新竹市立野球場
新竹市立中正野球場 Hsinchu Baseball Stadium | |
---|---|
外観 球場全景 | |
施設データ | |
所在地 | 台湾 新竹市北区西大路559号 |
座標 | 北緯24度48分23.8秒 東経120度57分39.4秒 / 北緯24.806611度 東経120.960944度座標: 北緯24度48分23.8秒 東経120度57分39.4秒 / 北緯24.806611度 東経120.960944度 |
開場 |
1976年11月27日 (新築) 2022年7月22日(再建) |
所有者 | 新竹市政府 |
グラウンド | 天然芝(外野)、赤土(内野) |
建設費 | 12億新台湾ドル |
旧称 | |
新竹県立王貞治野球場 新竹県立中正野球場 新竹市立中正野球場 | |
使用チーム • 開催試合 | |
味全ドラゴンズ(中華職業棒球聯盟、2022年- ) | |
収容人員 | |
10,000人 | |
グラウンドデータ | |
球場規模 |
両翼 - 330 ft 中堅 - 400 ft (約121.92 m) |
新竹市立中正野球場 | |
---|---|
各種表記 | |
繁体字: | 新竹市立中正棒球場 |
拼音: | Xīnzhúshì Zhōngzhèng Bàngqiúchǎng |
注音符号: | ㄒㄧㄣㄓㄨˊㄕˋㄌㄧˋㄓㄨㄥㄓㄥˋㄅㄤˋㄑㄧㄡˊㄔㄤˇ |
英文: | Hsinchu Baseball Stadium |
新竹市立中正野球場(しんちくしりつちゅうせいやきゅうじょう、繁体字中国語: 新竹市立中正棒球場、英語: Hsinchu Baseball Stadium)は、台湾新竹市北区に位置する野球場。1976年に完成されたが、2019年に解体・再建され[1]、総額12億ニュー台湾ドルを投じて改修され[2]、中華職業棒球聯盟の味全ドラゴンズが2022年後半シーズンより本拠地として使用する。
概要
[編集]当初、新竹県立王貞治野球場(しんちくけんりつおうさだはるやきゅうじょう、繁体字中国語: 新竹縣立王貞治棒球場)と命名され、王貞治は落成式と記念像の除幕式に出席した[3]。 その後、中華民国総統の蔣介石(本名、蔣中正)が亡くなったことにより、1976年11月27日の開所式で「新竹県立中正棒球場」に変更される。1982年に新竹県から新竹市が脱離(県轄市から省轄市に昇格)した際「新竹市立中正棒球場」に変更された。2022年にスタジアムの改修が完了した後、現在の名称に変更された[4][5]。
2022年7月22日より改修後のこけら落としとして、味全ドラゴンズ対富邦ガーディアンズの3連戦が行われたが、グラウンドの質や内外の設備の施工に問題があり2試合で両チームの3選手が負傷したため、CPBL会長を兼任する立法院副院長の蔡其昌は市政府との協議で同カード最終となる24日のゲーム開催を延期した[6]。この件で新竹市長(代理)も謝罪声明を発表した[2]。この年は当初、7月から9月にかけて8試合の開催が予定されていたが、延期された7月24日分も含めた6試合が斗六および天母に会場を変更して開催された[7]。
2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)では、強化試合の開催が計画されていたが、改修が間に合わないことを理由に見送られた[8]。2023年当初のCPBL年間スケジュールにおいては、当球場での開催予定は記されておらず、また、味全ドラゴンズの主球場も天母棒球場とされている。
脚注
[編集]- ^ “新竹市立棒球場開拆 新球場預計110年完工”. 聯合報 (好房網). (2019年8月11日)
- ^ a b 社會中心 (2022年7月24日). “新竹棒球場斥資12億被嘲「天堂路」3傷兵 代理市長道歉”. 三立新聞網
- ^ “40年竹市棒球場 期待第600支全壘打”. 自由時報. (2016年4月20日)
- ^ “中職/新竹棒球場將開打 擁全台唯一外野牛棚、民宅也能看球”. 聯合報. (2022年7月20日)
- ^ “新竹棒球場再會啦!26日最後巡禮 球星張泰山同樂”. 自由時報. (2018年5月10日)
- ^ “新竹市棒球場釀多名選手受傷 蔡其昌:今晚延賽、8月賽事擬換場地”. 風傳媒. (2022年7月24日)
- ^ “2022一軍例行賽延賽公告”. 中華職業棒球大聯盟. 2023年5月7日閲覧。
- ^ “新竹棒球場挖出磚塊電線 高虹安拍板不辦WBC熱身賽”. 中央廣播電臺. 2023年5月7日閲覧。