日曜討論
日曜討論 | |
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ジャンル | 政治討論番組 |
出演者 |
山下毅 伊藤雅之 曽我英弘 牛田茉友 政治・政党関係者若干名 過去の司会者は当該項目参照 |
製作 | |
制作 |
NHK (放送:総合テレビ) |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1994年4月 - |
放送時間 | 日曜 9:00 - 10:00 |
放送分 | 60分 |
公式サイト | |
特記事項: 前史として、1957年10月-1992年3月に「国会討論会」「政治座談会」「経済座談会」を交互に放送ののち、1992・1993年度に「討論」として統廃合され、1994年度から現在の題名。延長あり |
日曜討論 | |
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ジャンル | 政治討論番組 |
放送方式 | 生放送(内容により事前収録) |
放送時間 | 日曜 9:00 - 10:00(60分、延長あり) |
放送局 | NHKラジオ第1 |
パーソナリティ |
山下毅 伊藤雅之 曽我英弘 牛田茉友 過去の司会者は当該項目参照 |
出演 | 政治・政党関係者若干名 |
公式サイト | 公式サイト |
特記事項: 前史として、1957年10月-1992年3月に「国会討論会」「政治座談会」「経済座談会」を交互に放送ののち、1992年4月-1994年3月に「討論」として統廃合され、1994年4月から現在の題名。延長あり高校野球期間中は当日深夜(放送上。2012年度以後は<月曜日>0時台)に振り替えて録音放送する。 NHKワールド・ラジオ日本でも日曜深夜<月曜日>1時台に独自で再放送を行う |
『日曜討論』(にちようとうろん、Sunday Debate)は、NHKのテレビおよびラジオで放送されている討論番組である。
NHKは戦後初期頃から、毎週日曜日に『国会討論会』『政治座談会』『経済座談会』と題した国会議員、政治関係者、財界・経済専門家を招いた番組を放送し、放送時期と題材により番組名を変えた。1992年4月にこれらの番組を統合して「討論」[1]と変更し、1994年4月から現在の番組名とした。
概要
[編集]おもに与野党の政治家や閣僚などをスタジオに招き[注 1]、政局や国内外の情勢など諸問題について討論する[2]。番組内の政治家の発言が、NHKや民放各局のニュース番組と新聞各紙で多く引用される。
NHK解説委員室に属する政治担当の解説委員と女性アナウンサーが司会し、放送総局報道局政経国際番組部と政治番組班が担当して、千代田区永田町に近いNHK千代田放送会館内のスタジオで制作する。
『国会討論会』の時期は、金曜日に選挙区へ帰省が多い議員らに配慮して金曜日の夜収録して日曜日に放送し、番組で要人や政治家が発言した内容を金曜夜のニュースで報道することがあった。のちに番組出演を議員らが選挙対策に利用し始め、以後は生放送を基本とする[注 2]。
「与野党に問う」「党首(または幹事長・書記局長、政策責任者、国会対策委員長など)に問う」など、国内外の政治や経済を題材に国会議員ら政治家が出演する。特定の事件や事象を題材に社会情勢を取り上げ、政治家は参加せずに有識者のみが討論することもある。
出演者らは長方形に組んだテーブルを囲み、テーブルの正面奥に司会者、テーブル両側に主義や主張が相対する出演者、それぞれを配する場合が多い[注 6]。
番組冒頭で直近の時事を伝え、当日の論点をまとめた録画を流し[注 7]、最後に当日の番組出席者を紹介する[注 9]。
司会
[編集]現在
[編集]- 伊藤雅之(NHK解説委員、2018年3月11日 - )
- 曽我英弘(NHK解説委員、2020年度 - )
- 山下毅(NHK解説委員長、2023年度 - )
