宮田本店
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(日南娘から転送)
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒889-3141 宮崎県日南市大堂津4丁目1-8 北緯31度33分21秒 東経131度22分46秒 / 北緯31.55583度 東経131.37944度座標: 北緯31度33分21秒 東経131度22分46秒 / 北緯31.55583度 東経131.37944度 |
設立 | 1953年11月5日 |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 1350001009517 |
事業内容 | 焼酎・醤油・リキュールの製造販売 |
代表者 | 代表取締役社長 宮田育紀 |
資本金 | 1,000万円 |
外部リンク | http://www.hinamusume.jp |
株式会社宮田本店(みやたほんてん)は、宮崎県日南市大堂津の醸造会社。芋焼酎『日南娘』、『銀の星』のメーカーとして知られ、他に醤油類なども製造している。
沿革
[編集]1804年(文化元年)、創業者である宮田萬吉が大坂で醸造法を学び、帰郷して酢の醸造を手がけたのが宮田家の醸造業の始まりである[1]。
大正時代の1921年、4代目の宮田猪積が、「櫻井」という銘柄で焼酎の製造を開始し、さらに昭和に入って1928年からは、「宮の鶴」の銘柄でみりん、「ミヤタ醤油」の銘柄で醤油も製造するようになった[1]。
第二次世界大戦後の1953年、5代目の宮田利秋が株式会社宮田本店を設立し、焼酎「銀の星」を発売、1971年には6代目の宮田潤一が焼酎「日南娘」を発売してその後の主要銘柄が揃った[1]。
1986年、7代目の宮田育紀が社長となった[1]。2011年に宮田育紀が死去し、以降は未亡人である宮田千賀子が、社長と杜氏を務めている[2]。「8代目」は息子の健矢が名乗っている[2] [3]。
もともとかなり小規模な蔵元で、2000年前後から酒店に注目されて流通するようになり十数年を経て生産量が6倍に伸びたというが、それでも宮崎県内の蔵元としては小規模な部類とされている[2]。2000年代には、「日南娘」や「銀の星」が熊本国税局の酒類鑑評会でしばしば入賞した[4][5][6][7][8][9][10][11][12][13]。杜氏が代わった2017年にも入賞を果たしている[14]。
銘柄
[編集]- 日南娘[15] - アルコール分20度と25度がある
- 派生商品として「日南娘 黒麹仕込み」、「日南娘 甕壺寝かし」、「日南娘 無濾過」がある
- 銀の星[16]
- 大地の香味 - 有機農法による芋のみを使った[17]、契約酒店「さいとう酒店」のプライベートブランド商品[18]
- 宮田屋
- 宮の鶴
以上、自社で製造している商品のほか、委託製造によって扱っている商品として、酢、味噌、ウスターソースがある。
かつて取り扱っていた銘柄
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d “会社概要 沿革”. 宮田本店. 2019年8月31日閲覧。
- ^ a b c “株式会社 宮田本店”. だれやみ. 2019年8月31日閲覧。
- ^ “「本格焼酎の日」魅力再発見 はしご酒の催し、蔵元がPR 宮崎”. 朝日新聞・西部朝刊・宮崎: p. 29. (2018年11月3日) - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
- ^ “酒類鑑評会 本格焼酎の部で県内13製造場が入賞 熊本国税局発表”. 読売新聞・西部朝刊・宮崎: p. 29. (2003年5月14日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “2004年酒類鑑評会 県内20銘柄が優等入賞 熊本国税局”. 読売新聞・西部朝刊・宮崎: p. 37. (2004年4月11日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “酒類鑑評会の入賞は155点--熊本国税局管内”. 毎日新聞・宮崎: p. 19. (2008年4月19日) - 毎索にて閲覧
- ^ “2005年酒類鑑評会・焼酎の部 県内22銘柄が優等入賞 熊本国税局”. 読売新聞・西部朝刊・宮崎: p. 30. (2005年4月20日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “酒類鑑評会・焼酎 県内12醸造場の21銘柄、優等入賞”. 読売新聞・西部朝刊・宮崎: p. 27. (2006年4月22日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “酒類鑑評会 県内の酒造場、27か所入賞”. 読売新聞・西部朝刊・宮崎: p. 30. (2008年5月15日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “酒類鑑評会:県産焼酎、15製造場が入賞”. 毎日新聞・宮崎: p. 24. (2008年4月23日) - 毎索にて閲覧
- ^ “23酒造場の31品が入賞 熊本国税局酒類鑑評”. 読売新聞・西部朝刊・宮崎: p. 28. (2009年5月16日) - ヨミダス歴史館にて閲覧
- ^ “酒類鑑評会:県内から清酒2点 焼酎延べ29点入賞--熊本国税局”. 毎日新聞・宮崎: p. 24. (2009年4月22日) - 毎索にて閲覧
- ^ “酒類鑑評会:県内から23点入賞 清酒2点、焼酎21点--熊本国税管内”. 毎日新聞・宮崎: p. 18. (2010年4月22日) - 毎索にて閲覧
- ^ “酒類鑑評会:県内33点入賞 熊本国税局”. 毎日新聞・宮崎: p. 22. (2017年4月28日) - 毎索にて閲覧
- ^ [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション『日南娘(ひなむすめ)』 - コトバンク
- ^ [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション『銀の星』 - コトバンク
- ^ [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション『大地の香味』 - コトバンク
- ^ “焼酎”. さいとう酒店. 2019年8月31日閲覧。
- ^ [日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクション『あなたのそばに』 - コトバンク
- ^ “あなたのそばに。”. 小池義弘 (2012年2月2日). 2019年8月31日閲覧。 “もうかれこれ20数年前の焼酎ですぞ!”