東林院
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(沙羅双樹の寺から転送)
東林院 | |
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所在地 | 京都市右京区花園妙心寺町59 |
位置 | 北緯35度01分22.6秒 東経135度43分20.5秒 / 北緯35.022944度 東経135.722361度座標: 北緯35度01分22.6秒 東経135度43分20.5秒 / 北緯35.022944度 東経135.722361度 |
院号 | 東林院 |
宗派 | 臨済宗妙心寺派 |
寺格 | 妙心寺塔頭 |
本尊 | 観音菩薩 |
創建年 | 享禄4年(1531年) |
開基 | 細川氏綱 |
中興年 | 弘治2年(1556年) |
中興 | 直指宗諤 |
別称 | 沙羅双樹の寺 |
札所等 | 通称寺の会(沙羅双樹の寺) |
法人番号 | 4130005001167 |
東林院(とうりんいん)は、京都市右京区花園妙心寺町にある臨済宗妙心寺派の寺院。大本山妙心寺の塔頭。本尊は観音菩薩。樹齢300年のナツツバキ(沙羅双樹)の銘木で知られ、沙羅双樹の寺とも称される。
歴史
[編集]当院は、室町幕府の管領であった細川高国(三友院殿)の跡目を継いだと称する細川氏綱によって、享禄4年(1531年)に高国の菩提を弔うために創建された「三友院」を起源とする。当初は上京清蔵口(現・京都市上京区)の細川邸内にあったという[1]。
弘治2年(1556年)に、細川高国の孫である山名豊国(母が高国の娘)が寺基を妙心寺山内に移して、その塔頭として再興した。その際、中興開山を高国の猶子・妙心寺第51世直指宗諤(じきしそうがく)とし、院名を「東林院」と改名した。それ以来、細川氏の菩提寺から山名氏の菩提寺になった[1]。
寛永3年(1626年)に山名豊国が亡くなると、山名豊義の子竺翁(豊国の孫)が住職となって豊国の菩提を弔った。
天保3年(1832年)に諸堂宇が大破したが、その後山名義蕃によって本堂、庫裏が再建された。
境内
[編集]精進料理
[編集]現住職の西川玄房は精進料理研究家として著名であり、現在は毎週火曜日に精進料理教室(要予約)を開いているほか、3名以上で予約すれば精進料理を食べることも可能である。
観光情報
[編集]基本的に非公開寺院であるが、毎年1月の「小豆粥で新春を祝う会」、6月の「沙羅の花を愛でる会」および10月の「梵燈のあかりに親しむ会」の時は特別拝観可能である。
宿泊情報
[編集]宿坊があり、宿泊を希望する場合は事前に往復はがきによる予約が必要である。
前後の札所
[編集]- 通称寺の会(沙羅双樹の寺)
所在地
[編集]- 京都府京都市右京区花園妙心寺町59