- 牛田茉友(NHKアナウンサー、2017年7月9日 - 2019年3月31日・2024年4月7日 - )
- 解説委員は交代で出演。
- 2014年度以降、出演する女性アナウンサーは当日のテーマに関するデータや番組ウェブサイトへ寄せられた視聴者の意見などを紹介する。
過去
[編集]- NHK解説委員
- 影山日出夫
- 当初は解説委員の山本孝、のちに島田とそれぞれ隔週交替で進行を担当した。影山は2010年8月11日にNHK放送センター内便所で首を吊り、12日に搬送先の病院で死亡した。直近の放送は影山の担当が月間に1回程度でそれ以外は島田の担当が多く、8月1日の放送が最後の担当であった。8月15日放送回の最後に、影山は司会を259回務めたことと他界したことを告げた。
- 山本孝
- 島田敏男(2018年5月27日まで)
- 神志名泰裕(2010年9月 - 2012年度)
- 城本勝(2013年度 - 2015年6月)
- 臥雲義尚(2015年7月 - 2015年12月)
- 太田真嗣(2016年度 - 2020年度)
- NHKアナウンサー
- 兼清麻美[注 10](2012年6月10日放送分の日曜討論スペシャル「どうする“社会保障と消費増税”」のアシスタント)
- 中川緑(2014年度 - 2016年度、2019年11月10日 - 2021年3月28日)
- 松村正代(2017年4月2日 - 7月2日)
- 小郷知子(2019年4月7日 - 11月3日)
- 井上あさひ(2021年度)
- 星麻琴(2022年度 - 2023年度)
放送時間・チャンネル
[編集]- チャンネル
- 通常は上記時間に以下の各波で放送される。
- 総合テレビ[注 13]
- ラジオ第1
- NHKワールド・プレミアム[注 14]
- ニュース番組の時差放送が多くなるオリンピック期間中でも、番組休止しない限り国内は同時放送する。
- NHKワールド・ラジオ日本
- 2010年4月より国内同時放送を開始した[注 15]。衛星ラジオのみ放送する。
- 放送を終了したチャンネル
- BShi - 2005年3月まで、時差放送された。
- BS2[注 17] - 難視聴対策放送およびチャンネル自体の終了に伴い、2011年3月27日放送分をもって打ち切られた。
- NHKワールドTV - 英語放送強化による番組改編で2008年3月30日放送分をもって打ち切られた。
振り替え放送及び休止例
[編集]前提として、年末年始と国政選挙の投票日以外は振り替え放送になっても放送を行う。以下に、その具体例として高校野球中継と地震報道・津波報道・緊急地震速報の事例を挙げる[注 18]。
- 高校野球に関して、2015年夏季(全国高等学校野球選手権大会)は全国大会の開催期間中は総合テレビでの中継を優先し、開始以来初めて休止の措置をとった。ラジオ第1でも高校野球の中継を中断せずに行っている。
- 春季(選抜高等学校野球大会)ならびに2014年までの夏季について、テレビでは当該時間に高校野球はEテレで放送されたため休止されない。ラジオ第1は全国大会中継の都合で夜(22時台以降[注 19])に録音放送されることがある[注 20]雨天中止時であっても国内向けは放送時間を変更せず、そのまま深夜に移動[注 21]するが、国際放送では通常時刻で放送。また当初予定の日程が準々決勝の翌日で休養日<2013年夏以後>であるか、準決勝・決勝に該当する場合は通常時間での放送とする。
- 2022年の夏季でも休止の措置を取った。8月7日は外交問題をテーマに有識者のみの出席で、8月14日は第2次岸田改造内閣の主要閣僚にインタビューするためそれぞれ放送したが8月21日は休止した。この日は準決勝翌日で休養日だったが準決勝が中止した場合は9:00から試合が行われる予定だった。この時間はドキュメンタリー『竹花センセイ! キミたちに語るボクのこと』を放送した。
