成安造形短期大学
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成安造形短期大学 | |
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大学設置 | 1950年 |
創立 | 1920年 |
廃止 | 2006年 |
学校種別 | 私立 |
設置者 | 学校法人大阪成蹊学園 |
本部所在地 | 京都府長岡京市調子1-25-1[注釈 1] |
学部 |
服飾文化学科 造形芸術科 |
研究科 |
造形芸術専攻 服飾文化専攻 |
成安造形短期大学(せいあんぞうけいたんきだいがく、英語: Seian Junior College of Art and Design[注釈 2])は、京都府長岡京市調子1-25-1[注釈 1]に本部を置いていた日本の私立大学である。1950年に設置され、2006年に廃止された。
概要
[編集]大学全体
[編集]- 京都府長岡京市に所在した日本の私立短期大学で、設置主体は学校法人大阪成蹊学園[1]。
- 国内で最初に認可された短期大学149校[注 1]の1校として、1950年に京都成安短期大学として1学科体制で開学した[2]。同年末に成安女子短期大学と改称。1993年に男女共学となる。学科は名称変更なされたものの、2学科と変わりはなし[注 2]。
- 2001年、経営母体を学校法人京都成安学園から学校法人大阪成蹊学園に変更される。キャンパスは京都府長岡京市内にあったが、大阪成蹊大学芸術学部となったあと、大学の大阪・相川キャンパスへの統合に伴い、成安造形短期大学時代の校舎は全て建て替えられ、2014年9月1日から立命館中学校・高等学校になっている。
- 2002年度の入学生を最後に[注釈 3]、短期大学としての使命を終える[注釈 4]。
建学の精神(校訓・理念・学是)
[編集]- 成安造形短期大学の建学の精神はその由来は「成安」の名にこそある。「成」とは、成し遂げること。「安」とは、安寧であること。 つまり 「成安」とは人の和を大切に、一人ひとりが自己の使命を追求し、全うし続けることを通じて、心安らぐ平和な社会をつくることに貢献するという意味である。
教育および研究
[編集]- 1920年、教育者の瀬尾チカ(1887年12月30日 - 1956年11月20日没)の創立による成安裁縫学校が起源となっていることから、開学以来とりわけ被服や服飾デザイン関連の教育には力をいれていた。
- ファッションおよび造形美術やデザインに関する専門教育が行われていた。
学風および特色
[編集]- 元々は、女子短大であったが共学化された。
- 学生の一大イベントとしてファッションショーが催された。
沿革
[編集]- 1920年
- 成安裁縫学校が創設される。
- 1923年
- 京都成安女子学院に改組される。
- 1940年
- 京都成安高等女学校に改組。
- 1946年
- 京都成安女子専門学校に改組。
- 1949年
- 1950年
- 1951年
- 1954年
- 1957年
- 1958年
- 1967年
- 1976年
- 1981年
- 1987年
- 1988年
- 1990年
- 1992年
- 1993年
- 1994年
- 1996年
- 4月1日 大学評価・学位授与機構認定の専攻科服飾文化専攻が設置される。
- 1999年
- 2001年
- 2002年
- 2006年
基礎データ
[編集]所在地
[編集]- 京都府長岡京市調子1-25-1[注釈 1]
象徴
[編集]- 成安造形短期大学のカレッジマークは右記資料にあり[55]。
教育および研究
[編集]組織
[編集]学科
[編集]学科の変遷
[編集]- 被服科
- 第一部→服飾文化学科
- 第二部 入学定員80名[注 21]
- 意匠科→造形芸術科
専攻科
[編集]別科
[編集]取得資格について
[編集]附属機関
[編集]- 総合芸術研究所
- 附属図書館
研究
[編集]学生生活
[編集]学園祭
[編集]- 成安造形短期大学の学園祭は「白妙祭」と呼ばれていた。
大学関係者と組織
[編集]大学関係者一覧
