ベルモンドの怪盗二十面相
表示
(怪盗二十面相から転送)
ベルモンドの怪盗二十面相 | |
---|---|
L'Incorrigible | |
監督 | フィリップ・ド・ブロカ |
脚本 |
フィリップ・ド・ブロカ ミシェル・オーディアール |
原作 |
アレックス・ヴァロー 『Ah mon pote』 |
製作 |
アレクサンドル・ムヌーシュキン ジョルジュ・ダンシジェール |
出演者 |
ジャン=ポール・ベルモンド ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド |
音楽 | ジョルジュ・ドルリュー |
撮影 | ジャン・パンゼ |
編集 | フランソワ・ジャヴェ |
製作会社 | セリト・フィルムズ 他 |
配給 | コロンビア ピクチャーズ |
公開 |
1975年10月15日 1976年5月1日 |
上映時間 | 99分 |
製作国 | フランス |
言語 | フランス語 |
『ベルモンドの怪盗二十面相』(ベルモンドのかいとうにじゅうめんそう、L'Incorrigible)は、1975年のフランスの犯罪コメディ映画。監督はフィリップ・ド・ブロカ、出演はジャン=ポール・ベルモンドとジュヌヴィエーヴ・ビュジョルドなど。アレックス・ヴァローの小説『Ah mon pote』を原作としている。
ストーリー
[編集]ビクトール・ボーチエは、二十の顔、二十の名前と二十の愛人を持つ詐欺師で泥棒。出所後も相変わらずのビクトールだが、自分を担当する保護観察官のマリー=シャルロットに一目惚れしてしまう。ビクトールはいつも通りの口八丁手八丁で彼女の心を射止めるが、マリー=シャルロットの父親が館長を務める美術館にエル・グレコの祭壇画があることを知ると、泥棒仲間の父カミーユとラウールの3人でそれを盗み出すことにする。 トラブルはあったものの計画通りに盗みに成功した3人は、祭壇画と引き換えに政府から大金をせしめる。手に入れた金でマリー=シャルロットと暮らし始めたビクトールだったが、穏やかな生活が性に合うわけはなく、結局、彼女を捨てて父親のもとに戻る。
キャスト
[編集]- ビクトール・ボーチエ: ジャン=ポール・ベルモンド - 出所したばかりの大泥棒。
- マリー=シャルロット・ポンタレック: ジュヌヴィエーヴ・ビュジョルド - ビクトールの保護観察官。
- カミーユ: ジュリアン・ギオマール - ビクトールの父。泥棒。
- ラウール: シャルル・ジェラール - ビクトールの泥棒仲間。
- 警視総監: ダニエル・チェカルディ
- エレーヌ: キャプシーヌ - ビクトールのかつての愛人。
- タチアナ・ネグレスコ: アンドレア・フェレオル