斎藤信太郎
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斎藤信太郎 さいとう しんたろう | |
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生年月日 | 1843年6月15日 |
出生地 |
日本 陸奥国伊具郡耕野村 (現宮城県丸森町耕野) |
没年月日 | 1915年5月5日(71歳没) |
所属政党 |
(宮城政友→) (国民協会→) (自由党→) (無所属→) 帝国党 |
親族 | 兄・斎藤喜平治(宮城県会議員) |
選挙区 | 宮城県第2選挙区 |
当選回数 | 1回 |
在任期間 | 1898年3月 - 1898年6月10日 |
在任期間 |
1879年1月 - 1880年1月 1880年9月 - 1898年3月 1899年9月 - 1903年3月 |
伊具郡会議員 |
斎藤 信太郎(齋藤、さいとう しんたろう、1843年6月15日(天保14年5月18日[1][注釈 1])- 1915年(大正4年)5月5日[2][3])は、明治から大正初期の農業経営者、実業家、政治家。衆議院議員。斉藤(齊藤)と表記する事例有り[4]。
経歴
[編集]陸奥国伊具郡耕野村[1][4][5][6](宮城県[2]伊具郡耕野村を経て現丸森町耕野)で、素封家[1]・斎藤広重の息子として生まれた[4]。経済学を修めた[4]。伊具郡丸森村[1](現丸森町[7])の斎藤茂吉の養子となり[4]、農業を営む[1]。
1873年(明治6年)小学校の創設に尽力した[4]。1874年(明治7年)蚕種組合頭取に就任[4]。その他、丸森村学務委員、同村養蚕業頭取、伊具郡会議員、所得税調査委員、地方森林会議員、隅口蚕業組合頭取なども務めた[2][3][4]。
1879年(明治12年)1月、第1回宮城県会議員選挙に当選し[1]、1880年(明治13年)1月まで在任[1]。同年9月に再選され[1]、1898年(明治31年)3月まで務め[1]、さらに1899年(明治32年)9月から1903年(明治36年)3月まで在任[1]。この間、同参事会員、同副議長なども務め[1][2][5][6][7]、産業、教育などの振興に尽力した[1][5]。
1898年(明治31年)3月、第5回衆議院議員総選挙(宮城県第2区、准自由党)で当選し[8]、山下倶楽部に所属し衆議院議員に1期在任した[2][3]。
実業界では、宮城県農工銀行設立委員、奥羽水産運輸会社支配人などを務めた[2][3]。
国政選挙歴
[編集]- 第1回衆議院議員総選挙(宮城県第2区、1890年7月、宮城政友)次点落選[9]
- 第2回衆議院議員総選挙(宮城県第2区、1892年2月、国民協会)次点落選[9]
- 第3回衆議院議員総選挙(宮城県第2区、1894年3月、国民協会)次点落選[9]
- 第4回衆議院議員総選挙(宮城県第2区、1894年9月、国民協会)次点落選[8]
- 第5回衆議院議員総選挙(宮城県第2区、1898年3月、准自由党)当選[8]
- 第6回衆議院議員総選挙(宮城県第2区、1898年8月、無所属)次点落選[8]
- 第7回衆議院議員総選挙(宮城県市郡部、1902年8月、帝国党)落選[10]
- 第8回衆議院議員総選挙(宮城県市郡部、1903年3月、帝国党)落選[10]
著作
[編集]親族
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『衆議院議員候補者列伝』斉1頁では天保4年5月26日。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n 『宮城県議会史 第1巻』付録139頁。
- ^ a b c d e f 『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』284頁。
- ^ a b c d 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』204頁。
- ^ a b c d e f g h 『衆議院議員候補者列伝』斉1-2頁。
- ^ a b c d e 『宮城県百科事典』393頁。
- ^ a b 『宮城県姓氏家系大辞典』345頁。
- ^ a b 『仙台人名大辞書』409頁。
- ^ a b c d 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』93頁。
- ^ a b c 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』34頁。
- ^ a b 『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』20頁。
参考文献
[編集]- 大久保利夫『衆議院議員候補者列伝 一名・帝国名士叢伝 第3編』六法館、1890年。
- 『衆議院議員総選挙一覧 上巻』衆議院事務局、1915年。
- 衆議院事務局編『衆議院議員総選挙一覧 自第7回至第13回』衆議院事務局、1918年。
- 菊田定郷『仙台人名大辞書』仙台人名大辞書刊行会、1933年。
- 『総選挙衆議院議員略歴 第1回乃至第20回』衆議院事務局、1940年。
- 宮城県議会史編さん委員会編『宮城県議会史 第1巻』宮城県議会、1968年。
- 『宮城県百科事典』河北新報社、1982年。
- 衆議院・参議院『議会制度百年史 - 衆議院議員名鑑』大蔵省印刷局、1990年。
- 竹内理三ほか編『宮城県姓氏家系大辞典』角川日本姓氏歴史人物大辞典4、角川書店、1994年。