Wモアモア
表示
(東城しんから転送)
Wモアモア | |
---|---|
メンバー |
東城しん 東城けん |
結成年 | 1970年 |
解散年 | 2020年 |
事務所 |
太田プロダクション →トービック |
活動時期 | 1970年 - 2020年 |
師匠 |
春日八郎(けん) Wけんじ(両者) |
出会い | 太田プロダクション |
現在の活動状況 |
解散 しん∶死去 けん∶漫談 |
芸種 | 漫才 |
Wモアモア(だぶるもあもあ)は、かつてトービック・漫才協会・落語芸術協会(デビュー当初は太田プロダクション)に所属していた日本のお笑いコンビ。出囃子は「トンコ節」。
概要
[編集]1968年、春日八郎の弟子であったけんが、漫才に魅せられWけんじに師事、一流企業の社員だったしんと1970年コンビを結成。1975年、第23回NHK漫才コンクール(現・NHK新人演芸大賞)で最優秀賞を受賞。1986年、漫才協団真打に昇進[1]、幹部となる。
訛りの抜けないけんが、しんを「このバカ!」となじりながらギャグを飛ばす。しんは柳に風とばかりに聞き流しておいて、折を見てけんに抗弁するが肝心なところで言葉を言い間違え笑いを獲る。
2020年、結成50年目にして解散。その後、両者ともにピン芸人として活動する[2]。後述通り、実際にはしんの休業によるものである。
メンバー
[編集]東城 しん(本名:
- 司会業などでも活動したが、晩年は休業状態だった。生前最後の定席出演(落語芸術協会)は2019年8月15日のお江戸上野広小路亭だった[3]。
- 2022年2月4日12時55分、解離性大動脈瘤のため帝京大学医学部附属病院で死去。73歳没。死去は2月5日に漫才協会、2月6日に落語芸術協会からそれぞれ発表された[3][4][5]。
東城 けん(本名:
- 現在はピン芸人として浅草フランス座演芸場東洋館などで活動している。
- 息子はかつてオフィス北野に所属していた元芸人のサミー家安(旧芸名はサミーモアモアJr.)、現在は引退している。
代表作
[編集]- 清水の次郎長
- 沖田総司
- 偶数奇数
- 喫茶店
- 高齢化
- 妹の結婚式等
主な出演
[編集]関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “「Wモアモア」漫才師の東城しんさん死去”. 産経ニュース (2022年2月6日). 2022年2月6日閲覧。
- ^ ナイツ塙、結成50年のWモアモア解散に衝撃「漫才協会の熟年解散が止まらない」 - デイリースポーツ online 2020年9月7日
- ^ a b 【訃報】東城しん - 落語芸術協会 2022年2月6日
- ^ 訃報 - 一般社団法人漫才協会、2022年2月5日発表
- ^ “元「Wモアモア」の漫才師・東城しんさん死去 73歳 解離性大動脈りゅうで”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2022年2月6日) 2022年2月6日閲覧。