[編集]大学関係者
[編集]- 歴代学長
施設
[編集]- 女子学生を対象とした学生寮があった。
対外関係
[編集]他大学との協定
[編集]系列校
[編集]社会との関わり
[編集]- 公開講座を執り行っていた。
卒業後の進路について
[編集]関連項目
[編集]関連サイト
[編集]注釈
[編集]注釈グループ
[編集]- ^ a b 現在は、立命館中学校・高等学校の所在地となっている。
- ^ a b 出典[63]
- ^ a b 平成15年度より学生募集停止[1]。
- ^ a b 出典[3]
- ^ a b 現在の文部科学省。
- ^ a b 右記資料が増設された旨の記載の初見となっている[16]
- ^ a b c d 出典[17]
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 女のみ
- ^ 出典[35]。右記資料にも移転の記載あり[36]。
- ^ a b 最終募集となった2002年における体制[54]。
補足
[編集]- ^ うち私立短期大学132校
- ^ ただし、第二部は廃止。
- ^ 短期大学名京都成安短期大学
- ^ 出典[4][5][6]。
- ^ 出典[7][8]
- ^ 出典[9][10][11]
- ^ 出典[12][13]
- ^ これにより、被服科第一部は被服科に改称。
- ^ 出典[20]。これにより、被服専修第一部は被服専修に改称。
- ^ 出典[21]。なお、既存の被服科の入学定員については、80→60に減員[22]
- ^ 出典[24][25]。昨年度の資料[26]及び本年度のそれ[27]も其々参照のこと。
- ^ 出典[29]。昨年度の資料[30]及び本年度のそれ[31]も其々参照のこと。
- ^ 出典[38][39]。昨年度の資料[40]及び本年度のそれ[41]も其々参照のこと。
- ^ 出典[45]。うち1回生 507[46]
- ^ 出典[47]。昨年度の資料[48]及び本年度のそれ[49]も其々参照のこと。
- ^ うち男24
- ^ うち男16
- ^ うち男56
- ^ うち男42
- ^ うち男87
- ^ 出典[56]。学生募集の最終年は目下不詳。
- ^ 出典[57]。大学評価・学位授与機構
- ^ 大学評価・学位授与機構
- ^ 最終募集となったとされる1956年における体制[59]。
- ^ おおむね1998年度入学生まで[60]。当初は、被服科第一部・第二部において中学校教諭ほか高等学校教諭免許状(家庭)の教職課程を併設[61]
出典
[編集]- ^ a b 文教協会'2003.
- ^ 官報 1950年09月14日より。
- ^ 文教協会'2007.
- ^ 文部省a, p. 32.
- ^ 文部省b, p. 1.
- ^ 日本教育年鑑より。
- ^ 全国学校名鑑 昭和25年版より。
- ^ 旺文社1950-01, p. 89.
- ^ 文部省c, p. 4.
- ^ 全国大学大観 昭和30年版より。
- ^ 日本大学大鑑 1977年版より。
- ^ 短期大学一覧 昭和25年5月1日現在より。
- ^ 文部省d, p. 8.
- ^ 官報 1950年12月22日より。
- ^ 学校法人名簿 昭和32年度より。
- ^ 短期大学一覧 昭和28年度 (短期大学資料)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和26年度 (短期大学資料 ; 第3号)より。
- ^ 文部省'54, p. 1379.
- ^ 短期大学一覧 昭和32年度 (短期大学資料 ; 第18号)-16コマ目-より。
- ^ 短期大学一覧 昭和32年度 (短期大学資料 ; 第18号)-22コマ目-より。
- ^ 大学資料 (11)より。
- ^ 短期大学一覧 昭和33年度 (短期大学資料 ; 第19号)より。
- ^ 文部省'58, p. 23.
- ^ 短期大学一覧 昭和42年度 (短期大学資料)より。
- ^ 大学資料 (22)より。
- ^ 短期大学教育 (20)より。
- ^ 短期大学教育 (22)より。
- ^ 文部省'67, p. 38.
