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東京だョおっ母さん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京だよおっ母さんから転送)
「東京だョおっ母さん」
島倉千代子シングル
A面 東京だョおっ母さん
B面 故郷のかおり
リリース
規格 シングル
ジャンル 歌謡曲
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 野村俊夫(作詞)
船村徹(作曲)
島倉千代子 シングル 年表
祇園まつり音頭
1957年
東京だョおっ母さん
(1957年)
からたち日記
1958年
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東京だョおっ母さん」(とうきょうだょおっかさん)は、島倉千代子シングル1957年3月10日日本コロムビアから発売された。

概要

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通算150万枚を売り上げる大ヒットとなり[1]、島倉の代表曲の一つに数えられる。同年に公開された同名の映画では島倉自身が主演を務めた。

タイトルの通り東京が楽曲の舞台となっており、歌詞中には二重橋九段坂浅草などの東京の名所が登場している。また、2番の歌詞で登場する「桜の下」とは靖国神社のことを指している。はとバスの東京都内定期観光バスでは、初代コロムビア・ローズの「東京のバスガール」とともに、ガイドが乗客に披露する歌にもなっている。

「東京だョおっ母さん」というタイトルは、本楽曲が発売される前年の1956年に発売された美空ひばりのシングル「波止場だよ、お父つぁん」を聞いた島倉の同じような歌を歌いたいとの願望からつけられたものである。なお、島倉はひばりをプライベートでも姉のように慕っており、本楽曲と『波止場だよ、お父つぁん』はともに、船村徹による作曲である。

同年島倉は紅白歌合戦に初出場を果たしたが、曲目は「逢いたいなァあの人に」であった。その後、島倉は通算35回紅白に出場したものの、過去のヒット曲を歌唱した「名曲紅白」でも歌われることはなく、代表曲のひとつである本楽曲が紅白の舞台で歌唱されたことは一度もなかった。

後に島倉が再録音し、歌唱したものにはセリフが入っているが、発売当時はセリフなしであった。

収録曲

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  1. 東京だョおっ母さん
    作詞:野村俊夫、作曲:船村徹
  2. 故郷のかおり
    作詞:野村俊夫、作曲:船村徹

カバー

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出典

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  1. ^ サンケイスポーツ』2013年11月9日付、大阪本社版12版、26面。

関連項目

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