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太鼓ユニット我龍

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
我龍から転送)
太鼓ユニット我龍-garyu-
左)香本俊介 中央)竹内裕樹 右)竹内孝志
基本情報
原語名 日本語
出身地 日本の旗 日本広島県府中市
ジャンル 和太鼓ドラムインストロメンタル
活動期間 2005年[1] -
レーベル オフィス我龍
事務所 オフィス我龍
公式サイト 太鼓ユニット我龍 公式サイト
メンバー 竹内孝志 - 和太鼓
香本峻佑 - ドラム
竹内裕樹 - 和太鼓

太鼓ユニット我龍(タイコユニットガリュウ)は、広島県府中市福山市で結成されたプロの和太鼓ドラムを中心としたユニット[2]2005年に結成された[3]

概要

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ドラムと和太鼓を中心に様々なアーティストと融合することにより、様々な表現を行っている。地元の伝統芸能伝説を題材として作曲された曲もあり[3]、地域に根ざした活動を行っている。一方で、海外公演も行うなど、日本の太鼓文化の発信と普及にも力を入れている。太鼓は直径30cmから最大160cmの太鼓が使用され[3]年間70公演(2013年実績)をこなす[3]。地元の自然と文化から着想した曲を、ドラムと和太鼓を融合させて表現する曲が主と演奏される[3]

沿革

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結成まで

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代表は竹内孝志[3]。竹内は高校3年生のときに友人から勧められるままに、福山市の社会人グループに加わり和太鼓を始めた[4]。広島市内の大学に進学後も団体を変えて活動は継続した[4]。20代の頃には島根県浜田市匹見町を拠点とする今福座のもとに3年間ほど毎週通い太鼓の技術を高めた[3]

我龍の結成

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2005年2月、和太鼓打ちとしてソロ活動を行っていた竹内孝志[4]とドラマーの香本俊介が、尾道市内のライブハウスで偶然出会う。お互いの演奏スタイルに共鳴し一度の練習で演曲『躍進-yakushin-』を完成させ太鼓ユニット我龍-garyu-を結成した。『我龍』という名称は、自分たち流という意味と、龍のように昇る勢いを、という思いを込めて名付けられた[5]。広島県府中市諸毛町に事務所を構える[6]

その後の活動

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2005年の高知よさこい祭りに参加し[4]金賞を受賞した。2006年の高知よさこい祭りでも優秀賞を受賞した。

2007年、孝志の弟で和太鼓打ちの竹内裕樹をメンバーに加えた[7][6]。同年ファーストアルバム『GARYU』を発売、その音源はラスベガス展示会でも使用された。この年広島で行われる中国地方最大規模の野外イベント「SETSTOCK'07」にも出演した[8]

2008年、全国ライブツアーを開始[4]。また4月21日の山陽自動車道福山サービスエリアのリニューアルオープンイベントにも出演している[9]

2009年、府中市文化センター大ホールで「我龍Concert2009」を開催[10]。9月18日には広島市のアステールプラザでもコンサートを開いた[7]

2010年、DVD『我龍Concert2009』を発売、上海万博アジアステージ、さいたまスーパーアリーナすわんどライブにおける公演や、くまがやドーム和太鼓日本一決定戦にゲスト出演した。

2011年9月18日には広島アステールプラザ大ホールで「我龍Concert2011」を行った[7]

2012年3月3日RCC中国放送主催の東北復興イベント「RCC絆プロジェクト 太鼓deこまち ~響け!東北再生太鼓~」へ、津軽三味線と和太鼓「閃雷」の和太鼓奏者4人による、宮城のアンサンブルカルテット「族―Yakara―」とともに出演した[11]。 4月22日には2NDアルバム【我リュウイズム】を発売[12]。広島みなと公園で10月に開催された和太鼓フェスティバルでは竹内が実行委員長を任せられた[4]

2012年4月から2013年6月まで、全国32カ所のライブハウスなどを回った「我リュウイズムツアー」を実施[6]

2013年 我リュウイズムツアーの最後は府中市文化センターで公演が行われ1500人が観客が集まった[6]。台湾のThe Wallにて公演・台湾のバンドAnthelionと初共演。

2014年 ふるさと祭り東京(東京ドーム)出演、関西コレクション(京セラドーム)出演、シンガポールツアー(ディスカバリーセンター)

2015年 我龍10周年アリーナ2daysコンサート(3000席 sold out)、フランスツアー(マルセイユ市庁舎)

2016年 我龍1stシングルCD『天地翔-rimix-』7月27日全国のTSUTAYAから発売、全国TSUTAYAランキングインディーズチャート3位

我龍DVD『我龍アリーナコンサート』8月24日全国のTSUTAYAから発売、全国TSUTAYAランキングDVDチャー11位

2017年 日韓交流お祭りinソウルに出演

2018年 4月8日開催のFISE後夜祭に出演[13]

3rdアルバムCD『AWAKEN-覚醒-』4月18日全国発売

2019年1月9日放送の『ひろしま満点ママ!!』(テレビ新広島)で森本ケンタギタリスト)が太鼓ユニット我龍と海外ライブを含めた広島と世界を繋ぐコラボ活動を行っていくことを発表。

