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曹 小仏奴(そう しょうふつど、1108年 - ?)は、北宋の徽宗の妃嬪。
曹彬の末裔にあたる。初め鄭皇后の侍女を務め、後に才人(正五品)となった。
靖康の変後、曹小仏奴は金に連行された。途中、金の天会5年(1127年)4月7日、湯陰に館伴使[1]の阿林葛思美[2]と駆け落ちした。その後、完顔宗望は監督を強化したが、曹小仏奴のことは見過ごした。徽宗はこの一件について「館伴使の接待奉仕の褒賞として、曹氏が賜予された」と言った。
- 『靖康稗史箋證』
- 『三朝北盟会編』
- 『宋史記事本末』
- ^ 駅站の官吏。
- ^ 漢字表記。あるいは「烏凌噶色呼美」という。