イ・ヘイン (フィギュアスケート選手)
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(李海仁から転送)
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2023年世界選手権の記者会見でのイ・ヘイン | |||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕 |
2005年4月16日(19歳) 大韓民国・大田広域市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
居住地 | 大韓民国・ソウル | ||||||||||||||||||||||||||||||||
身長 | 164センチメートル | ||||||||||||||||||||||||||||||||
選手情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
代表国 | 大韓民国 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
カテゴリー | 女子シングル | ||||||||||||||||||||||||||||||||
コーチ | 池炫靜 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
所属クラブ | 大韓氷上競技聯盟 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
開始 | 2013年 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
最高ランク | 4位(2022–23シーズン) | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUサイト | バイオグラフィ | ||||||||||||||||||||||||||||||||
ISUパーソナルベストスコア | |||||||||||||||||||||||||||||||||
+5/-5 GOEシステム | |||||||||||||||||||||||||||||||||
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イ・ヘイン(朝鮮語: 이 해인、英語: Haein LEE、漢:李 海仁[1][2]、2005年4月16日 - )は、韓国のフィギュアスケート選手(女子シングル)。主な戦績は、2023年世界選手権銀メダル、2023年四大陸選手権優勝、2022年四大陸選手権銀メダルなど。
経歴
[編集]8歳のころにスケートを始めた。憧れの選手はバンクーバーオリンピック金メダリストのキム・ヨナ。
2017-2018シーズンにアジアフィギュア杯ノービスクラスで優勝、2019-2020シーズンのジュニアグランプリリガ大会[3]・クロアチア大会で共に優勝した。
2022-2023シーズン、グランプリシリーズでは表彰台を逃していたが、四大陸選手権で1位、世界選手権2位と好成績を収めた。つづく国別対抗戦でも女子シングルで1位となり、初出場の韓国チームの団体戦2位の好成績に貢献した。
2024年6月、同年5月のイタリア合宿中に飲酒して未成年の男子選手にセクハラをした問題により、スポーツ公正委員会から資格停止3年の処分を受けた[4]。グランプリシリーズのエントリーも取り消されたが、イ・へイン側は処分を不服として撤回を求めて提訴。11月に資格停止処分の効力停止を求める仮処分が認められた[5]。
競技成績
[編集]ISUパーソナルベストスコア
[編集]- SP - ショートプログラム、FS - フリースケーティング
- TSS - 部門内合計得点(英: Total segment score)は太字
- TES - 技術要素点(英: Technical element score)、PCS - 演技構成点(英: Program component score)
部門 | 種類 | 得点 | 大会 |
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総合 | TSS | 225.47 | 2023年世界国別対抗戦 |
SP | TSS | 76.90 | 2023年世界国別対抗戦 |
TES | 41.00 | 2023年世界国別対抗戦 | |
PCS | 35.90 | 2023年世界国別対抗戦 | |
FS | TSS | 148.57 | 2023年世界国別対抗戦 |
TES | 76.42 | 2022年四大陸選手権 | |
PCS | 72.46 | 2023年世界国別対抗戦 |
主な戦績
[編集]- 括弧内の数字は団体戦における個人順位
- GP - ISUグランプリシリーズ
- CS - ISUチャレンジャーシリーズ
大会名 | 2017–18 | 2018–19 | 2019–20 | 2020–21 | 2021–22 | 2022–23 | 2023–24 |
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世界選手権 | 10位 | 7位 | 2位 | 6位 | |||
四大陸選手権 | 2位 | 1位 | 11位 | ||||
GP スケートアメリカ | 4位 | ||||||
GP スケートカナダ | 7位 | ||||||
GP フランス杯 | 10位 | 4位 | 4位 | ||||
GP NHK杯 | 4位 | ||||||
CS フィンランディア杯 | 欠場 | 4位 | |||||
CS ネペラ杯 | 3位 | 2位 | |||||
エーニャスプリング杯 | 2位 | ||||||
上海トロフィー | 2位 | ||||||
トリグラフトロフィー | 1位 | ||||||
世界国別対抗戦 | 2位 (1位) |
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韓国選手権 | 9位 | 3位 | 2位 | 3位 | 3位 | 3位 | 2位 |
- JGP - ISUジュニアグランプリシリーズ
- J - ジュニアクラス
- N - ノービスクラス
大会名 | 2017–18 | 2018–19 | 2019–20 | 2021–22 |
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世界ジュニア選手権 | 8位 | 5位 | 欠場 | |
JGP ファイナル | 5位 | |||