- ラジオ第1の地方大会中継(支部予選決勝を含む)は『日曜討論』の放送が最優先となるため、日曜9時台の地方大会中継はFMで放送される。したがって該当する地域では同時間帯にFMで放送される『名演奏ライブラリー』は休止となる(この場合でもIPサイマルラジオサービス2者(「NHKネットラジオ らじる★らじる」及び実験配信中の民放ラジオポータル「radiko」)のいずれかで聴取可能)[注 22]。
- BS2では全国大会と重複する場合でも『日曜討論』の放送が最優先となるため高校野球全国大会はBS1で放送。ただし、2010年3月21日の選抜高校野球開会式の中継は本番組の時間帯と重なったものの、BS1での振り替え放送をせず、本番組は13:00から録画放送。
- NHKワールド・ラジオ日本の場合、ラジオ第1放送が高校野球全国大会中継を放送していても、通常通り国内同時放送。なお、ラジオ第1放送・国際放送では開始冒頭と終了時にラジオセンターのスタジオから補足的なアナウンスが入るが、高校野球期間中における国際放送単独放送(国内同時放送のみ)の場合は補足的なアナウンスは流れない。ただし、2011年3月27日放送分は東日本大震災関連の特別編成により国際放送でもそのまま高校野球中継を放送するため、ラジオ第1放送の録音放送をそのまま同時放送した[注 23]。
- 2007年3月25日の放送分は番組の途中で能登半島地震が発生して地震報道があったため、総合テレビでは同日15:11から、BS2では翌26日0:00から改めて放送された(撮って出し形式による収録、NHKワールドも同様)。ラジオについては高校野球の放送の関係で最初から夜に時間帯に時差放送されることになっていたため変更はなかった。ちなみに、テレビ国際放送では国内放送より1分ほど遅れて災害報道に切り替わった。
- 2010年2月28日はチリ地震による津波が日本でも発生する可能性があったことから9時台は終始特設ニュースを放送した。総合テレビとNHKワールド(ワールドプレミアム・ラジオ日本)は23:00から、ラジオ第1は23:15から、BS2は3月1日0:20(2月28日深夜)からそれぞれ録画・録音放送。テレビの放送では津波警報・津波注意報発令中であったため、発令域地図テロップを最後まで消去せずに表示、一部テロップや図面で見にくい箇所があった[注 24]。
- 同年10月3日の放送分は番組の途中で新潟県上越地方を震源とする地震が発生。国内放送全波とNHKワールド・ラジオ日本では緊急地震速報が出され(NHKワールド・プレミアムでは緊急地震速報のテロップは表示なし)、進行役の解説委員が注意を呼びかける対応を取った。その後、総合テレビとNHKワールド・プレミアムでは9:30頃からニュースセンターのスタジオから15分間特設ニュースを放送したため一時中断[注 25]。ラジオ第1とNHKワールド・ラジオ日本でも緊急地震速報の自動音声終了後、そのままラジオセンターのニューススタジオから地震関連の特設ニュースに入ったため途中で放送打ち切りとなった。これらの放送波のうち、総合テレビとラジオ第1[注 26]では同日の23:55から、NHKワールド(ワールドプレミアム・ラジオ日本)では翌4日の1:00からそれぞれ録画・録音で再放送[注 27]された(進行役の解説委員が注意を呼びかける対応の部分のみカットした上での再放送)。なお、BS2ではそのまま本番組の放送が続けられた。
- 2011年5月1日は、第177通常国会・参議院予算委員会において平成23年度第一次補正予算審議を衆議院共々大型連休返上で行った為[3]、国会中継に差し替えられ番組自体放送休止。年末年始と国政選挙の投票日以外での本番組休止は史上初のケースとなった[注 28]。
- 2012年7月29日は総合テレビでロンドンオリンピックの録画中継放送が7:45-11:54に組まれる関係上、中継のないラジオ第1・NHKワールド(別名:ワールドプレミアム、ラジオ日本)も含めて番組自体放送休止。年末年始と国政選挙の投票日以外での本番組休止は上記にある2011年5月1日の平成23年度第一次補正予算審議の模様を放送した時以来のことだった(2012年7月18日公表のロンドンオリンピック放送計画より)。
