稲穂 (札幌市)
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(手稲稲穂から転送)
稲穂 いなほ | |
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北緯43度7分42.3秒 東経141度13分20.4秒 / 北緯43.128417度 東経141.222333度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 北海道 石狩振興局 |
市町村 | 札幌市 |
行政区 | 手稲区 |
人口 | |
• 合計 | 12,954人 |
等時帯 | UTC+9 (JST) |
郵便番号 |
006-0031〜35 006-0039 |
市外局番 | 011[2] |
ナンバープレート | 札幌 |
北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線以南の地域で、北西から南東に国道5号と札樽自動車道が走る。
市街化地域は稲穂1条から5条まで分けられており、南西の山岳部は手稲稲穂と呼ばれる。
歴史
[編集]1872年(明治5年)ころ、青森県の南部地方から入植者たちが訪れた[3]。近隣の前田は泥炭湿地、また山口は砂丘と農耕不適地が多い中で、手稲山北部の丘陵から続く平坦な原野が広がるこの地域は、比較的開墾が可能であった[3]。そのため入植者たちは、1俵15銭の炭焼きで生活費を稼ぎつつ、泥田の開墾に力を注いだ[3]。
1942年(昭和17年)の字名改正に際し、農耕に従事した先人の労苦をしのんで「稲穂」と命名された[4]。つまりは日本語由来の名称であり、北海道各地に散見される、アイヌ語の「イナウ」に由来する稲穂地区とは起源が異なる[4]。
地域の発展は近隣と比較すると遅れがちで、長らく農地が広がっていたが、1970年代後半から急激に宅地化が進行し、一時は日本一の地価上昇率を記録したこともあった[3]。
住所
[編集]町丁 | 郵便番号 |
---|---|
稲穂1条1丁目~8丁目 | 006-0031 |
稲穂2条2丁目~8丁目 | 006-0032 |
稲穂3条1丁目~7丁目 | 006-0033 |
稲穂4条1丁目~7丁目 | 006-0034 |
稲穂5条2丁目~7丁目 | 006-0035 |
手稲稲穂(番地) | 006-0039 |
交通
[編集]鉄道
[編集]道路
[編集]ジェイ・アール北海道バスがバス路線(札樽線)を開設しており、稲穂3条に手稲営業所を設置している。
施設
[編集]- 手稲稲穂二条郵便局(稲穂2-3)
- ジェイ・アール北海道バス手稲営業所(稲穂3-4)
- NICHIJO稲穂工場(稲穂3-6)
- 札幌市立稲穂中学校(稲穂4-2)
- 札幌市立稲穂小学校(稲穂4-5)
- 北海道手稲養護学校(稲穂3-7)
- 北海道札幌稲穂高等支援学校(稲穂4-7)
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 『札幌地名考』北海道新聞社〈さっぽろ文庫1〉、1977年9月26日。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]星置・星置南 | 曙 | |||
金山 | ||||
稲穂・手稲稲穂 | ||||
手稲金山 | 手稲本町 |