桃まつり (映画)
表示
(桃まつり presents 真夜中の宴から転送)
『桃まつり』(ももまつり)は、女性の映画監督たちによるオムニバス映画[1]。毎年、1つのテーマに沿って製作されている[2]。監督たちが自ら企画・製作・宣伝・公開を手がける[3]。2008年、映画美学校を卒業した9人の女性監督による12本の短編からなる『桃まつり presents 真夜中の宴』が上映された[4]。『Flowerwild』誌によって「映画の現在にささやかな革命を起こす、可憐で過激な勇者たちのグループ」と評された[5]。
作品
[編集]桃まつり presents 真夜中の宴(2008年)
[編集]- 明日のかえり路(監督:竹本直美)
- emerger(監督:佐藤有記)
- 感じぬ渇きと(監督:大野敦子)
- 功夫哀歌/カンフーエレジー(監督:吉田良子)
- きつね大回転(監督:片桐絵梨子)
- 希望(監督:深雪)
- granite(監督:大野敦子)
- 座って! 座って!(監督:笹田留美)
- たんぽぽ(監督:深雪)
- daughters(監督:木村有理子)
- あしたのむこうがわ(監督:竹本直美)
- みかこのブルース(監督:青山あゆみ)
桃まつり presents kiss!(2009年)
[編集]- たまゆら(監督:山崎都世子)
- 収穫(監督:粟津慶子)
- タッチ ミー(監督:山田咲)
- マコの敵(監督:篠原悦子)
- 月夜のバニー(監督:矢部真弓)
- あとのまつり(監督:瀬田なつき)
- 地蔵ノ辻(監督:竹本直美)
- それを何と呼ぶ?(監督:長島良江)
- クシコスポスト(監督:別府裕美子)
桃まつり presents うそ(2010年)
[編集]- 迷い家(監督:竹本直美)
- バーブの点滅と(監督:増田佑可)
- shoelace(監督:福本明日香)
- テクニカラー(監督:船曳真珠)
- きみをよんでるよ(監督:朝倉加葉子)
- FALLING(監督:加藤麻矢)
- 愚か者は誰だ(監督:渡辺裕子)
- 1-2-3-4(監督:玉城陽子)
- 代理人会議(監督:石毛麻梨子、大木萠)
- カノジョは大丈夫(監督:安川有果)
- 離さないで(監督:福井早野香)
桃まつり presents すき(2012年)
[編集]- 帰り道(監督:竹本直美)
- フィガロの告白(監督:天野千尋)
- the place named(監督:小森はるか)
- 春まで十日間(監督:ステファニー・コルク)
- 口腔盗聴器(監督:上原三由樹)
- 最後のタンゴ(監督:熊谷まどか)
- さめざめ(監督:星崎久美子)
- LATE SHOW(監督:佐藤麻衣子)
- SAI-KAI(監督:名倉愛)
桃まつり presents なみだ(2013年)
[編集]- 愛のイバラ(監督:小口容子)
- 雨の日はしおりちゃん家(監督:森田亜紀)
- MAGMA(監督:渡辺あい)
- いたいのいたいのとんでいけ(監督:朴美和)
- サヨナラ人魚(監督:加藤綾佳)
- 貧血(監督:加藤麻矢)
- 葬式の朝(監督:糠塚まりや)
- 東京ハロウィンナイト(監督:岡田まり)
脚注
[編集]- ^ “映芸シネマテークvol.3「桃まつりの収穫まつり」トークショー - 大野敦子 青山あゆみ 沖島勲”. 映画芸術 (2009年8月19日). 2015年5月16日閲覧。
- ^ “女性監督集団「桃まつり」が新作短篇で描く9つの「すき」、大根監督もエール”. CINRA.NET (2012年2月19日). 2015年5月16日閲覧。
- ^ “個性豊かな女性監督8人が“なみだ”の映画を競作!”. ぴあ映画生活. ぴあ (2013年5月13日). 2015年5月16日閲覧。
- ^ “「桃まつり」大野敦子&片桐絵梨子インタヴュー”. Nobody (2008年). 2015年5月16日閲覧。
- ^ “可憐で過激な勇者たち──「桃まつりpresents kiss!」を盛り上げる 女性監督たちの座談会”. Flowerwild (2009年3月17日). 2015年5月16日閲覧。