- オリンピック中継のない放送波のうち、NHKワールド・プレミアムでは同年7月22日にBSプレミアムで放送された「祭りだ祭りだ 東北夏祭りスペシャル まっさかり!東北の夏」(8:30-10:00)を、ラジオ第1とNHKワールド・ラジオ日本では同年7月16日(海の日の祝日)にFM放送で2時間に渡り生放送された「RunBeat!!~Run with Radio~」を1時間に再編集してそれぞれ放送(ただし、後者番組については高校野球地方大会中継に差し替えた福井局を除く)。
- 同年11月4日放送の「14党に問う どうなる臨時国会 政局のゆくえは」及び11月18日放送の「衆議院解散 どう臨む政治決戦」はいずれも11:10までの放送であるが、NHKワールド・ラジオ日本のみ、電波運用面の都合や11:00からの国際放送独自の定時ニュースの放送の確保などから国内同時放送を休止し、FM放送や過去に放送されたデジタルラジオ実用化試験放送番組の時差放送に差し替えとなった(放送で確認)。
- 2014年6月15日は、2014 FIFAワールドカップブラジル大会1次予選・日本対コートジボワールを総合テレビとラジオ第1は生中継(テレビはこれに先駆け、日本時間でこの日未明から日本戦を含む3試合連続放送)するため国際放送も含め休止となる[4]。
- 2016年2月7日の放送は、(日本時間)9時31分頃に北朝鮮が人工衛星と称するミサイル発射を行った事から、Jアラート(全国瞬時警報システム)発令直後に番組を中断して、武力攻撃事態等における国民の保護のための措置に関する法律(国民保護法)に基づく緊急ニュースを放送した。なお、当番組は、ラジオ第1・総合テレビ共、同日16時10分から改めて放送された。
- 2021年7月にこれまでNHKが放送権を保有していたびわ湖毎日マラソンが大阪マラソンに統合されたのに伴い、2022年以降、毎年2月最終週の日曜日は大阪マラソンを中継するため、該当週は通常より1時間繰り上げて8:00 - 9:00に放送している[5][6]。
- 2023年5月21日の放送は、総合テレビでは、広島市で開催している第49回先進国首脳会議(G7広島サミット)関連のニュースを放送するため、40分繰り下げ・10分短縮の9:40 - 10:30の放送となった[7]。ラジオ第1では、G7広島サミット関連のニュースは放送せず、9時40分まで、9時のNHKニュースと『ソングブック「#5 松任谷由実」』及び「フィラー音楽」(9:30 - 9:40)を放送した(当初は9:30から放送予定だったが、「サミット特設ニュース」が10分延長した)。
- その他
振り替え放送事例ではないものの、2011年2月20日放送分ではスタジオ内の照明が電源の不具合で一部暗くなるトラブルが起きたが、番組そのものは通常通り行われた[注 29]。また、2011年3月13日放送分「東北地方太平洋沖地震 政治の対応を問う」は特設ニュースの合間の放送だったため、通常の放送波に加え、Eテレ、BS1、BSハイビジョン、FM放送でも同時放送された[注 30]。
特集番組
[編集]衆議院議員総選挙、参議院議員通常選挙といった国政選挙には選挙期間中と投票後に各政党が出演する特集番組が何本か放送される。全て総合テレビとNHKワールド・プレミアム(ノンスクランブル)での放送が前提となっており、ラジオ第1、NHKワールド・ラジオ日本での放送時間が異なることがある。
選挙期間中の日曜日・日曜討論の時間ないしは『NHKスペシャル』が放送される21時台、及び投票翌日の19時台・20時台に放送される。国会討論会時代は『選挙討論会』として放送された。開票が投票日の翌日に行う時、投票日の21時から特集番組を放送する。
開票番組では『日曜討論』司会者のどちらかが出演し、NHKの開票速報本部と各政党・団体の選挙対策本部にいる党首・代表者を中継回線で結んだ討論会が行われる。翌日開票で投票日に開票番組を放送しない時は21時台に討論形式の特集番組を放送した。