JGP クロアチア杯 | 1位 | |||
JGP リガ杯 | 1位 | |||
JGP リュブリャナ杯 | 3位 | |||
JGP オーストリア杯 | 4位 | |||
アジアフィギュア杯 | 1位 N | 1位 J |
詳細
[編集]2023-2024 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2024年3月18日 - 24日 | 2024年世界フィギュアスケート選手権(モントリオール) | 3 73.55 |
12 121.93 |
6 195.48 |
2024年1月30日 - 2月4日 | 2024年四大陸フィギュアスケート選手権(上海) | 11 56.07 |
9 113.31 |
11 169.38 |
2024年1月4日 - 7日 | 韓国フィギュアスケート選手権(議政府市) | 3 68.43 |
3 137.41 |
2 205.84 |
2023年11月24日 - 26日 | ISUグランプリシリーズNHK杯(門真) | 3 62.93 |
6 126.02 |
4 188.95 |
2023年11月3日 - 5日 | ISUグランプリシリーズフランスグランプリ(アンジェ) | 3 66.30 |
5 124.66 |
4 190.96 |
2022-2023 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2023年4月13日 - 16日 | 2023年世界フィギュアスケート国別対抗戦(東京) | 1 76.90 |
1 148.57 |
2 団体 (225.47) |
2023年3月20日 - 26日 | 2023年世界フィギュアスケート選手権(さいたま) | 2 73.62 |
1 147.32 |
2 220.94 |
2023年2月7日 - 12日 | 2023年四大陸フィギュアスケート選手権(コロラドスプリングス) | 8 69.13 |
1 141.71 |
1 210.84 |
2022年11月4日 - 6日 | ISUグランプリシリーズフランスグランプリ(アンジェ) | 6 62.77 |
2 130.72 |
4 193.49 |
2022年10月21日 - 23日 | ISUグランプリシリーズ スケートアメリカ(ノーウッド) | 4 66.24 |
5 113.26 |
4 179.50 |
2022年10月4日 - 9日 | ISUチャレンジャーシリーズ フィンランディア杯(エスポー) | 4 66.00 |
3 129.72 |
4 195.72 |
2022年9月29日 - 10月1日 | ISUチャレンジャーシリーズ ネペラメモリアル(ブラチスラヴァ) | 2 58.06 |
3 106.82 |
3 164.88 |
2021-2022 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2021年11月29日 - 31日 | ISUグランプリシリーズ フランス国際(グルノーブル) | 8 63.18 |
10 108.14 |
10 171.32 |
2021年10月29日 - 31日 | ISUグランプリシリーズ スケートカナダ(バンクーバー) | 8 62.63 |
8 127.37 |
7 190.00 |
2019-2020 シーズン | ||||
開催日 | 大会名 | SP | FS | 結果 |
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2020年3月2日 - 8日 | 2020年世界ジュニアフィギュアスケート選手権(タリン) | 2 70.08 |
6 123.93 |
5 194.01 |
2019年12月5日 - 8日 | 2019/2020 ISUジュニアグランプリファイナル(トリノ) | 6 65.39 |
4 128.99 |
5 194.38 |
2019年9月25日 - 28日 | ISUジュニアグランプリ クロアチア杯(ザグレブ) | 2 69.29 |
1 134.11 |
1 203.40 |
2019年9月4日 - 7日 | ISUジュニアグランプリ リガ(リガ) | 3 66.93 |
1 130.70 |
1 197.63 |
プログラム使用曲
[編集]シーズン | ショートプログラム | フリースケーティング | エキシビション |
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2022–23 | Storm 曲:Eric Radford |
Phantom of the Opera 曲:Andrew Lloyd Webber |
Never Enough 曲:ローレン・オルレッド After LIKE 曲:IVE |
2021–22 | Ave Maria | Homage to Korea | Rollin' |
2020–21 | Ave Maria | Black Swan | — |
2019–20 | 夜想曲第20番 作曲:フレデリック・ショパン |
リバーダンス 作曲:ビル・ウィーラン |
— |
脚注
[編集]- ^ 李海仁 イ・ヘイン フィギュアスケート figure-skate フリースケート SP 2020年1月20日閲覧。
- ^ イヘイン(フィギュアスケート)
- ^ フィギュアのイ・ヘインがジュニアGPで金メダル、韓国勢Vはキム・ヘジン以来
- ^ “韓国女子フィギュアのイ・ヘインのセクハラ反論に…「被害選手に“キスマーク”…精神科で治療中」”. 中央日報 - 韓国の最新ニュースを日本語でサービスします (2024年6月28日). 2024年6月28日閲覧。
- ^ “【ベテラン記者コラム(676)】フィギュアスケートの〝セクハラ疑惑〟に新展開 韓国女子のエース・李海仁が競技会に復帰” (2024年11月15日). 2024年11月16日閲覧。
- ^ "Personal Bests - Haein LEE (KOR)" [パーソナルベスト - イ・ヘイン(韓国)] (英語). 国際スケート連盟. 2024年4月11日閲覧。
- ^ a b "Competition Results - Haein LEE (KOR)" [競技結果 - イ・ヘイン(韓国)] (英語). 国際スケート連盟. 2024年4月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 国際スケート連盟によるイ・ヘインのバイオグラフィー
- イ・ヘイン (@happy_haein05) - Instagram