コンテンツにスキップ

桃まつり (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

桃まつり』(ももまつり)は、女性の映画監督たちによるオムニバス映画[1]。毎年、1つのテーマに沿って製作されている[2]。監督たちが自ら企画・製作・宣伝・公開を手がける[3]。2008年、映画美学校を卒業した9人の女性監督による12本の短編からなる『桃まつり presents 真夜中の宴』が上映された[4]。『Flowerwild』誌によって「映画の現在にささやかな革命を起こす、可憐で過激な勇者たちのグループ」と評された[5]

作品

[編集]

桃まつり presents 真夜中の宴(2008年)

[編集]
  • 明日のかえり路(監督:竹本直美)
  • emerger(監督:佐藤有記
  • 感じぬ渇きと(監督:大野敦子
  • 功夫哀歌/カンフーエレジー(監督:吉田良子
  • きつね大回転(監督:片桐絵梨子)
  • 希望(監督:深雪)
  • granite(監督:大野敦子)
  • 座って! 座って!(監督:笹田留美)
  • たんぽぽ(監督:深雪)
  • daughters(監督:木村有理子
  • あしたのむこうがわ(監督:竹本直美)
  • みかこのブルース(監督:青山あゆみ)

桃まつり presents kiss!(2009年)

[編集]
  • たまゆら(監督:山崎都世子)
  • 収穫(監督:粟津慶子)
  • タッチ ミー(監督:山田咲)
  • マコの敵(監督:篠原悦子)
  • 月夜のバニー(監督:矢部真弓)
  • あとのまつり(監督:瀬田なつき
  • 地蔵ノ辻(監督:竹本直美)
  • それを何と呼ぶ?(監督:長島良江)
  • クシコスポスト(監督:別府裕美子)

桃まつり presents うそ(2010年)

[編集]
  • 迷い家(監督:竹本直美)
  • バーブの点滅と(監督:増田佑可)
  • shoelace(監督:福本明日香)
  • テクニカラー(監督:船曳真珠
  • きみをよんでるよ(監督:朝倉加葉子
  • FALLING(監督:加藤麻矢)
  • 愚か者は誰だ(監督:渡辺裕子)
  • 1-2-3-4(監督:玉城陽子)
  • 代理人会議(監督:石毛麻梨子、大木萠)
  • カノジョは大丈夫(監督:安川有果
  • 離さないで(監督:福井早野香)

桃まつり presents すき(2012年)

[編集]
  • 帰り道(監督:竹本直美)
  • フィガロの告白(監督:天野千尋
  • the place named(監督:小森はるか)
  • 春まで十日間(監督:ステファニー・コルク)
  • 口腔盗聴器(監督:上原三由樹)
  • 最後のタンゴ(監督:熊谷まどか
  • さめざめ(監督:星崎久美子)
  • LATE SHOW(監督:佐藤麻衣子)
  • SAI-KAI(監督:名倉愛)

桃まつり presents なみだ(2013年)

[編集]
  • 愛のイバラ(監督:小口容子)
  • 雨の日はしおりちゃん家(監督:森田亜紀
  • MAGMA(監督:渡辺あい)
  • いたいのいたいのとんでいけ(監督:朴美和)
  • サヨナラ人魚(監督:加藤綾佳)
  • 貧血(監督:加藤麻矢)
  • 葬式の朝(監督:糠塚まりや)
  • 東京ハロウィンナイト(監督:岡田まり)

脚注

[編集]
  1. ^ 映芸シネマテークvol.3「桃まつりの収穫まつり」トークショー - 大野敦子 青山あゆみ 沖島勲”. 映画芸術 (2009年8月19日). 2015年5月16日閲覧。
  2. ^ 女性監督集団「桃まつり」が新作短篇で描く9つの「すき」、大根監督もエール”. CINRA.NET (2012年2月19日). 2015年5月16日閲覧。
  3. ^ 個性豊かな女性監督8人が“なみだ”の映画を競作!”. ぴあ映画生活. ぴあ (2013年5月13日). 2015年5月16日閲覧。
  4. ^ 「桃まつり」大野敦子&片桐絵梨子インタヴュー”. Nobody (2008年). 2015年5月16日閲覧。
  5. ^ 可憐で過激な勇者たち──「桃まつりpresents kiss!」を盛り上げる 女性監督たちの座談会”. Flowerwild (2009年3月17日). 2015年5月16日閲覧。

外部リンク

[編集]