投票日の『日曜討論』は公職選挙法により、投票締め切り24時間前から(投票日前日の土曜日午後8時から投票日当日の日曜日午後8時まで)選挙活動が禁止される(放送にも制約がかかる)ことと、開票速報の準備作業のために放送しない。投票日に『日曜討論』が休止となった場合は別番組を編成する[注 32]。
衆参の補欠選挙や統一地方選挙、あるいは東京都議会議員選挙の投票日は、政治家の出演がなくゲストが有識者だけになる場合が多い。
雑記
[編集]新年最初の放送は、与野党の党首ら[注 33]が議席順に登場し、司会者と対談形式で新年の抱負を語る[注 35]。
NHKオンデマンドの「見逃し番組サービス」は2010年4月の放送分から2020年2月放送分まで、他番組は14日間配信されているが、当番組のみ7日間で配信を終了した。2020年3月1日放送分からNHKプラスの同時配信・見逃し配信へ移行した。
政治部出身の海老沢勝二(元NHK会長)は会長在任時も頻繁に放送現場に立ち会った。
スタジオのカメラマンもスーツを着用する。
2022年4月10日からNHKワールド JAPANウェブサイトで本番組の同時配信を開始する[8]。日本国内のインターネット視聴は、類似サービスのNHKプラスや受信料制度と整合性の観点から配信対象外で、不可能である[9]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 出演者のスケジュールの都合により東京のスタジオに出られない場合は地方放送局のスタジオなどから中継で参加する。
- ^ ただし、政治家の日程の都合で土曜日など他の曜日に事前収録される場合もある(以前は全編収録放送となる場合があったが、現在は生放送の中で事前に収録したものを放送することがほとんどである)。
- ^ 衆議院解散時は実質与野党関係なく、片側端(司会者席側)が角張った形、片側端が円形となった長方形のテーブルの形にあわせて均等に座席が配分されている。これは有識者のみが出演する場合においても同様である。
- ^ 目立たないように低い位置に置かれている。最初は点滅した状態で点灯し、時間が来ると完全な点灯状態になる。次の発言者に交代するときに消灯される。2012年12月2日の放送では多数の政党の政策責任者が出演する都合などから司会者席側と奥側の2か所に置かれた。
- ^ 発言時間の目安を示す白色ランプは円形のテーブルの場合は司会者席の端の位置あるいは円の中心部分に置かれる。
- ^ 例えば与野党間の討論の場合には、画面右側に与党議員、画面左側に野党議員が座る[注 3]。なお、長方形のテーブルの中心部分は開いており、この開いている部分の司会者席の前の位置には、発言時間の目安を示す必要があるときに用いられる四角柱の形状の白色ランプが置かれている[注 4]。国務大臣と有識者の出演または有識者のみ出演の場合は円形のテーブルが使用されることもある[注 5]。
- ^ ラジオでは音声のみ。
- ^ 国際放送での放送時は深夜時間帯の時差放送またはラジオ第1放送で高校野球中継が行われる関係で総合テレビの音声を使用してそのまま同時放送する場合は補足的なアナウンスは入らない。
- ^ 原則としてテレビ放送とラジオ放送の同時生放送(サイマル放送)であり音声も同一となるが、ラジオ放送の場合には映像がないため、番組冒頭では「日曜討論です」、司会の解説委員の紹介アナウンス(2019年6月現在は、司会者三人とも自らが挨拶時に自己紹介しているため省略)、番組終了では「日曜討論を終わります」とラジオ放送向けのアナウンスが補われている[注 8]。
- ^ 解説スタジアムと同様、視聴者から寄せられた意見を紹介するアシスタントとして担当する。中川の前に本番組でアナウンサーを起用した唯一の事例である。
- ^ ニュースは放送時間延長の場合、基本的に本番組終了後に放送するが、途中で9:55または10:00から5分間挟む形で放送される場合もある。