- ^ 文部省大学局技術教育課'1976.
- ^ 短期大学教育 (33)より。
- ^ 短期大学教育 (34)より。
- ^ 文部省'76, p. 48.
- ^ 全国短期大学一覧 昭和56年度より。
- ^ 全国学校総覧 昭和57年版より。
- ^ 府政ガイドブック -昭和62年度版-より。
- ^ 大学創造 (1)より。
- ^ 文教協会'1987, p. 187.
- ^ 文教協会'1988.
- ^ 大学資料 (106)より。
- ^ 短期大学教育 (44)より。
- ^ 短期大学教育 (45)より。
- ^ 文部省'88, p. 68.
- ^ 文教協会'1990.
- ^ 文部省'90, p. 70.
- ^ 文部省'92, p. 74.
- ^ 旺文社'1992.9, p. 356.
- ^ a b 文教協会'1993.
- ^ 短期大学教育 (49)より。
- ^ 短期大学教育 (50)より。
- ^ 文部省'93, p. 76.
- ^ 文部省'94, p. 78.
- ^ 文部省'99, p. 76.
- ^ 文教協会'2001.
- ^ a b 文教協会'2002.
- ^ 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会'1980, p. 253.
- ^ 短期大学一覧 昭和31年度 (短期大学資料)より。
- ^ a b 旺文社'2000.05, p. 326.
- ^ 文教協会'1987, p. 194.
- ^ 短期大学一覧 昭和31年度 (短期大学資料)より。
- ^ 梧桐書院'1998.3, p. 416.
- ^ 文部省e, p. 43.
- ^ 成安女子短期大学紀要より。
- ^ 成安造形短期大学紀要より。
- ^ 旺文社'2000.05, p. 454.
参考文献
[編集]1949年短大設置申請分
[編集]- 文部省『申請大学、短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
- 文部省『短期大学審査状況』(PDF)文部省 。
- 旺文社『蛍雪時代 19(10);昭和25年1月號』旺文社 。
- 文部省『短期大学審査状況-認可分-』(PDF)文部省 。
- 文部省管理局管理課『昭和25年5月1日現在 短期大学等一覧』(PDF)文部省 。
教員養成機関
[編集]- 文部省大学学術局『教員養成課程認定大学短期大学一覧 : 附指定教員養成機関一覧. (昭和30年) / (編)』(PDF)文部省 。
全国学校総覧
[編集]- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和30年版』青葉書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和34年版』東京教育研究所 。
- 文部省調査局統計課『全国学校総覧 昭和43年版』東京教育研究所 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和52年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 昭和64年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1991年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1993年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1994年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 1995年版』原書房 。
- 文部省『全国学校総覧 2000年版』原書房 。
全国短期大学高等専門学校一覧
[編集]- 文部省『短期大学一覧 昭和51年度 (短期大学資料)』文部省大学局技術教育課 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 昭和62年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 1988年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成2年度』文教協会 。
- 文部省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成5年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成13年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成14年度』文教協会 。
- 短大・高専教育研究会監修『全国短期大学・高等専門学校一覧 平成15年度』文教協会 。
- 文部科学省『全国短期大学高等専門学校一覧 平成19年度』文教協会 。
日本の私立短期大学
[編集]- 日本私立短期大学協会短期大学広報委員会『日本の私立短期大学』日本私立短期大学協会短期大学広報委員会 。
蛍雪時代
[編集]- 旺文社編集『全国短大&専修・各種学校受験年鑑'93年(短大蛍雪 1992年9月臨時増刊号)』旺文社 。
- 旺文社編集『短大・学科内容案内号 2001 2001年受験用』旺文社 。
短期大学案内(梧桐書院)
[編集]- 梧桐書院編集部『全国短期大学案内 1999年版』梧桐書院 。