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齋藤利江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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齋藤 利江(さいとう としえ、1939年 - )は、昭和30年代に撮影した写真を中心に活動を行う写真家

略歴

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1939年、群馬県桐生市出身[1]。10歳の時に父親からカメラをもらったことがきっかけとなり写真撮影をはじめる[1][2]。中学・高校の時から複数の写真コンテストに入賞[3]、齋藤も写真家を夢見ていたが、父親が病に倒れたため写真家になる夢を断念[1]。また、父親は齋藤が写真家になることに強く反対し、写真のネガを全て没収した[3]。齋藤は家業でカメラ屋を営みながらも趣味として写真撮影を続け、コンテストへの応募や写真展を開催していた[3][4]

1999年、父親の遺品整理中に、処分されたと思っていた大量のネガフィルムが見つかる[2][3]。これを機に60歳から写真家としての活動をはじめ、昭和30年代の撮影した写真による写真展や雑誌の連載などを行っている[5][6][7]

著作

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  • 『あの日、あの時、あの笑顔』 清流出版、2001年
  • 『おんぶの温もり(齋藤利江の昭和30年代シリーズ1)』 日本写真企画、2015年
  • 『三丁目写真館〜昭和30年代の人・物・暮らし〜』 小学館、2018年

主な展示会

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脚注

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  1. ^ a b c 齋藤 利江(写真家)の講座「還暦から夢を叶えよう」”. 小学館カルチャーライブ!. 小学館. 2018年11月14日閲覧。
  2. ^ a b 60歳からの再出発 失われた懐かしい「昭和」伝える写真家齋藤利江”. オルタナS (2012年10月31日). 2018年11月14日閲覧。
  3. ^ a b c d 斎藤利江 常設展示コーナー”. 旧花輪小学校記念館. みどり市. 2018年11月14日閲覧。
  4. ^ 写真家・齋藤利江さん”. くにまるジャパン 極. 文化放送 (2018年8月14日). 2018年11月14日閲覧。
  5. ^ “"三丁目の夕日"を再現、錦町商店街”. ウェブ桐生タイムス. (2014年10月17日). http://kiryutimes.co.jp/news/5457/ 2018年11月14日閲覧。 
  6. ^ “一枚の写真がつないだ縁、齋藤作品「トラック」で初展示”. ウェブ桐生タイムス. (2016年11月2日). http://kiryutimes.co.jp/news/10928/ 2018年11月14日閲覧。 
  7. ^ “写真家、斎藤利江さん企画展 昭和30年代の活力感じて 筑波海軍航空隊記念館、23日から”. 産経ニュース. (2018年2月21日). https://www.sankei.com/article/20180221-PTPXCHYDQJK7HDDUP7IYTXPG4Q/ 2018年11月14日閲覧。 

外部リンク

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