- ^ 最大で11:10[注 11]。
- ^ アナログ放送は2011年7月(岩手・宮城・福島各県以外)および2012年3月(岩手・宮城・福島各県)の終了までレターボックスで放送した。
- ^ 2008年10月からはノンスクランブルで視聴可能である。レターボックスで放送する。
- ^ ただし、その日の本番組の放送で終了時間が11:00を超える編成が予定されている場合は休止となり、別番組に差し替えられる(この場合でもNHKワールド・プレミアムで本番組の視聴が可能)。
- ^ 短波・衛星ラジオとも放送する。衛星ラジオは前日9:00に日本国内と同時で初回放送されるため、再放送扱いとなる。ただし、本番組自体放送がなかったときはラジオ深夜便の同時放送に変更される(放送時間枠拡大の場合でも本番組を休止して深夜便の同時放送に変更される場合がある)。
- ^ デジタル放送は16:9のワイドサイズで放送。アナログ放送はレターボックスで放送。
- ^ なお、ラジオ第1では、以下の理由とは別に夜間時差放送を行った時期があった。現在[いつ?]は同時放送であるが、編成の都合などでまれに時差放送となることもある。
- ^ 2009年度以後は若者向け番組の編成枠確保のため、2009-11年度(渋マガZ時代)は23時台、2012-14年度(「wktkラヂオ学園」時代)は翌0時台(月曜0:10-1:11=日曜24:10-25:11)で通常より1分余分に放送されている(「ラジオ深夜便」1時台冒頭のNHKニュースの生放送の時間調整や、地域によって日曜深夜<月曜未明>にラジオ第1のメンテナンスによる停波、ないしは減力放送が発生し、その休止・減力のアナウンスが放送される都合のためであるが、実際は普段と同じ1:10までであり、残りの1分は先述の休止・減力アナウンスか、通常通り放送する地域は時間調整のためのフィラー音楽である)。2014年3月30日は日程通り行われれば選抜高校野球休養日で通常放送となるところだったが、3月26日の試合が雨天順延によりこの日準々決勝を開催することになったためひとまずは27日0時台に移動して放送することになった。しかし3月29日に引き分け再試合が生じ、30日はその1試合だけを開催することから、結果的に当初の通常放送に戻されている。2014年は「wktk-」が23時までの放送となり、「深夜便」は23:10開始に戻ったが、2011年度までとは違い、23時台の「ないとガイド」は通常放送となり、「日曜討論」は今までと同じ24時台の放送となる。なお2014年8月10日の放送は、全国高校野球の開催が8月9日の段階で台風11号接近により開催中止が決まったため、急きょラジオ第1も同時放送に変更された。当初は午前9時からの予定だったが、台風被害拡大のためこの時間は特設ニュースを放送するため、午後2時に一旦放送予定が繰り下げられたが、ニュース延長により午後3時30分からの放送開始となった。ただし公式サイトでは一時「午後4時開始」とする記述があったが、のちに3時30分開始に繰り上げられている
- ^ ラジオ第1放送で夜に録音放送される場合、NHKワールド・ラジオ日本では同時放送せず、FM放送・デジタルラジオ実用化試験放送の音楽番組など別番組に差し替えられる。2011年3月27日放送分は東日本大震災関連の特別編成により国際放送でもそのまま選抜高校野球の中継が放送される都合上、ラジオ第1と同時に夜の時間帯の録音放送もそのまま放送される。
- ^ 当該枠は歌の日曜散歩、またはすっぴん!インタビューセレクションに変更。
- ^ 総合テレビのロンドンオリンピック中継の関係で本番組自体休止となった2012年7月29日はこの時間帯に高校野球地方大会中継が組まれていた放送局は福井局のみだったが、そのままラジオ第1放送で地方大会中継を放送し、FM放送の『名演奏ライブラリー』は通常通り放送された。
- ^ 代わりに翌28日1:00からの国際放送単独の時差放送が休止となり、そのまま「ラジオ深夜便」の同時放送となった。
