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札幌オリンピックミュージアム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
札幌オリンピックミュージアム
SAPPORO OLYMPIC MUSEUM
2023年9月 地図
施設情報
前身 札幌市冬のスポーツ博物館(1980-1999)
札幌ウィンタースポーツミュージアム(2000-2016)
専門分野 ウィンタースポーツ
1972年札幌オリンピック
事業主体 札幌市
管理運営 札幌振興公社
延床面積 5034.43m2
開館 2017年2月21日
所在地 064-0958
日本の旗 日本北海道札幌市中央区宮の森1274番地 大倉山ジャンプ競技場内
位置 北緯43度3分6.6秒 東経141度17分27.3秒 / 北緯43.051833度 東経141.290917度 / 43.051833; 141.290917座標: 北緯43度3分6.6秒 東経141度17分27.3秒 / 北緯43.051833度 東経141.290917度 / 43.051833; 141.290917
最寄駅 札幌市営地下鉄東西線円山公園駅
最寄バス停 ジェイ・アール北海道バスばんけいバス「大倉山競技場入口」
外部リンク sapporo-olympicmuseum.jp
プロジェクト:GLAM
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札幌オリンピックミュージアム(さっぽろオリンピックミュージアム 英:SAPPORO OLYMPIC MUSEUM)は、北海道札幌市にある博物館

概要

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ウィンタースポーツ1972年札幌オリンピックにまつわる資料を展示する博物館として1980年に「札幌市冬のスポーツ博物館」の名前で開館。その後建物の老朽化のため大倉山ジャンプ競技場の大改修に合わせて2000年に「札幌ウィンタースポーツミュージアム」として現在地に移転、総工費約40億円をかけ鉄筋コンクリート造3階建てでシミュレーター類などのアミューズメント要素を取り入れた展示に改められた[1]

2016年には2017年アジア冬季競技大会に向けてリニューアルを行い、冬季オリンピック開催都市としてのレガシーを継承すべく、2階をオリンピック・パラリンピックの歴史や理念を解説する内容に再構築した。1994年リレハンメルオリンピックノルディック複合団体金メダリストの阿部雅司が名誉館長に任命されている。

沿革

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館内

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《本館》

1階
  • オリンピック競技シミュレーター
  • ウィンタースポーツ・シアター
  • 大倉山ジャンプ競技場紹介
  • スキーの歴史
  • 日本のオリンピアンコーナー
  • スケートの歴史
  • 競技情報ゾーン
  • 企画展示コーナー
2階
  • オリンピックスピリッツ
  • パノラマシアター
  • オリンピックゲームス
  • 札幌オリンピックレガシー
  • 宮様大野精七博士コーナー
  • パラリンピックワールド
3階
  • エントランス
  • ミュージアムショップ

《アネックス》

1階
  • カフェ「ルポ」
  • 多目的ギャラリー
2階
  • レストラン「ヌーベルプース大倉山」

札幌市冬のスポーツ博物館

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1980年2月3日に札幌オリンピック開会式8周年に合わせて開業、1,550m2の建物内にウィンタースポーツ資料2,854点を収蔵した[10]。旧NHK札幌放送局局舎を用いて1999年まで営業され、その後大倉山「札幌ウィンタースポーツミュージアム」に移転した。

館内(開館当初)[10]
  • 1階
    • 第1展示「スキーのあゆみ」 - 北欧の古代スキー、スキー神「ウル」の像、ナンセンレルヒ少佐の紹介、北海道とスキーの歴史、スキー用具の変遷や科学解説、スキーができるまで、スキーを楽しく、宮様大会と大倉シャンツェの紹介などスキーに関する歴史を中心に展示。
    • 第2展示「パラダイスヒュッテ」 - 登山用具各種を展示。
    • 図書室
    • 玄関ホール
  • 2階
    • 第3展示「ウィンタースポーツ」 - 竹スケート、北極横断、スノーモービル三浦雄一郎のスキー用具、バイアスロンフィギュアスケート、スケート用具、アイスホッケー、スケートの歴史、ボブスレー、リュージュなどを紹介。
    • 第4展示「映像室」・映写室
    • 第5展示「特別展示室」 - 大野精七コレクションを展示。
    • 第6展示「札幌オリンピック」 - 札幌の町並みとジャンパー、招致運動、競技施設パノラマ、冬季五輪の歩み、実施競技各種、ユニフォーム、関係資料、五輪と市民生活などを展示。
    • レストコーナー・スタンプ台

脚注

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  1. ^ 岡本幸彦「目指せ雪と氷のアスリート 北海道・札幌市」 - Monthly Report国民生活金融公庫調査月報2000年10月号(中小企業リサーチセンター)
  2. ^ 41 札幌市冬のスポーツ博物館 - 札幌の建築探訪(北海道新聞社)56P
  3. ^ a b c 2017年:お知らせ 2月21日 - 札幌オリンピックミュージアム
  4. ^ 札幌ウィンタースポーツミュージアム臨時休館のお知らせ - 札幌振興公社
  5. ^ a b c d 「大倉山ジャンプ競技場」がリニューアル! 内覧会レポート - ontona編集部ブログ 2020年6月8日
  6. ^ 北海道オール・オリンピアンズ活動拠点「OLYPARA・SALON(オリパラ・サロン)」オープニングセレモニーを開催しました。 - 札幌市役所2020年2月19日
  7. ^ ジャンプ台横でフレンチを、札幌の五輪ミュージアム改装 - 毎日新聞 2020年6月5日
  8. ^ a b 札幌オリンピック栄光の地「大倉山に来て」 モニュメント新設 - 北海道新聞2020年6月8日
  9. ^ IOCバッハ会長 女子マラソン視察で北海道入り」『産経新聞』2021年8月6日。2022年11月11日閲覧。
  10. ^ a b 札幌市教育委員会 編『冬のスポーツ』 16巻、北海道新聞社さっぽろ文庫〉、1981年2月。 

関連項目

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外部リンク

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  • 札幌オリンピックミュージアム
  • 札幌オリンピックミュージアム条例 - 札幌市例規集(札幌市役所)
  • "札幌オリンピックミュージアム". TripAdvisor. 2022年11月11日閲覧