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春田駅

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春田信号場から転送)
春田駅
北口(手前のモニュメントは開業5周年記念に造られた「人の和」)
(2022年5月)
はるた
Haruta
CJ01 八田 (3.7 km)
(1.8 km) 蟹江 CJ03
地図
所在地 名古屋市中川区春田二丁目92-2
北緯35度8分35.5秒 東経136度48分49秒 / 北緯35.143194度 東経136.81361度 / 35.143194; 136.81361座標: 北緯35度8分35.5秒 東経136度48分49秒 / 北緯35.143194度 東経136.81361度 / 35.143194; 136.81361
駅番号 CJ  02 
所属事業者 東海旅客鉄道(JR東海)
所属路線 関西本線名古屋地区
キロ程 7.5 km(名古屋起点)
電報略号 ルタ
駅構造 高架駅
ホーム 2面2線
乗車人員
-統計年度-
3,759人/日(降車客含まず)
-2019年-
開業年月日 2001年平成13年)3月3日[1]
備考
テンプレートを表示
南口(2023年4月)

春田駅(はるたえき)は、愛知県名古屋市中川区春田二丁目にある、東海旅客鉄道(JR東海)関西本線である。駅番号CJ02

運行形態の詳細は「関西線 (名古屋地区)」を参照。

歴史

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1972年昭和47年)に地元から駅設置の請願が出されており、名古屋市議会が国鉄総裁充てに意見書を提出するなど、陳情活動が行われてきた。国鉄民営化後、1992年平成4年)6月に名古屋市と東海旅客鉄道(JR東海)との間で駅設置に関する基本協定が結ばれ、請願駅として地元負担の新駅として計画が進められることになった[3]。その後、1998年(平成10年)に駅周辺地区が市街地整備総合支援事業に指定され、名古屋市、名古屋市住宅供給公社、JR東海の間で基本協定と工事協定が結ばれ、1999年(平成11年)から駅本体を着工することとなった[4]

当初は「富田駅」の仮称で構想されていたが、関西本線には既に富田駅が三重県に存在していたため、基本協定締結時には「春田新駅」の仮称で事業化された[3]。そして、そのまま春田駅が駅名に採用された[1]

なお、伊勢湾台風からの復旧過程で、1959年昭和34年)11月6日より、現在の当駅近傍に富田町仮乗降場が臨時に設置されたとの記録がある[5][6]。いつまで設置されていたのかは不明。

年表

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駅構造

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有効長146mの相対式ホーム2面2線を持つ交換可能な高架駅である[1]。南側の線路(1番線)が主本線、北側の線路(2番線)が行違線となる一線スルー方式を採っており、通過列車は列車交換を行わない限り1番線を経由するが、停車列車は方向別にホームを使い分けている。

桑名駅が管理する無人駅である[10]。高架下の駅舎内部には自動券売機サポートつき指定席券売機自動改札機が設置されている。バリアフリー対応として各ホームへ連絡するエレベーターが設置されている[1]

JRの特定都区市内制度における「名古屋市内」の駅であり、関西本線では最も西になる。

のりば

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番線 路線 方向 行先 備考
1 CJ 関西本線 下り 四日市方面 一部は2番線から発車
2 上り 名古屋方面  

(出典:JR東海:駅構内図

かつては2番線から発車する下り列車が1日1本だけあった(2021年令和3年)3月改正ダイヤでは、9時58分発四日市行き普通)[11]2022年(令和4年)3月改正ダイヤで2番線から発車する下り列車は設定されていない[12]

利用状況

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開業前は乗降客が4,000人程度と見込まれていた[4]

「名古屋市統計年鑑」によると、当駅の一日平均乗車人員(降車人員は含まず)は以下の通りに推移している。

年度 一日平均
乗車人員
2000年 1,262[13]
2001年 1,611[13]
2002年 2,006[13]
2003年 2,255[13]
2004年 2,495[13]
2005年 2,715[14]
2006年 2,808[14]
2007年 2,969[14]
2008年 3,042[14]
2009年 3,121[14]
2010年 3,271[15]
2011年 3,299[16]
2012年 3,374[17]
2013年 3,495[18]
2014年 3,534
2015年 3,589
2016年 3,663
2017年 3,750
2018年 3,747
2019年 3,759
2020年 3,017
2021年 3,166
2022年 3,436

21世紀に開業した関西本線では最も新しい駅ではあるが、従来より存在する近鉄戸田駅よりも利用客が多く、少しずつ増加している。

駅周辺

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バス路線

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最寄りのバス停は、交通広場にある春田駅である。名古屋市交通局名古屋市営バス(市バス)により以下の路線が運行されている。開業後の3月23日より乗り入れている。

隣の駅

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東海旅客鉄道(JR東海)
CJ 関西本線
快速「みえ」・快速
通過
区間快速・普通
八田駅 (CJ01) - 春田駅 (CJ02) - 蟹江駅 (CJ03)

脚注

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出典

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  1. ^ a b c d e “関西線に春田駅誕生”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2001年3月6日) 
  2. ^ a b c 集中旅客サービスシステムの使用開始日について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2020年10月30日。オリジナルの2020年11月1日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20201101020458/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040841.pdf2020年11月3日閲覧 
  3. ^ a b “JR関西線 「春田新駅」4年ぶりゴー 地元要望から24年 名古屋市が関連予算”、中日新聞、1996年1月31日朝刊、25面
  4. ^ a b 鉄道建築ニュース(2001年7月号 pp24-26)
  5. ^ 中部日本新聞夕刊 (中部日本新聞社). (1959年11月5日) 
  6. ^ 「富田町に仮乗降場」『交通新聞』交通協力会、1959年11月7日、2面。
  7. ^ 東海旅客鉄道 2007, p. 805.
  8. ^ a b c 集中旅客サービスシステムの導入駅拡大について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2019年11月13日。オリジナルの2019年12月16日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20191216122600/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000040137.pdf2020年2月4日閲覧 
  9. ^ 2022年3月ダイヤ改正について』(PDF)(プレスリリース)東海旅客鉄道、2021年12月17日、11頁。オリジナルの2021年12月17日時点におけるアーカイブhttps://web.archive.org/web/20211217085105/https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041637.pdf2021年12月19日閲覧 
  10. ^ 『東海旅客鉄道20年史』 p.732 - 733 (東海旅客鉄道)
  11. ^ 春田駅下り時刻表(2021年3月13日変更)” (pdf). 東海旅客鉄道 (2021年3月13日). 2022年1月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年1月23日閲覧。
  12. ^ 春田駅下り時刻表(2022年3月12日改正)”. 東海旅客鉄道. 2022年3月12日閲覧。[リンク切れ]
  13. ^ a b c d e 平成17年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365および366で除した人数。
  14. ^ a b c d e 平成22年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365および366で除した人数。
  15. ^ 平成23年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365で除した人数。
  16. ^ 平成24年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を366で除した人数。
  17. ^ 平成25年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365で除した人数。
  18. ^ 平成26年版名古屋市統計年鑑 11.運輸・通信 11-7.JR東海各駅の乗車人員 総数を365で除した人数。

参考文献

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  • 東海旅客鉄道『東海旅客鉄道20年史』東海旅客鉄道、2007年9月。全国書誌番号:21314216 

関連項目

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外部リンク

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