カトリック同盟
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(旧教同盟から転送)
カトリック同盟(カトリックどうめい)とは歴史用語でカトリック教徒の国家あるいはカトリック教会が中心となって結成した同盟のことである。かつて日本の歴史用語でカトリックに「旧教」の訳語をあてたことがあることから「旧教同盟」とも呼ばれる。以下のようなものがある。
- カトリック同盟 (フランス) - 16世紀のユグノー戦争期、カトリック諸侯が結成した同盟。
- カトリック同盟 (ドイツ) - 17世紀の三十年戦争時、ドイツのカトリック諸州が結成した同盟。
- カトリック同盟 (アメリカ合衆国) - 20世紀に創設されたアメリカ合衆国のカトリック信徒団体。
- アイルランド・カトリック同盟 - 清教徒革命時のアイルランドで自治を行った機構。
以下の神聖同盟もカトリック同盟と同義であるため、カトリック同盟の訳語があてられることがある。
- 神聖同盟 (イタリア) - イタリア戦争時に教皇国を中心に結成された同盟。
- 神聖同盟 (地中海) - 16世紀にオスマン帝国に対して結成され、レパントの海戦で勝利を収めた同盟。
- 神聖同盟 (対オスマン帝国) - 17世紀にオスマン帝国(第2次ウィーン包囲)に対して結成されたヨーロッパ諸国の同盟。