17 27 53 −26 23 16位 1回戦敗退
2012 甲級リーグ 30 12 6 12 46 41 +5 42 7位 3回戦敗退
2013 甲級リーグ 30 15 4 11 50 57 −7 49 5位 3回戦敗退
2014 甲級リーグ 30 9 10 11 35 38 −3 37 8位 3回戦敗退
2015 甲級リーグ 30 6 13 11 37 48 −11 31 12位 3回戦敗退
2016 甲級リーグ 30 11 7 12 36 43 -7 40 9位 2回戦敗退
2017 甲級リーグ 30 13 7 10 56 37 +19 46 6位 3回戦敗退
2018 甲級リーグ 30 15 8 7 57 34 +23 53 2位 3回戦敗退
2019 超級リーグ 30 4 9 17 31 57 −26 21 15位 4回戦敗退
2020 超級リーグ 20 13位
  • 2020シーズンは新型コロナウイルス感染拡大の影響により、8チームずつ2つのグループに分かれて予選を行い、各グループ上位4チーム計8チームが優勝を争う決勝トーナメントに、下位4チーム計8チームが降格を争う残留プレーオフに進む形で開催された。

現所属メンバー

[編集]
2019年7月10日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK 中華人民共和国 関震
3 DF 中華人民共和国 呂海東
4 DF 中華人民共和国 喬巍
6 MF 中華人民共和国 李強
7 FW ノルウェー オラ・カマラ
8 MF 中華人民共和国 王芸程
9 FW コロンビア ハロルド・プレシアド
10 MF ノルウェー オレ・セルネス
11 DF 中華人民共和国 張遠
13 DF 中華人民共和国 王偉龍
14 DF セネガル シェイフ・ムベング
15 DF 中華人民共和国 葛振
16 GK 中華人民共和国 周亜君
17 DF 中華人民共和国 周鑫
18 DF 中華人民共和国 徐洋
No. Pos. 選手名
19 MF 中華人民共和国 王成快
20 MF 中華人民共和国 謝宝賢
21 MF 中華人民共和国 蔡鏡源
22 MF 中華人民共和国 李晋慶
23 GK 中華人民共和国 国威
25 MF 中華人民共和国 王鵬
26 DF 中華人民共和国 金強
27 MF 中華人民共和国 祖鵬超
28 DF 中華人民共和国 孫暁彬
29 DF 中華人民共和国 王大龍
30 DF 中華人民共和国 崔民
31 MF 中華人民共和国 李源一
32 MF 中華人民共和国 陳阜俊
39 MF 中華人民共和国 甘超
40 FW ポルトガル ジエゴ・ソウザ
監督

歴代監督

[編集]

歴代所属選手

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ エルナン・バルコスの17得点は上海申花時代も含まれるため、深圳亜旅では14得点。

脚注

[編集]
  1. ^ China PR – Shenzhen FC – Venue”. int.soccerway.com. 7 July 2019閲覧。
  2. ^ 深圳市足球俱乐部官宣解散_央广网”. news.cnr.cn. 2024年1月22日閲覧。

外部リンク

[編集]