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放課後シリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
放課後シリーズ
小説
著者 日向章一郎
イラスト みずき健[注 1]
穂波ゆきね[注 2]
出版社 集英社
レーベル コバルト文庫
刊行期間 1988年 - 2001年
巻数 全23巻
OVA
原作 日向章一郎
監督 村山靖
キャラクターデザイン 丸山泰英
音楽 池毅
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベルアニメ
ポータル 文学アニメ

放課後シリーズ」(ほうかごシリーズ)は、日向章一郎による日本ライトノベルシリーズ。コバルト文庫集英社)より1988年から2001年まで刊行された。

ストーリー

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幼馴染同士であるケンイチとミサコは幼稚園からずっとクラスが一緒だった。そんな2人はなぜかさまざまな事件に遭遇する。

主な登場人物

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秋月 ケンイチ(あきづき ケンイチ)
この作品の主人公の一人。8月26日生まれの乙女座O型。勉強は苦手だがスポーツ万能。水泳部所属。漢字では「秋月健一」と表記する。
設定ではスポーツ刈りだったが、モノクロではスミベタで普通の男子高校生の髪型になっている。
家族は両親(父親は中学教師)と結婚した姉がいる。若干シスターコンプレックスの気がある。
普段の性格は能天気で少し好色なところがあり、それが原因で災難に遭う事が多く、ミサコともしょっちゅう喧嘩になってしまう。しかし腕っ節が強く、いざと言う時は勇敢で行動力があり、事件の解明はできないまでも、逆上した犯人から何度かミサコを救っている。
こうして多くの事件を解決して行く内少しずつ一人の男として成長し、ミサコとの絆も強固にしていく。
コラボ作品ではミサコの従妹のノリミに「麦倉先生とリョウ君を足して2で割ったみたい」と指摘されている。
渡辺 ミサコ(わたなべ ミサコ)
この作品のもう一人の主人公。『星座シリーズ』の大野ノリミとはいとこ同士で、8月30日生まれの乙女座A型。漢字では「渡辺 光咲子」と表記する。
身長は153センチ。髪色はモノクロではケンイチと同じスミベタで、中学時代はおかっぱ、高校生以降は若干ウェーブのかかったセミロングである。
頭脳明晰で、事件解決はもっぱら彼女の役目。
好色で少々だらしないケンイチとは喧嘩も多いが、本当は幼い頃からケンイチを愛しており、様々な事件を通じて彼との関係は少しずつ親密になっている。
著者から「スーパーガールになり過ぎた」と言及されており、その反省から「『星座シリーズ』のノリミは普通の子を目指した」そうである。
雪野 ヒロオ(ゆきの ヒロオ)
ケンイチとミサコの高校・大学の同級生。髪色はモノクロでは白抜きで、長くも短くも無い一般的な髪型。眼鏡をかけているのが特徴。漢字表記は「雪野 裕生」。
若干ナルシストで正義感が強いが軟弱で喧嘩はからっきし弱い。しかしかなり打たれ強く、善良で優しい性格の持ち主。
影のある娘が好きらしく様々な女の子に惚れるが、うまく行ったためしがない。
元々はミサコが好きだったが、彼女がケンイチを好きと知り諦める。しかしその後も彼女の身を案じている。
ある事件では主役を務めている。
風祭 秀樹(かざまつり ひでき)
ケンイチとミサコの2年後輩。小柄で華奢な少年。年の離れた姉がいる。
生意気だが弱虫で、自身が疑われた時は半泣きだった。
ミサコのことが大好きで小6の時から頻繁にミサコとケンイチの周りに出没していた。
岬 翔太(みさき しょうた)
ケンイチとミサコの中学時代の同級生。異性からの人気が高い。ミサコのことが好きだったが、ある事件をきっかけにミサコがケンイチを好きである事を知り、以降はケンイチとミサコを応援するようになる。違う高校に行ったため、高校生編やキャンパス編には登場しない。
初登場時は名前が「耕二(こうじ)」だったが、中学生編で現在の名になった。
小暮 あゆみ(こぐれ あゆみ)
ケンイチの7歳年の離れた姉。性格は豪快で、ケンイチが幼い頃は対等に喧嘩をしていた。現在は結婚し、大阪で暮らしている。

既刊一覧

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CD

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ドラマCD

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『放課後のトム・ソーヤー』はCD・カセットとして音声化されている(1993年3月発売)。

キャスト

ミュージック・ストーリー

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「放課後のティンカーベル」(音物語(ミュージックストーリー))というタイトルで1992年6月17日に発売された。

OVA

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『放課後のティンカー・ベル』は1992年7月にOVAが発売されている。

キャスト
スタッフ

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 『放課後のウィリアム・テル キャンパス編』まで
  2. ^ a b 『放課後のシャーロック・ホームズ』以降

出典

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  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n 放課後のティンカー・ベル”. allcinema. 2023年8月23日閲覧。