- ^ NHKワールド・プレミアムでは津波警報・津波注意報の発令域地図テロップは一切表示していない。
- ^ NHKワールド・プレミアムは総合テレビよりも数秒早く(終了時の挨拶の途中で)特設ニュースを離脱して本番組の映像に切り替わった。
- ^ このため、ラジオ第1とラジオ国際放送では『ラジオ深夜便』を中断。ラジオ国際放送は同時放送せず別番組に差し替え(通常の国際放送定時編成である1:00からの放送が実質的な代替放送)。
- ^ NHKワールド・プレミアムではノンスクランブル放送も実施。NHKワールド・ラジオ日本では通常の国際放送定時編成での放送。
- ^ NHKワールド・プレミアムとNHKワールド・ラジオ日本は別番組差し替え(前者は「ワイルドライフ」の再放送をスクランブル配信。後者はFM放送・過去に行われていたデジタルラジオ実用化試験放送の各番組を9:55まで。9:55から海外安全情報を放送)。これに伴い、NHKワールド・ラジオ日本の翌1時台の時差放送も休止となり、ラジオ深夜便の同時放送となる。
- ^ 番組中に進行役の解説委員から断りのコメントを伝え、総合テレビではしばらくの間、字幕スーパーでその旨の表示が出された(BS2とNHKワールド・プレミアムでは表示なし)。
- ^ NHKワールド・プレミアムではこの日、通常の局内回線受けでなく東京送出のデジタル総合テレビの放送映像をそのまま受けて使用したため、デジタル総合テレビの識別である「NHK G」のウォーターマーク、時報スーパー、逆L字画面による字幕情報(全国向け情報・首都圏向けローカル情報共通)もそのまま表示された(3月20日・27日放送分も同様)。
- ^ 2010年7月11日(参院選投票日)は2010 FIFAワールドカップ南アフリカ大会「デイリーハイライト・3位決定戦」を放送
- ^ テレビではドキュメンタリーやアンコール番組などを編成[注 31]、ラジオでは『歌の日曜散歩』を延長して対応する(ただし、9時55分からのローカル枠は原則設定されない)。
- ^ 総理大臣になった党の場合、自民党は幹事長(2013年の1月13日放送ではそのまま自民党総裁が出演)。
- ^ 2013年最初の放送は1月6日だったが、この日は「2013年 安倍政権はどう動く 新閣僚に問う」と題して、第2次安倍内閣の新閣僚が一同に出演しての放送を行ったため、各党党首による新年の抱負は1月13日に放送した。
- ^ 国務大臣と有識者または有識者のみの出演と同じく、円形のテーブルを用いる。長方形を正方形に配したテーブルの場合もある。座席は与党が右、野党は左である。スケジュールの都合上、地方局スタジオから出演または番組制作者や司会者が党本部などへ出向いて事前収録する場合がある[注 34]。
出典
[編集]- ^ 討論 - NHK放送史
- ^ 日本放送協会放送文化研究所 放送情報調査部 編『NHK年鑑'95』日本放送出版協会、1995年10月11日、192頁。
- ^ 1次補正、審議始まる=異例の休日返上-衆院予算委 時事通信 2011年4月29日閲覧
- ^ 日曜討論公式サイト・放送記録2014
- ^ “「大阪」「びわ湖毎日」マラソン統合が正式決定”. 毎日新聞 (2021年7月14日). 2023年2月20日閲覧。
- ^ “NHK日曜討論公式@nhk_touronのツイート”. Twitter (2022年2月27日). 2023年2月20日閲覧。
- ^ “NHK日曜討論公式@nhk_touronのツイート”. Twitter (2023年5月21日). 2023年5月22日閲覧。
- ^ “日本語ニュース・番組の海外向けインターネット配信拡充について”. NHK国際放送局 (2022年4月1日). 2022年4月5日閲覧。
- ^ “「NHKインターネット活用業務実施基準(素案)」について”. 日本放送協会. p. 3 (2020年9月15日). 2022年4月5日閲覧。