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堀ノ内駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
横須賀堀内仮駅から転送)
堀ノ内駅
駅舎(2020年8月)
ほりのうち
Horinouchi
地図
所在地 神奈川県横須賀市三春町3-45
北緯35度15分48.8秒 東経139度41分12.2秒 / 北緯35.263556度 東経139.686722度 / 35.263556; 139.686722 (堀ノ内駅)座標: 北緯35度15分48.8秒 東経139度41分12.2秒 / 北緯35.263556度 東経139.686722度 / 35.263556; 139.686722 (堀ノ内駅)
駅番号 KK61
所属事業者 京浜急行電鉄
駅構造 地上駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
[京急 1]10,152人/日
-2021年-
開業年月日 1930年昭和5年)4月1日
乗入路線 2 路線
所属路線 本線
キロ程 52.3 km(品川起点)
KK60 県立大学 (1.2 km)
(0.8 km) 京急大津 KK62
所属路線 久里浜線
キロ程 0.0 km(堀ノ内起点)
(0.8 km) 新大津 KK65
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堀ノ内駅(ほりのうちえき)は、神奈川県横須賀市三春町三丁目にある、京浜急行電鉄(京急)のである。駅番号KK61

利用可能な鉄道路線

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歴史

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駅構造

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ホーム(2020年8月2日)
ホーム(2020年8月2日)
堀ノ内駅浦賀方の配線。左手奥が本線浦賀、右手奥が久里浜線三崎口に向かう(2010年8月)
堀ノ内駅浦賀方の配線。左手奥が本線浦賀、右手奥が久里浜線三崎口に向かう(2010年8月)
旧駅舎(2006年11月26日)
旧駅舎(2006年11月26日)

島式ホーム2面4線を有する地上駅。傾斜地に立地するため、改札口はホームの下にある。駅の浦賀方で本線と久里浜線が平面交差で分岐している。

当駅は久里浜線の起点駅であるが、留置線などの設備は無く、久里浜線の列車は一部を除き本線の横浜品川方面に直通する。ただし品川方に片渡り線があり、早朝や夜間を中心に始発・終着列車や浦賀方と久里浜にある車両基地との間を走行する回送列車などが上り本線上で折り返す。

快特や特急のほとんどが久里浜方面へ運行されていて、普通のほとんどは浦賀方面へ運行されている。

当駅では浦賀方面の列車と久里浜・三崎口方面の列車による相互接続が行われる。

開業当初は相対式ホーム2面2線構造であった(現在の2・3番線)。1942(昭和17)年12月1日に久里浜線開業により、上りホームに副本線(現在の4番線)を増設し、線内折り返し運転を行った。1954(昭和29)年6月15日に当駅 - 湘南井田駅(現在の北久里浜駅)間の複線化により、本線との直通運転を開始。それに伴い、現在の2番線からも乗り入れを可能とし、同時に下りホームに副本線(現在の1番線)を増設した。

のりば

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番線 路線 方向 行先
1 KK 本線 下り 浦賀方面
2 KK 久里浜線 京急久里浜三浦海岸方面
3・4 KK 本線 上り 横浜・品川方面
  • 原則として、1番線は浦賀方面専用、2番線は久里浜方面(一部 浦賀方面)、3番線は浦賀方面からの上り列車、4番線は久里浜方面からの上り列車が使用する。
  • 配線上、1番線と久里浜・三崎口方面、4番線と浦賀方面は繋がっていないため車両の出入りはできない。本線・久里浜線ともに出入り可能なのは2番線のみである。そのため下り本線同士の緩急接続は可能だが、久里浜線の上下線および、上り本線同士の緩急接続はできない(ただし、3番線から久里浜方面へは線路が繋がっており、深夜に浦賀から来た電車が車両管理区に回送される際に使用される)。
  • 久里浜線は開業当初、本線との直通運転を行っておらず、現在の4番線のみを使用し、線内折り返し運転を行っていた。そのため、現在でも4番線から久里浜方面へ向かうこともできる。
  • 前述したように、当駅では上り本線同士の緩急接続はできないが、1958年3月16日改正の休日ダイヤでは、3番線に到着した浦賀始発の普通が客扱い後、一旦品川寄りに移動し、4番線に入れ替えて、後続の浦賀始発のハイキング特急「第三房総号」を待避した。
  • 平日の夕方に、当駅始発の特急 品川行きが数本設定されている。

接近メロディ

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2008年11月21日から、横須賀市三春町出身の渡辺真知子の代表曲「かもめが翔んだ日」をアレンジしたものを接近メロディとして使用している[2]。メロディはスイッチの制作で、編曲は塩塚博が手掛けた[3]。下りホームはBメロ、上りホームはサビのアレンジである。

利用状況

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2021年(令和3年)度の1日平均乗降人員10,152人[京急 1]である、京急線全72駅中52位。なお、この数字には乗り換え客は含まれていない。