2019年12月 4thアルバムCD『HEROES』リリース。また、テレビ新広島『ひろしま満点ママ!!』の生中継コーナー「どこいる!?ライブ」に竹内兄弟の父がHEROESのジャケットのTシャツを着て出演しごんぼう畑にて市場里奈アナウンサーと共に地元のお祭り「ごんぼう祭り」を告知した。

メンバー

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  • 竹内孝志 - 和太鼓(2005年 - ) リーダー、および、オフィス我龍 代表
  • 竹内裕樹 - 和太鼓(2007年 - ) 竹内孝志の実弟[1]
過去のメンバー
  • 香本峻佑 - ドラム(2005年 - 2020年)

ディスコグラフィ

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シングルCD

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  1. 天地翔-remix-(2016年7月27日、GRCD-003) TSUTAYA×我龍
  2. PECEDRUM(2017年11月22日、GRCD-004) ピーターマルコ×我龍

アルバムCD

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  1. GARYU(2007年1月27日)
  2. 我リュウイズム(Gryuism)(2012年4月22日、GRCD-002/B)DVD付き2枚組
  3. AWAKEN-覚醒-(2018年4月18日、GRCD-005)
  4. HEROES(2019年12月28日、GRCD-006)

DVD

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  1. 我龍 Concert 2009(2010年3月7日、GRDVD-1)
  2. 我リュウイズムTour Final Concert(2014年4月29日、GRDVD-02)
  3. 我龍10周年アリーナコンサート(2016年8月24日、GRDVD-03) TSUTAYA×我龍

テレビ

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ラジオ

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レギュラー
  • 我龍放送部のリズム&ビート(2016年4月4日 - 2021年3月、エフエムふくやま RADIO BINGO 77.7MHz) 毎週月曜19:30~20:00[14]
  • イブニングステーション(2021年4月 - 、エフエムふくやま RADIO BINGO 77.7MHz)第2.第4.第5月曜コーナー「我龍放送部のリズム&ビート」18時20分 -
ゲスト

CM

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  • 府中家具の館(2017年11月[15] - ) 我龍が出演し「陽炎」を演奏。

特記事項

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  • イトーヨーカドー福山店は、我龍の太鼓の音を使った同店の15周年記念セールのCMを、テレビ新広島と広島テレビで1日数回、2014年4月27日まで放送した[3]
  • 2014年3月に開催された、府中市市制60周年記念式典のために、B級グルメがテーマの「打楽(だがく)府中焼き」を作曲し披露している[3]

脚注

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  1. ^ a b 太鼓ユニット「我龍」初アルバム 4月8日に福山で発売記念ライブ”. 山陽新聞 (2018年3月30日). 2018年4月16日閲覧。
  2. ^ 和太鼓フェス 実りのリズム、競演 ♪広島で来月5日 /広島県 2014.09.19 朝日新聞 大阪地方版/広島 31頁 備後 写図有 (全511字)
  3. ^ a b c d e f g h i 迫力 太鼓、音比べ 来月2日、府中市で演奏会 /広島県 2014.07.25 朝日新聞社 大阪地方版/広島 31頁 備後 写図有 (全477字)
  4. ^ a b c d e f こんにちは広島:和太鼓フェスティバル実行委会長・竹内孝志さん /広島 毎日新聞 2012.10.23 地方版/広島 24頁 写図有 (全681字)
  5. ^ [ぴぃぷる]鈴木厚子さん、竹内孝志さん=広島 読売新聞 2009.05.23 大阪朝刊 24頁 写有 (全904字)
  6. ^ a b c d 打ち鳴らす、山の息吹 太鼓ユニット「我龍」、府中ライブをDVD化 /広島県 朝日新聞 2014.04.23 大阪地方版/広島 33頁 備後 写図有 (全1,120字)
  7. ^ a b c 和洋の打楽器 魅力味わって 広島・府中の太鼓ユニット「我龍」”. 山陽新聞 (2011年9月14日). 2012年2月12日閲覧。
  8. ^ 広島音楽本5”. タウン情報誌ウィンク (2007年11月27日). 2012年2月12日閲覧。
  9. ^ 福山SAに瀬戸の風 改装オープン飲食店を充実”. 週間中国新聞経済メールマガジン (2008年4月21日). 2012年2月12日閲覧。
  10. ^ 地元府中で感謝太鼓公演へ”. 47NEWS (2009年5月26日). 2012年2月12日閲覧。
  11. ^ 広島で東北復興イベント、がれきから再生された和楽器を演奏”. 東京ウォーカー (2012年3月2日). 2021年9月30日閲覧。
  12. ^ 和太鼓とドラムで新アルバム”. 中国新聞 (2012年4月30日). 2012年5月24日閲覧。
  13. ^ 『FISE Hiroshima 2018』4月8日 後夜祭 開催決定!”. SankeiBiz (2018年3月9日). 2018年4月16日閲覧。
  14. ^ エフエムふくやま77.7MHz タイムテーブル”. エフエムふくやま77.7MHz. 2018年4月16日閲覧。
  15. ^ 我龍との新CMのプロジェクト - 府中家具の館”. 府中家具の館. 2018年4月16日閲覧。

外部リンク

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