近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[4]
年度 1日平均
乗降人員[5]
1日平均
乗車人員[6]
出典
1995年(平成7年) 7,679 [* 1]
1998年(平成10年) 6,810 [* 2]
1999年(平成11年) 6,683 [* 3]
2000年(平成12年) 6,690 [* 3]
2001年(平成13年) 6,714 [* 4]
2002年(平成14年) 6,700 [* 5]
2003年(平成15年) 13,577 6,661 [* 6]
2004年(平成16年) 13,165 6,474 [* 7]
2005年(平成17年) 13,122 6,465 [* 8]
2006年(平成18年) 13,126 6,469 [* 9]
2007年(平成19年) 13,286 6,601 [* 10]
2008年(平成20年) 13,249 6,653 [* 11]
2009年(平成21年) 13,160 6,619 [* 12]
2010年(平成22年) 13,017 6,548 [* 13]
2011年(平成23年) 12,632 6,346 [* 14]
2012年(平成24年) 12,602 6,329 [* 15]
2013年(平成25年) 12,734 6,410 [* 16]
2014年(平成26年) 12,422 6,248 [* 17]
2015年(平成27年) 12,508 6,278 [* 18]
2016年(平成28年) 12,507 6,284 [* 19]
2017年(平成29年) 12,395 6,271 [* 20]
2018年(平成30年) 12,312 6,225 [* 21]
2019年(令和元年) 12,254 6,139 [* 22]
2020年(令和02年) [京急 2]9,547
2021年(令和03年) [京急 1]10,152

駅周辺

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駅周辺は主に住宅街である。当駅は住宅街の中に位置するため駅前のバスターミナルは狭隘である。最寄の幹線道路は北側200m程先にある国道134号である。

駅北側は埋立地を中心とした平地である。国道沿いにはいくつかのロードサイド店舗が出店しているほか、公園なども目立つ。駅南側は丘陵地を開発した住宅街である。

バス路線

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駅前(2021年2月1日)
リヴィンシャトルバスの案内(2021年2月1日)
リヴィンシャトルバス

駅前の道路上にある「堀内駅」が最寄りバス停だが、狭隘で乗り入れる路線も少ない。駅北部徒歩3分程の国道134号上にある「堀内」も利用可能。全路線京浜急行バスによる運行。発着する路線の詳細は京浜急行バス久里浜営業所京浜急行バス衣笠営業所を参照。

堀内駅
堀内
  • 東方向
  • 西方向
    • 須22・須24・須25・須26・須27・須28 - 横須賀駅行(米ヶ浜経由) ※18時台まで
    • 須22・須24・須27 - 横須賀駅行(日ノ出町経由) ※18時台以降
    • 堀23 - 堀内駅行
  • 北方向
    • 衣30 - 衣笠駅行
  • 南方向
    • 衣30 - 堀内駅行

隣の駅

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京浜急行電鉄
KK 本線
快特
横須賀中央駅 (KK59) - 堀ノ内駅 (KK61) - (久里浜線)
特急(当駅から京急大津方の各駅に停車)
横須賀中央駅 (KK59) - 堀ノ内駅 (KK61) - 京急大津駅 (KK62)
普通
県立大学駅 (KK60) - 堀ノ内駅 (KK61) - 京急大津駅 (KK62)
KK 久里浜線
  • 「イブニング・ウィング号」停車駅(座席指定券不要)
快特・特急(いずれも久里浜線内は各駅に停車)
(本線横須賀中央方面) - 堀ノ内駅 (KK61) - 新大津駅 (KK65)
普通
(本線県立大学方面) - 堀ノ内駅 (KK61) - 新大津駅 (KK65)

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ 昭和17年12月9日付官報 鉄道省彙報
  2. ^ 「16駅の駅メロディ採用曲が決定いたしました!」 京急電鉄
  3. ^ テレビ、出ちゃいました。”. ☆♪☆ 鉄のみゅーじしゃん ☆♪☆. 塩塚博. 2020年3月14日閲覧。
  4. ^ 横須賀市統計書 - 横須賀市
  5. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  6. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
京浜急行電鉄の1日平均利用客数
  1. ^ a b c 京急グループ会社要覧 2022 - 2023” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 28. 2023年6月25日閲覧。
  2. ^ 京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月27日閲覧。
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 23ページ
  2. ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)224ページ
  3. ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 226ページ
  4. ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 224ページ
  5. ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 224ページ
  6. ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 224ページ
  7. ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 226ページ
  8. ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 226ページ
  9. ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 228ページ
  10. ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 232ページ
  11. ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 242ページ
  12. ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF, 1.38MB) - 240ページ
  13. ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF, 2.36MB) - 240ページ
  14. ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF, 830KB) - 236ページ
  15. ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF, 509KB) - 238ページ
  16. ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 240ページ
  17. ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF, 536KB) - 240ページ
  18. ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF, 533KB) - 248ページ
  19. ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 240ページ
  20. ^ 神奈川県県勢要覧(平成30年度) (PDF) - 224ページ
  21. ^ 神奈川県県勢要覧(令和元年度) (PDF) - 224ページ
  22. ^ 神奈川県県勢要覧(令和2年度) (PDF) - 224ページ

関連項目

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外部リンク

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